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テーマ:好きなクラシック(2372)
カテゴリ:映画その他の映像系?
オペラって、そもそも映像系なのか? それとも「聴覚」なのか?と、自らのカテゴリ分けでしばし不毛に悩んでみたりする。まぁ「観て」というくらいなんだから「映像系」でいいでしょう(って、違ってたって誰も気にしないよ、そんなの)。
以前、D.C.に来たときに、Domingoが監督をしているというWashington National Operaのポスターを見てまして、今回、D.C.に来たら、一度は絶対Washington Operaを観に行こうと思っていたのです。今回、昨日からD.C.に来ている友人も興味があるということだったので、本日、行ってきました。あーよかった。最高裁のときみたいに、気づいたらシーズン終わってました、にならなくて。 演目はTosca。Domingo自身は、滅多に出演しないらしいですが、会場のThe Kennedy Centerは、川沿いのいいところにあって景色は綺麗だし、ゲストの女性の衣装は華やかだし(思った以上に華やかだったので、これだったら、私ももう少し派手こくてもよかったなぁ、とちょっと思ったり)、Opera自体もなかなかだったし、行ってよかった楽しかったです(でも、チケット買った後で、同じ席が35ドルだっつうメールが来たのはちょっとむー。残席をこうやって全部捌いちゃうらしい)。それにしても、今日のCavaradossi役の人、すごいっす。今日は、Toscaの上演が2度あったのですが、夕刻の部のCavaradossi役の人が急遽出演できなくなったとかで、昼の部に出演した人が再び夕刻の部にも登場したですよ。それで、声に衰えがなかった。 自分が歌やってる(た)から分かるんですけど、そうそう続けて歌えるものじゃないっす。実際、私は前日に練習しすぎて発表会の本番当日、声が出ないという大ぽかをやらかしたことがありますです。終幕後、Cavaradossi役の人のカーテンコールのときに、会場中がスタンディングオベーションになったのも分かるっす。通路で、年配の男性が、「1日に二度なんて歌えるもんじゃないよ。すごいよ」と興奮してしゃべってたし。 しかし、本職のオペラ歌手の人って、どうして、座ったり寝たりしながら歌えるんでしょうねぇ。自分がまっすぐ立ってないと歌えないから見るたびに不思議です。今日なんか、聞かせどころの「歌に生き、恋に生き」だって、「星は光りぬ」だって、座って歌ってたものなぁ。 ちなみに、どっかへ行くと、必ずGift Shopへ寄ってしまう財布に穴が空いている私は、幕間にGift Shopへ行ってみたのですが、何と、そこで、キーロフ・バレエの「海賊」と「Kirov Classics」(というオムニバス物)のDVDを見つけちゃったですよ。キーロフ・バレエと言えば、私が好きなファルフ・ルジマートフ(←ルジマートフにふれた過去日記)がいるところで、「海賊」のアリは彼の当たり役です。思わず手にとってみたら、どっちにも、Faroukh Ruzimatovって書いてあるではないですかっ(喜) いや、キーロフの「海賊」VHS版だったら実家にあるんですけども、DVDの方ジャケットからルジマートフだったもん、こっちの方がいいもん。でも、「Kirov Cassics」買った後、よく見たら、ルジマートフ出演の作品は「海賊」だった。ちょっとあほー。まぁ、相手の女性が違うからいいことにしよう。 というわけで、今日もちょっと浮かれております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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