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カテゴリ:ドイツ旅行
フランス人は不親切か親切か。
旅行から帰って来て、フランス人についての本を読んだら、フランス人はおもしろくもないのに初めての人に笑わない。店員だって先ず自分の用事を優先する。日本のような親切を期待してはいけないと書いてあった。 さもありなんと後で納得したことしきり。それを最初に知っていたらコルマールのレンタサイクルのおばさんの態度も普通なのかな。 絵本から飛び出たような現実離れした夢の街コルマールに酔いしれ、ちょっとばかりハードル高くなったフランスの電車でコルマールからストラスブールに向かった。 クリスマスマーケットで有名なストラスブール。 ドイツ領に成ったり、フランス領に成ったり。だからドイツ人はストラスブルグと呼び、今はフランスなのになぜか街中にはプチ・フランスという地区が有る。 ドイツ国境のザールブリュッケンも花がきれいな街だった。あそこは最後は住民投票でドイツになることを選んだどこかフランスの香がするドイツの街だ。 ストラスブールはドイツの香がする町中花だらけのフランスの街。 ストラスブール posted by (C)灰色ウサギ ストラスブール プチフランス posted by (C)灰色ウサギ そしてやはりそこはフランス。 パティスリー、キッシュやさん、パン屋さん、カフェ、お菓子は何処もおいしく洗礼されていて、何より何処もかしこもディスプレーがすごく素敵だった。 ストラスブール キッシュ posted by (C)灰色ウサギ ストラスブール 花屋さん posted by (C)灰色ウサギ ストラスブール posted by (C)灰色ウサギ ストラスブール パティスリー posted by (C)灰色ウサギ 暑い暑い熱波が押し寄せていた日。 何回も街歩きの間に冷房が効いたホテルのロビーのカフェに戻ったり、チョコレートやさんなら冷房が有るかとイートインでお茶を飲んだり、ケーキ屋さんんでエクレアを食べながら涼んだりしてもなお、暑さのために夫はホテルでお昼寝モードに入ってしまった。 やった!ついに一人だけで街歩き。 実は外国の街の独り歩き大すきなウサギなので、「ちょっと探検してくるね」とホテルを抜け出す。大聖堂、インフォメーションで地図を貰い、街中観光おもちゃ列車や運河遊覧船の時刻を聞きうろうろ歩く。 ストラスブール大聖堂 posted by (C)灰色ウサギ パン屋さんで「アン クワッサン シルブプレ」「あ、小さいクグロフもください」。 ほんわか体型の年配の店員さん、滑舌悪くクグロフとなかなか発音できない私のフランス語のたどたどしさに笑いながら「メルシー、マダム」とパンを包んでくれた。 とても親切なフランス人。 ストラスブールパン屋さん posted by (C)灰色ウサギ スーパーで牛乳とチーズとハムとヨーグルトを買う。 スーパーだからレジの人は普通。 パゲットとバタールばかり売っている小さいお店で、バタールを買う。 アフリカ系の若い店員さん、無愛想にバタールを紙に包んでテーブルに投げるように置いた。 日本人から見ればちょっと不親切に写る。 フランス人のように紙袋からバタールの頭を少し出して持って歩く。 あ、そうそう、スーパーでパンに塗るバターかジャムかパテを買うのを忘れた。 ホテルの手前ではちみつやさんが有ったので飛び込んで、「パンにつけるので蜂蜜ください」。 店員さんいろんな種類の蜂蜜を説明しておまけにいろいろ試させてくれた。 「あなた英語上手ね」おや、誉められた。お世辞でもうれしい。フレンドリーで優しいフランス人。 ホテルに帰って、夕食は買ってきたパンで昼寝から起きた夫と食べた。 ホテルは街の一等地に有って、四つ星だけど、フロントの女性はなんだか冷たくてとっつきにくい感じ。 翌朝、元気を盛り返した夫と、昨日下見した観光電車型バスで街を巡りプチフランスへ。 暑いから、歩くのは大変だろうと。 大聖堂の仕掛け時計を見学してから、今度は船に乗ってもう一度プチフランスへ。 「屋根の付いた船が良い?ない方が良い?どこから来たの?日本遠いわね」 切符売りの女性はとても親切でフレンドリーだった。 ストラスブール 遊覧船 posted by (C)灰色ウサギ プチフランスからホテルに戻ろうとトラムの切符販売機でボタンを押すがお金が入らない。 そこへ来たお孫さん連れの男性が、「壊れているから、あっち側で買ってあげる。一日券?一時間券?」 すごく親切だ。しかしこの方英語が話せないので、そしてわたし達フランス語が話せないので、身振り手振りでの会話だった。 ストラスブールトラム posted by (C)灰色ウサギ そう、わたしの出会ったフランス人は親切な人が多かったのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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