食の安全と安心。油について
☆油について トランス脂肪酸対策(有害な脂肪酸)<油の種類>大豆油・ 菜種油(キャノーラ油)・紅花油(サフラワー油)・コーン油・綿実油・ごま油・オリーブ油・ココナッツオイル(やし油)パーム油・ひまわり油・こめ油・グレープシードオイルアマニ油(亜麻仁油)・エゴマ油(紫蘇油)☆良い油☆・αーリノレン酸フラックスオイル(亜麻仁油・アマニ油)エゴマ油(紫蘇油)α-リノレン酸は熱に弱く酸化しやすい性質を持っているので加熱せずに使用する事がお勧めです。そのまま飲む、フルーツやサラダににかける、納豆・冷奴・お味噌汁に入れる、ヨーグルトや野菜ジュースなどに混ぜる、ポン酢に加えるなど・・・。開封後はなるべく冷蔵庫で保管し、早めに使い切ることがポイントです。・オレイン酸オリーブ油 そのままサラダにかけたり、加熱調理にも使用キャノーラ油(菜種油)キャノーラ油は、オレイン酸が約55%と豊富なため、高温加熱にたえ腰が強く劣化しにくい性質をもっているので加熱調理に使用従来のなたね油には、エルカ酸が40~50%も含まれていました。このエルカ酸の多い油を長期間にわたって摂取すると、成長期の体重増加の減少や心臓障害を引き起こすことが明らかになり低エルカ酸のなたねを作るための品質改良がなされました。・バター・・・・・・・・・摂りすぎない事、たまに・・・か、少々に。。。☆悪い油☆・酸化した油時間が経った油、良い油でも日光にさらすと酸化するので、保管に気をつける。・トランス型不飽和脂肪酸プラスチック動揺の構造式の為、毒となる。マーガリン・ショートニングにはオメガ-6脂肪酸が多いだけでなく、トランス脂肪酸という有害物質が多く、ヨーロッパ諸国やアメリカでは禁止、あるいは制限されています。*マーガリン・ショートニングなどは安価ですから、クッキー・クラッカー・パ ン・ケーキ、などの加工食品などによく使われています。食用油(精製された市販の植物油)にも含まれています。(精製する過程で高い熱を加える為、一部はトランス脂肪酸に変化する。)・リノール酸油脂過剰摂取リノール酸は必要な油ですが、摂り過ぎると 「害」 になります。トランス型脂肪酸とは?☆家庭でも天ぷらや豚カツを植物性油で揚げた時など、植物性油のような不飽和脂肪酸を多く含む油を加熱処理した時に生成されます。☆食用油(精製された市販の植物油)にも含まれています。 (精製する過程で高い熱を加える為、一部はトランス脂肪酸に変化する。)☆マーガリン☆ショートニング(無水マーガリン)などの食材にも含まれています。マーガリン・ショートニングとは?マーガリンやショートニング(菓子やパンなどをつくる際、バターの代わりに用いられる油脂製品)液体の植物油に水素を添加して固体にしたものです。マーガリンの製造過程で水素添加をさらにつづけていくとプラスティックができるそうです。トランスファット(マーガリン・ショートニングなど)は、「日持ちがして便利♪」変質を防いで商品寿命を延ばすのに役立つので、いろいろな加工商品に使用されています。なぜ、マーガリンが危険なのか?マーガリンは自然に存在しない脂肪酸(トランス型脂肪酸)。これらは自然界には決して存在しないトランスファット(変形脂肪)と呼ばれる合成脂肪が主成分で、LDL(悪玉)コレステロール値を上昇させます。HDL(善玉)コレステロール値を低下させ、同時に血管壁をも脆くさせてしまうために、心臓にとって飽和脂肪(バターなどの動物性脂肪)よりはるかに危険な脂肪であることを多くの医師たちが認めています。脂肪には、細胞膜の材料となったり、ビタミンA,E など油に溶けやすい栄養素を吸収したり、エネルギー源や体脂肪になったりするなどの働きがある。しかし、トランス型脂肪酸を材料に作られた細胞膜は非常にもろく弱々しいため、有害な物質を細胞の中に簡単に通してしまうのです。そして、有害な物質が細胞に入ると、次のような障害を引き起こします。☆心臓病・動脈硬化・ガン・糖尿病などへの影響など。☆ ぜんそく、花粉症・アレルギー性鼻炎、 アトピー性皮膚炎を引き起こす不安がある。☆免疫機能の低下☆ トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りはボケやすい。 ☆体外に排出されるときに、大量のビタミン・ミネラルを消耗させるだけの有害物質となる。毒物は良くこの様に作用します。☆☆ヨーロッパ諸国やアメリカでは禁止、あるいは制限されています。 ○トランス型脂肪酸の構造をした加工食品アイスクリーム・レトルトカレー・インスタントラーメン・フライドポテトケーキ、パイ、クラッカー、クッキー、ビスケットその他マーガリンやショートニングを使用した食品油であげたスナック菓子コーヒーに入れるフレッシュなど。。。日本の食品のラベル表示では植物油と書かれているだけですから、消費者は、この危険な脂肪を毎日大量にとり込んでいます。でも、ちょっと気にかけるだけで摂取量は大幅に減らすことができると思います。日本でトランス型脂肪酸の摂取を避けるには?日本ではアメリカのように総脂肪量、飽和脂肪酸量、コレステロール量、トランス型脂肪酸の表示を義務化する動きはありません。また、マーガリンの使用の制限もありません。しかし成分表示があるのでマーガリンやショートニングの使用については確認できます。まずば、自分の食べている油に関心を持ちましょう!自分で食べている油について関心を持って生活することが、トランス型脂肪酸摂取を減らすことになります。☆お菓子や加工品につても表示をよく見て購入する。☆外食でファーストフードや油物はできるだけ避ける。ファーストフードやファミレスで加熱調理に使用している油もトランス型脂肪酸を含んでいる可能性が指摘されています。☆マーガリンを使用しない、加熱調理にはオリーブ油を使う。☆植物油は、「抽出法」でなく、昔ながらの「圧搾法(玉締め法)」の商品を選ぶ。薬品だらけの製油法-抽出法油もほかの食品同様大量生産されることになり、油は絞るものではなく、大がかりな機械で、数々の化学薬品を使い、それらの化学反応によって化学的に油を抽出するものになってしまっています。植物油は、「抽出法」でなく、昔ながらの「圧搾法(玉締め法)」の商品を選ぶ。☆必須脂肪酸とくにオメガ3を摂る。(亜麻仁油に多い)☆マーガリンや植物油を使用した加工食品は買わないこと。☆バターロールもバターではなくマーガリンが使われている場合が多いので注意が必要です。☆マヨネーズは多く摂り過ぎない。☆一度使った天麩羅油は使わない。☆脂肪の総摂取量を少なくする。☆野菜、大豆、穀物を中心とした和食を基本にす る。☆パンにどうしてもと…いう場合は、バターを。