検査恐怖症…。生検編。
こ~んな検査もあるから、まだ経験した事のない検査や処置が控えていると、怖いんだよな…。(= ̄ェ ̄=)ゞ 早く、痛い検査は、終わってくれ~~~。検査&処置の予約日、指定された週の最終日に決めた自分を呪うぜ…。(^^ゞ検査前で、気が滅入っているこの頃…、気を紛らわせるため、YouTube動画を観たりして過ごしております。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2005年の日記より。。。備忘録用。2005年がスタート今年は何事も起こりませんように・・・癌さま~おとなしくしていてね♪って思っていたのに・・・。2月17日のCT造影検査でひっかかってしまう。 検査報告書から両側の腋窩に1-2cmのリンパ節腫大が認められます。 S7に小cyst(+) 外科で診察の後(触診)、血液内科の診察を受ける血液内科 触診 「悪性のようです」と言われ、 側にいた母はショックを受ける。 (後で聞いたのだか、泣いていたらしい・・・)その時私は、風邪が治りかけでまだしんどくフラフラしていて、 「ふーん」って聞いていて、あまり動揺しなかった。それどころか、Drの頭の寝癖が気になって見ていた・・・。 診断、治療方針決定の為、左腋窩リンパ節生検をする事になる。3月1日(午後1時から) 左腋窩リンパ節切除生検 食事はお昼は絶食 処置室(手術室)で、まず体温・血圧を測る。 興奮しているのか、体温は37℃、血圧も高め。 手術着に着替えて、台の上に寝る。 何回も手術室にいっているので見慣れているけど、 2台の蜂の巣のようなスポットライトが、これから始まるんだなぁ~とドキドキさせる。 怖いよ~。。。 看護士さんが、 手術している所が見えないように、タオルなどをかけ、お尻に電器メスで感電しないように、アースをつけたり準備がちゃくちゃくと進んでいく。 Drも午前の診察を終えて来られた。 (Drは2人で、直腸癌術後の抗がん剤を担当してくれたDrと、 知らないDr(中堅クラスらしい) 看護師は2人で、おとなしそうな看護師さんとテキパキ・ハキハキの看護師長さん) ドキドキ。。。ドキドキ。。。ドキドキ。。。 「痛み止めの注射をするけど痛み止めだから痛いよ~」の声からスタート。 歯医者の麻酔ぐらいの痛さだと言っていたのに、これはけっこう痛い注射だ。 「痛いよ~」って言ったら、 「痛み止めだからね。痛いよ~」だって。。。そしてすぐ、「もう切ってるよ~」と言われ、 注射してすぐだったので、少々驚いた。デンキメスの音は、 「ジュージュー」って音。 焼肉をジューって焼く音かな~。 「痛かったら言ってね~」って言われたけど、 麻酔したし大丈夫だろうと思っていたら、とんでもなかった。 腫瘍は中のほうだったので、 摘出するのにてこずっていたのか、グリグリひっぱられていたようで痛かったし、 「ジュー」っていった瞬間、ビリビリって痛みがはしった。 「痛い!!!」と叫ぶ。 「声を出してもいいけど、体をひいたら危ないからね~」と言われたので、 「痛い!」と言った瞬間動いてしまったんだろう・・・。 危ない。危ない。。。 麻酔の効いていない部位に突入していたようで、たびたび麻酔を追加しながら手術は続いた。まだかな~、まだかな~早く終わってくれないかな~~~。。。 脇に神経を集中させないように・・・って思っているけど、どうしても気が脇に・・・。 始まって15分ぐらい過ぎた頃から、 痛いし怖いし・・・で、じっとしていられなくなって、 足をグリグリさせたり、 「ウーン」と言ってみたり・・・ いい年をして、子供もビックリの患者でした。(^^ゞ やっと腫瘍の摘出が終わって、 縫合作業にはいり、最後のほうでまた痛くなってきた。 「痛い~」叫ぶとまた麻酔してくれたのだけど、これがはじめにされた麻酔のときぐらいの痛みがした。 (追加の麻酔はある程度まだ効いているのでそれほど痛くはない) 最後の麻酔は追加せず、 後1針が2針だったと思うから我慢していたほうが、 痛くなかったかも・・・と、 少々損した気分だった。 準備も入れて、1時間ぐらいで終わったけれど、 痛い思いをしたので、時間は長く感じた。それにしても、うるさく暴れる患者だったので、またまたDrに呆れられたにちがいない。 恥ずかしいので、局所麻酔の手術はもう嫌だよ~。 全身麻酔も後がしんどいから嫌だけど・・・。 次の日は病院で消毒。 後は、1日おきに家で消毒して1週間後に抜糸。 3月8日抜糸。 抜糸はキャーキャー騒ぐほど痛いわけではないけれど、 傷の所を触られるっていう恐怖が・・・。 凄い小心者である(^^ゞ5針縫っているけど、 最後の1針がまだくっついていないようで、 1本だけ残った。 3月10日に最後の1本の抜糸をした。 傷がパカッって開いてまた痛~い痛み止め注射をして、 縫われたらたまらないので、 大丈夫かDrに尋ねると、 開く事もあるって言われ、その日抜糸後出社したけど、 左手は動かさないようにして1日変な歩き方をしていた。(^^ゞ <検査結果> 左腋窩リンパ節切除生検検体です。リンパ節内に様々の大きさの空胞が多数見られるものです。 ~~~~~ 空胞は組織標本作製過程で、 抜け落ちた異物を見ている可能性が高いものと考えます。 ?????病理の所見は、いまいち素人には理解できない内容だった。染色体検査 結果 染色体異常は認められませんでした。 (正常女性核型) 異常なしというといいのかな?と思うけど、 調べてみると腫瘍細胞の染色体数が正常数にちかいもの(異常なし)は、 予後が悪い事がわかっているらしい・・・。なので、異常なしは良い結果ではないみたいだ。。。遺伝子検査 (白血病遺伝子解析) B細胞由来であれば免疫グロブリン遺伝子の再構成 T細胞性であればT細胞レセプター遺伝子の再構成を生じる多くの場合は癌組織である事を示唆する。この検査によって、 細胞起源、リンパ球の分化過程や増殖性を解析できる結果 IG(H)JH(サザン)免疫グロブリンH鎖JH再構成 検査方法(サザンブロットハイブリダイゼーション) 遺伝子再構成と認めましたTCR Cβ1(サザン)T細胞レセプターβ鎖Cβ1再構成 検査方法 (サザンブロットハイブリダイゼーション) 遺伝子再構成と認めました2つの検査で両方とも遺伝子再構成と認められることはないらしく、どちらかの判定が?のよう・・・。とにかく腫瘍の反応が出ているのは確かだそう・・・。 今度は、FDG-PET検査で調べる事になった。 悪性リンパ腫はFDGが強く集積する典型的な疾患であるので、 微小な病変も検出可能らしい・・・。 PET(陽電子放射断層装置) 特殊な放射線(陽電子)を放出する元素を含む物質を体内に投与する事によって、 血流、酸素代謝、糖代謝など組織の働きを測定する事が可能。 細胞の働いている様子を画像化できる。 FDG(フルオロ・デオキシ・グルコース) ブドウ糖の類似物質 検査結果 左腋窩に限局性のFDG集積亢進を認めます。 ~~~ 炎症でも矛盾しないものの、リンパ節転移を否定しえません。 右腹壁に中等度のFDG集積亢進を認めます。 ~~~また、皮下脂肪識にも濃度上昇を認め、なんらかの炎症への集積の可能性がありますが、 腹壁転移を否定し得ません。 厳重に経過観察してください。いろいろな検査結果を見ると、 遺伝子検査ー悪性の判定 CTの検査 ーmalig.lynphoma(悪性)判定 PETの検査ー転移を否定できないの判定 生検の検査ー悪性とも良性ともどちらともいえない 悪性リンパ腫なのだろうけど、 生検の病理結果が判断基準では優先なので、 経過観察することになる。 楽観できない状態であると言われる。