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2007年07月25日
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カテゴリ:仕事部屋の風景

訳抜けといってもいろいろあります。

わからないところを削除するのは論外ですが、
いわゆる本当の訳抜け、つまり、
それによっていわゆる誤訳になってしまったり、
訳文が「つながっていない」状態になってしまったりするものと、
翻訳元言語と先言語との理屈の違いによって、
元言語では文字として表されていても、
先言語では消えてしまうことにより、
訳抜けのように見えるものとがあります。
後者は訳抜けではなく、むしろ正確な訳であるということになります。
(情報量理論では「出没情報」という言い方をしていたと思います)
元言語に表されている文字を全部訳出することが
正確な翻訳だと勘違いしている人にとってはもちろん、
これも「訳抜け」であるとの判断になりますが。
まあそれはほっといて。

もうひとつ、元言語が冗長だったりすると、
元言語を読んでいく端から浮かんでくる「絵」(「粗訳」参照)を先言語に表していく場合、
情報量がほとんどないしまったくない部分は「絵」に反映されませんから、
できあがった訳文は元言語の意味を正確にとっていても、
冗長さの度合いによっては、
「訳されていない」と判断されることも多々あります。
これを訳すべきかどうかは、
翻訳の出来を判断する人の主観によって大きく異なるでしょうから、
この「訳抜け」を一切指摘されないようにしようとすると、
逆に「不自然な訳文」と評価されかねないことになります。


つづく。



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最終更新日  2007年07月25日 11時32分56秒
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