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テーマ:暮らしを楽しむ(384510)
今回は、色鉛筆の支持体の比較です。
紙には目の粗いものから細かいもの、ツルッとしたものなど色々あります。 色鉛筆画に向いている紙はどれでしょうか。比較してみます。 ●下のは、muse DRAWINGPAPER。SKECHって大きく書いてあるやつです。ペンやボールペン、鉛筆なんかでエスキースしたりするのに便利な画用紙。色は鮮やかに着色できますが、結構すぐに、てかてかになっちゃいます。紙も薄めなので、こってりと色を重ねて描くときには向いていないです。 ●下は、MARUMANのオレンジと黒のデザインで知られているスケッチブック。粗目の紙質です。 粗目の紙は、紙の凹凸が大きいので、メーカーによってだいぶ見え方が違いますね。カリスマカラーなんかは、だいぶ白いところが目立ちます。対してカランダッシュ・パブロはきれいに凹部にも色が入っています。いちばん左下のスケッチブックの表紙の絵は、カリスマカラーで塗っています。ざっくりとした感じは、これはこれで味があっていいかなぁ~とも思います。使い方次第ですね。 やや荒目の紙には、少し硬めの色鉛筆で先を尖らせて描くのが良いらしいです。 ●下は、いつも私が使っている紙です。CANSONのXLというものです。お値段は、50枚つづりで1000円ちょっとなので、一枚20~30円ですね。細目といいますか。。。鉛筆も描きやすいですし、どの色鉛筆にもちょうどいい紙だと思います。 荒さも繊細さもちょうどいい感じがして、色鉛筆のポテンシャルがいいかんじで発揮できるんじゃないかと。 ●色鉛筆の紙は、細目の方が使いやすいです。水彩色鉛筆でも、水彩画用紙の細目で描く方が描きやすいんじゃないかな。できれば極細がいいですね。 参考までに、何枚か、試し塗りをしたものがあったので、あげておきます。 パステル用の紙で有名なキャンソン・ミタント。色鉛筆でも発色良く描きやすかったです。白が強くて、きれいな紙です。この紙の裏面に描く人もいるみたいです。 クレスタ(細目)は、水彩用紙ですね。わりと細かめで、これも悪くないです。 結構気に入ったのが、シリウス。鉛筆の引っ掛かりが良いです。お値段も良心的。 ちなみに、MRUMANのオリーブ色とFIO-HOMOなんかは、色鉛筆には目が粗くていまいちでした。 ホルベインやカリスマカラーはツルッとした紙の方が描きやすいので、場合によってはケント紙を使う人もいるみたいです。 私はちょっと、ケント紙は苦手ですが、パキッと発色するので良いのかもしれませんね。 この「プロから学ぶ紙えらび」に、もっとたくさんの紙サンプルをアップしてあります。 プロご用達の紙は、Stonehengeというキメの細かい水彩紙やキャンソンミタント、ケント紙だそうです。 この紙に近いのは、「Beアートペーパー」でした。 世界の名門紙 キャンソンミタント F4 Stonehenge Aqua Watercolor Block L21-SQH140WH710, 7 ~色鉛筆関連記事~
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最終更新日
2020.12.14 00:09:28
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