ももかの中学のクラスメートが昨夜天使になりました。

　１２才でした。

　彼女にひとめあった時　ああ、この子ともも、お友達になれたらと

　思いました。９月に○中学に転校してから肢体不自由児の支援学級は

　二人の在籍になりました。

　○ちゃんとももかの机が可愛くならんでいました。

　○ちゃんも　ももかの転校をそれは待ち望み喜んでくれていました。

　授業は一般学級で二人別々のクラス。

　最後の学活だけ支援学級でいっしょでしたが

　ももは彼女にあうのが

　それはそれは楽しみで嬉しく嬉しくて毎日楽しく学校に

　通っていたようなものです。嬉しそうな二人。

　二人でカーチェースといいながら

　電動車いすで放課後学校内をぐるぐるまわって

　おにごっこしていました。

　それは楽しそうに笑顔で。
　
　彼女にとっても車いすのお友達は初めてだったそうです。

　笑顔がない彼女を笑わせるのが先生方の目標だったと伺っています。

　全く違うタイプの笑いゴケみたいなももかが転校してきて

　２学期彼女に変化が出てきました。

　無表情の彼女の目に微笑を感じ　そんな毎日がとても

　しあわせに感じていました。

　ももかは毎日○ちゃんが大好き！とまるで大告白大会のようで

　送り迎えで彼女にあうと大喜びでその嬉しさを表現していました。

　本当にももは○ちゃんが大好きでした。

　「○ちゃん　テスト終わったらももちゃんち遊びにおいで」と

　言ったときの　あの満面の笑みが忘れられません。

　我が家で嬉しそうに二人ごろんと横になりゲームをして

　遊んでいる様子、いっしょにおやつをたべて

　たわいもない時間、、子どもらしい楽しい時間でした。

　また遊びにおいでね、、

　「毎日でも遊びにいきたいと言って」とおかあさん。。。

　もっともっと一緒にいろんなところにいったり

　遊びたかったです。

　一般学級でみなと同じように学びたいという願いを叶え

　彼女は一般学級で学んでいました。

　その願いはももかといっしょでした。








　○ちゃんはずっとこれからも永遠にクラスメートです。








　そして私たちのなかでいき続けていきます。

　ものすごく楽しんでいた中学生活。

　最近はクラスメートの女の子がひとり、

　そして男の子も二人、朝　車でやってくる彼女の

　お迎えにやってきていました。

　まるでナイトみたいに。　

「もっと体鍛えなあかんから」と笑顔の男の子。

　友達っていいなって感じていました。

　今私たちは深い悲しみで心が覆われています。

　ももかは昨夜大泣きしていました。

　私も現実とは思いたくありません。受け入れられません。









　でも

　彼女は彼女の人生を彼女らしくいきぬいたのだから

　きっとしあわせだったのだと感じます。

　私の心にたくさんの命の輝きを感じさせてくれた彼女。

　たくさんのことを私の心に焼き付けた彼女。

　みんなの心にたくさんのプレゼントを与えてくれた彼女。





　偉大なる彼女の人生に乾杯。

　「神様から与えられた時間」をあなたは精一杯生き抜いたと思います。

　とても素敵でした。

　あなたに出逢えて本当によかったです。

　ありがとう、、、

　どうか安らかに、、、

　☆素敵な出逢いに心からの感謝をこめて☆