|
テーマ:アニメあれこれ(26414)
カテゴリ:アニメ感想
テーマが生と死、滅び…などを扱っていて暗いし、重いし、救いはドコ?って感じの内容が多く、オススメ♪…っていう作品ではないんですが、何かこう見てしまう不思議な魅力のある作品でしたが、これまで見てなかったラスト三話を一気に視聴。キャラごとに感想。
・ティオ…キャシャーンと同じように作られながら、キャシャーン未満な存在であることに劣等感のようなものを覚えているなんだか危ない彼のことが結構好きでした。滅びに体を蝕まれながら、最期にレダの事を助けてやってくれと頼む姿にホロリ…。 ・レダ…いろいろ抽象的な表現が多くて彼女が子供を産んだ事があるのかどうなのか…そのへんがよくわからなかったのですが、ルナの血を手に入れて喜んだのも束の間、美しかった容姿が変質してしまった姿は、哀れで可哀想でした。ティオの側でよりそうように迎えた最期の表情、ぐっときました。最後まで妖艶で美しかったな~…。 ・オージ…てっきりリンゴが先に滅びてしまうと思っていたので…。最終回で彼が花の肥料を作りながらリンゴとの日々を回想しつつ逝ってしまうシーン、泣いてしまいました。 ・リューズ…前半のまだまだ元気だった頃のとがっていた彼女は…ちょっとあまり好きではなかったのですが(声もどこか違和感があった)、キャシャーンに惹かれていってどんどん穏やかになって可愛いな、と思っていただけに、滅びが進行していくあたりは切なかったですね…。キャシャーンの腕の中で最期を迎えて幸せそうでしたが、これまた泣けた。 ・ルナ…キャシャーンが最後に再び殺してしまうのか?と思いましたが、そうではなかったですね。最初のルナが死を与える存在で、今のルナが永遠の命を与える存在…というあたり…う~ん抽象的で理解するのがなかなか難しいところが多かったですが、なんとなーく雰囲気で掴むしかないような…キャラでした。 ・リンゴ…この子が死んだら間違いなく号泣モノだな…と思っていたので、最後まで生き残ってくれてホッとしました。というか、ラストであまりの成長っぷりにビックリしました。えらい別嬪さんに…!キャシャーンとは別れ別れになったってことなのかな??でもフランダーはいたし…。いろいろ謎や疑問は残りましたが、美しくて、いいラストシーンでした。 ・キャシャーン…結局いろいろ謎を残したままラストを迎えてしまい、いまだよくわからなかった所も多々あるのですが、最終回の戦闘シーンはもうまるで体操選手の床運動みたいでしたね~。いつも悲しさと美しさを身にまとい続けたキャシャーン、ティオとレダという強烈インパクトのあるキャラが出てきてからは、ちょっと印象薄れ気味だったかも。彼は結局最後、どこに消えたのか。
鬱展開が多く、展開もそんなスピーディではありませんし、世界観とか抽象的でよくわからないんですが(あはははは)、 でもなんか…いい作品だったなあ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アニメ感想] カテゴリの最新記事
|