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2017.01.23
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今年のお正月、祖父母へのプレゼントに大人のぬりえ数冊と色鉛筆をプレゼントしました。
祖父には、ヴァンゴッホの70色入り。祖母には、色辞典第1、2集。
そんなのを見て、うちの母がうらやましそうにしていたので、その時持っていたダーウェントのカラーソフト12色入りを差し上げたのです。
その日の夜、母の部屋をのぞきに行くと、一心不乱に塗り絵をしている母の姿が…。

これは、ちゃんと色の揃った「大人のぬりえ向き」な色鉛筆をプレゼントしなければ!!
ということで、購入検討をはじめることにしました。

●大人のぬりえ向きの色鉛筆って??
 大人の塗り絵にも、いろいろ種類があるみたいです。名画を描くとか風景とか、童話や和風のものまで様々。祖父母には、認知症予防をかねてのぬりえだったので、比較的大きな図柄で、日本の季節や行事を描いた塗り絵をプレゼントしましたが、
母は、鮮やかな色が使えて、繊細で塗りごたえのあるものが好きみたい。
ぬりえによって、芯の硬さや色の雰囲気など、向いている色鉛筆が違うと思いますが、何をぬるにしても、以下のポイントは押さえておきたいところです。

 1、発色が良くて、塗るのが楽しくなる。
 2、色数が多くて単品でも購入できる。※実家の近所で売っている。
 3、重ね塗りや混色が得意


●油性か?水彩か?

 色鉛筆には、油性と水彩があります。どっちにすればいいの?っというのが、まず最初の悩み。
 水彩は、水でとかしてつかう色鉛筆だけれど、人によっては、水彩色鉛筆をドライで使用しているみたいですね。水彩色鉛筆の独特なやわらかい芯が好きなんでしょうね。
 
 では、水彩色鉛筆をドライで使うのと、油性色鉛筆ではどんな違いがあるのでしょうか?
 発色や混色の感じを比べてみたいと思います。

 
●まずは、カランダッシュ。
rblog-20170122001420-00.jpg
色の違いはあまりありません。
ライトグリーンやブラック、グレーなどは油性の方が少し発色が良いですね。
重ねて何度か塗り重ねると、油性の方が色が良く乗り、鮮やかな印象があります。水彩の方は、ある程度まで塗れると、それ以上は濃くならない印象。

●つづいて、ファーバーカステル。
rblog-20170122005502-00.jpg
こちらの水彩色鉛筆は、ものすごくやわらかい。
色の違いはあまりありません。油性の方がやや発色がいいかな。
重ね塗りすると、水彩よりも油彩の方が、断然、彩度が高く鮮やかです。また、紙に粒子が均一に乗っていく感じがあります。重ねるほどに、紙の目にきれいに顔料が入っていく感じです。

二つのメーカーで比べてみると、ドライで色を重ねたり混色したりするなら、油性の方が表現力が豊かですね。やはり、水彩色鉛筆は、水を使って真価を発揮するわけですね。

 ■油性と水彩の特徴まとめ
 ★油性色鉛筆…こってりと色を重ねて、リッチでゴージャスに仕上がる。
        色を重ねる楽しさ&たっぷり塗れる快感がある。
        水を使わない分、いつでも手軽に楽しめる。

 ★水彩色鉛筆…水彩ならではのなめらかなボカシやグラデーションで、鮮やか&軽やかに仕上がる。
        水を使ったときに「思わぬ表現」が生まれたりする。

        広い面をぬるのに便利。

 といった感じでしょうか。
 どちらを選ぶか?はそれぞれの好みだと思います。
 私は色々な色を重ねて、コテコテ塗るのが好きです。水彩色鉛筆だと、あまり塗ってしまうと、水で溶かしたときに汚くなってしまいます。なので、油性色鉛筆を使うことが多いですね。
 
 油性色鉛筆は、比較的どれも、ぬり絵には向いていると思います。
 対して、水彩色鉛筆は、例えば、ファーバーカステルのアルブレヒトデューラーなんかは、芯がやわらかすぎますし、ぬりえにはもったいないほどの品質すぎて、水彩画風に描かないともったいない気がします。また、ダーウェントのインクテンスは、ドライの時の色が渋すぎるので、ぬり絵に使うにはちょっと扱いが難しいかも。これらのメーカーは、油性を選ぶ方がぬり絵には向いていると思います。
 一方で、ステッドラーのカラトアクアレルなんかは、ドライでもとても発色が良くて鮮やかですし、素直で明るめな色が多いので、ドライでそこそこ重色して、部分でウォッシュを併用!みたいなぬりえ向きな使い方ができるのかなと思います。



●独断と偏見で決める、大人のぬりえ向き色鉛筆
 【油性色鉛筆】
 ・ファーバーカステル ポリクロモス(油性・300円・120色) 
 ・カランダッシュ パブロ(油性・320円・120色)
 ・サンフォード カリスマカラー(油性・242円・120色)
 ・ホルベイン アーチスト(油性・230円・150色)
 ・LYRA レンブラントポリカラー(油性・210円・78色)
 ・ダーウェント カラーソフト(油性・216円・72色)
 ・三菱UNI カラードペンシル(油性・130円・100色)
 ・三菱UNI カラードペンシルペリシア(油性・300円・36色)
 ・ヴァンゴッホ(油性・200円・70色)
 ・トンボ 色辞典(油性・90円・90色)
 ・ステッドラー カラトアクェレル
 ・ファーバーカステル・ゴールドファーバー

 【水彩色鉛筆】
 ・カランダッシュ スプラカラーソフト(水彩・320円・120色)
 ・ステッドラー カラトアクアレル(水彩・200円・60色)

ダーウェントのアーティストは、芯が固すぎて、趣味で楽しむにはプロ仕様すぎるのでパスしました。ヴァンゴッホのウォーターカラーは、発色がいまいちで繊細すぎる感じなので、パス。
この中から、母へのプレゼントを選びたいと思います ><ノ

混色の比較はこっち



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最終更新日  2020.11.20 10:27:22
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