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カテゴリ:ドイツ旅行
午前中ベルガモン博物館を見学。
12時に去年我が家にホームステイしたトーマスさんとホテルで会う約束がして有ったので急いで帰る。 ホテルで落ち合いそれからはトーマスさんのガイドでベルリン観光。 コースは「洗濯機」から始まる。 最初に見えた建物の外観がまるでドラム式洗濯機だった。彼がみんなが「そう言っている」と言うのだった。 観光客の人混みを避けフンボルト大学校内の講堂や哲学者たちの肖像画の廊下、大学で一番古い建物を抜けて、シュプレー川。 メルケルさん家(ドイツ首相)ドアを見学して、ガイドブックに載っている国立歌劇場では無く、トーマスさんが好きな誰もいない町の小さな古い劇場。 そして、毎日毎日彼が一日中閉じこもって勉強する公立図書館に連れて行ってもらった。しかし、そこはセキュリティーが厳しかった。まず使用許可証保持者で無ければ入れない。彼は受付のおばさんに交渉する。おばさんに、「15分後に案内してやるから時間潰して来て」と言われ、学生たちの出入りしているカフェでお茶。 15分で戻るとおばさんたくさんの鍵をジャラジャラして待っていた。荷物を全て(もちろんハンドバックも)クロークに預ける。おばさん、ドアを通るたびに鍵を開ける。一階にずらっと低めの本棚が並び、その迷路のような間を歩く。人々が静かに勉強していた。建物は大きな吹き抜けになって居て、ぐるりと囲んだ中2階には2畳程の全面ガラス張りのスケスケ個室が20室ほど。彼も1年間賃貸契約している個人のレンタル勉強部屋である。 彼の部屋の隣には女性が無音の中で勉強していた。スケスケだから何をしているかどこからでも全部分かる。最後は個人の鍵。鍵を忘れて入れなかった彼のルームの机の上には積まれた哲学書と水筒。 みんなの勉強の邪魔しないように、そうっとそうっと見学したのであった。 それからはチェックポイントチャーリーや壁跡のポールなどを見て最後はまたブランデンブルグ門の近くのホロコースト記念モニュメント。 夜は地下鉄に乗って住宅街の中のあるレストランでトーマスさんのお母さん、お兄さんと一緒に食事をした。 彼のお父さんは? 実はその日の全部の料理は彼のお父さんがウサギ夫婦の為に腕を振るって作ったお母さんのふるさと、黒い森地方の郷土料理だった。 そこはトーマスさんのお父さんのレストラン。 トーマスさんパパの料理 posted by (C)灰色ウサギ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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