カテゴリ:今さら聞けない
高校時代・・・歴史や地理が苦手だった。特に、歴史は・・・ 苦手、と言うと、得意でないというニュアンスがあるが、 歴史はいつも赤点で、嫌いだった。 なんと言えばいいのか・・・ 年代を覚えて何になるのか、だからどうした・・・という劣等生の思いがあった。 だが、だが・・目からウロコの書物に出会った。 それは、ブログ友で、ブログにクロニクルを書かれている、ザビ神父さんが書かれた、 「シリーズ 黒船来襲 開国秘話」だ。 ザビ神父さんは、柿生郷土資料館専門委員。 「柿生郷土資料館情報・研究史」に、15回に分けて、黒船の来航と開国に関する史実を、 分かりやすく、克明に記している(不鮮明な画像、ご容赦)。 私が知っている黒船は、太平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった4杯で夜も眠れず 程度で、なぜ三浦半島だったのか、なぜ江戸ではなかったのか、という知識は無く、 そして、何のための開港なのか、肝心なことが分かっていなかったので、 目からウロコと言うにはあまりにも不適切な、史実を知らされた。 ザビ神父は「無能で無為無策の徳川政府がペリーの強硬な軍事的圧に屈し、 極端に不平等な条約を押し付けられた、というのは正しい理解でしょうか」 と書き始めていて、その理解が誤りであることを、整然と書かれている。 学生時代、このような教科書と先生に出会っていたなら、 私の人生は変わっていたに違いないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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