2004年の日記。肝転移(備忘録用)
私 VS キャンサーⅡ 2004命ある限りあきらめない☆☆☆おことわり☆☆☆ 当サイトの写真・文章の無断引用・転載は厳禁です。 体はスターウォーズのような闘いが日々繰り広げられている「死」のイメージが現実味を帯びてきた中、生活習慣を変え、治療についても「本当に、、これでいいのか?」セカンドオピニオンをうけ納得のいく治療、これからを考えていく。多少のつらさはあっても、とことんガンと闘おう!!覚悟はするけどあきらめない。頑張らない。頑張らないけどあきらめない!「再発」。。。多くの人は死を強く意識する。私も同じく大きな衝撃をうけ落ち込みました。まだこの時点では、肝転移疑い・・・だったので、まだなんとか「違いますように・・・」など、少々のん気に考えていましたが、 インターネットでいろいろ検索し、「ゲルソン療法」にたどりつきました。同じような境遇の先生の本は、私に「頑張ってみよう!!」生きる希望をくれました。これにより、まず食生活を変えてみました。6月からはじめる。。。菜食主義の塩ぬき食事はなかなか大変なものでした。8月。。。。。肝転移疑いの為、検査を実施。MRI造影検査・PET検査・肝臓エコー8月末。。。。。PET検査で、肝臓の影の所に、ブドウ糖の集まりがあり、これにて癌と確定診断される。9月。。。。。10月初めに手術予定(肝切除)になっていたけれど、本当にこれでいいのか?転移なら、また次々に出来てくる可能性が大だ。うーん。。。Drはまた出来たら切れるところなら切ったらいいと言うが、切られるほうはたまったものではない。前回の嫌~な思い出がよみがえってくる。術後、1週間したら、夜から吐き気がして、1晩苦しみ、腸閉塞で、抜糸が半分終わったところをまた開腹し、その1週間後、また吐き気がして(この時は1晩吐き気がしただけですんだ)まるで拷問のようなめにあったから、手術はトラウマ。だから手術(開腹)以外の道はないものか・・・必死で探してみた。そして、セカンドオピニオンに2件行ってみた。私の現状況。。。S7に小嚢胞S6に1.5cmの腫瘍画像では、腫瘍の周りが白くなっている。この白い部分が少々怪しいらしい。。。(セカンドオピニオンのDrに教えてもらう)腫瘍の大きさから、肝切除ではなく、体に負担の少ない、ラジオ波焼灼法ではどうかな?と思い2件セカンドオピニオンを受けに行く。ラジオ波については、これから増えていく治療法になるかもしれないが、まだまだ実施事例が少ないし、私の状態を見て、どちらの病院も肝切除を勧められた。 <余談のコーナー> 私の質問のしかた。。。 「先生が私の立場だったらどうする?」大阪のおばちゃん丸出し・・・の聞き方(^^ゞ私の場合は、腫瘍のまわりの白い部分のこともあり、肝切除をする決心がつきました。肝切除によって、完全に切除できれば、完治させられる可能性もあるので、手術するからにはこれに期待する。4人に1人は治癒5年生存率20~40%さて、これからセカンドオピニオンで少々手術が遅れる事になったけど、新たな癌との闘いが始まる。今度の癌は、転移性の為、前の癌よりパワーアップしている性質の悪いものなのだ。私の中では、少々古いけど、「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ曲が浮かぶ。。。さあ、これから闘うぞ!!って勇気と希望を与えてくれる音楽だ。手術室でかかる音楽は、確かリクエストできるはずなので、お願いしてみようかな~(*^。^*)でも、あまり調子のでる曲を選んで、ズボって切られたら嫌なので止めておこうかな~(笑)後は、手術のとき、Drの体調が、絶好調であることを願うしかない。それから希望のDrに当たりますように。。。(一応希望を挙げている)新米の初デビューのDrに当たりませんように・・・。セカンドオピニオン肝転移治療方針について質問をする肝切除 原発巣切除後時間をおいて発生した肝転移は完全切除さえ出来れば完治させられる可能性もあり、他の消化器癌と大きく異なる。完治させられる可能性があるので、行う治療は大きなウエイトを占める。肝動脈塞栓法 あくまでも血流を減らして癌の発育を沈静化させようという治療癌を完全になくしてしまうことは不可能兵糧ぜめの治療なので、空腹に強い癌であれば楽々生き残ってしまう。マイクロ波焼灼法 確実に焼き殺せてしまうなら、手術と同じ効果を持つ。しかし、完全に焼き殺せたかどうかははっきりせず、治療終了時の治療完成度が手術ほど客観的に評価できない。エタノール注入 注入する薬液が入れた場所にとどまってくれない為、腫瘍の破壊効果は、マイクロ波に比べると遥かに劣る。皮膜のない転移性肝腫瘍には、あまり効果がない。ラジオ波焼灼法 マイクロ波とは周波数のちがうラジオ波による電極により、癌を焼灼してしまう。1度に直径約3-4センチの球状の範囲を焼灼でき、焼き残しによる再発が減少するものと期待されている。体に対する負担が軽い治療なので、今後導入が増加するものと予測されている。粒子線治療 粒子線照射による治療体に対する負担が軽い治療なので、とても魅力があるが、癌が粒子線治療の適応対象でないと受けられない。高度先進医療の適応で、治療費約300万かかる。私の場合の、選択。。。第一選択は手術第二選択はラジオ波焼灼法ラジオ波で迷いがあったけれど、私の場合、CTの画像で腫瘍の周りが白く怪しい感じなので、ラジオ波では焼き残しがでる場合があるため、やめる。