土居丈郎教授の「黒ひげ危機一髪」が何が面白いのかと言えば、
「日本円建ての国債しか発行していない日本政府が、財政破綻することはない」
と、認めつつ、
「今まで起きなかったから、今後も起きないという保証はない」
を主張するために、黒ひげ危機一髪を使っている点です。
いや、黒ひげ危機一髪ならば、いつか必ず海賊が飛び出すじゃないか。そもそも、そういうゲームだろ。
つまり、土居は、
「日本は財政破綻しない」
ことを認めつつ、
「日本は必ず財政破綻する」
と、主張せざるを得ない状況に追い込まれ、黒ひげ危機一髪を持ち出し、議員から「どういうプロセスで海賊が飛び出すのか?」と質問され、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
となっているわけでございます。もう、素直に敗北を認めたら?
ちなみに、土居が財政破綻を煽る際に黒ひげ危機一髪を持ち出すのは初めてではありません。何と、2011年からです。
『日本財政は「黒ひげ危機一発」 借金増え続け「もう剣を挿す穴が無い」
ニコニコ生放送と論壇誌『Voice』(PHP研究所)のコラボレーション企画「ニコ生×Voice」。2011年10月19日の4回目は、「野田政権の増税は必要か」をテーマに、慶応義塾大学の土居丈朗教授、早稲田大学の若田部昌澄教授が論を戦わせた。復興増税に関する議論で土居教授は、日本の財政赤字が続き債務残高が膨れ上がっている現状を「黒ひげ危機一発」と表現。「もうずいぶん(剣を)挿してしまって穴がなくなってきている」と語った。
復興増税について、土居教授は賛成、若田部教授は反対という立場だ。(後略)』
剣を挿す穴が無い日本の財政だったはずが、その後、十年が経過したにも関わらず、海賊が飛び出さない。というか、樽の中に頭を突っ込んどる。
正直、この程度の連中に「財政破綻論」を吹聴され、祖国が亡国に向かっているわけですから、本気で先人に申し訳が立ちませんよ。
記事タイトル: 財政政策検討本部 対 財政健全化推進本部
▼ブログの続きを見る
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12714865770.html?frm_src=favoritemail
=========================
インターネット・コンピュータランキング
=========================
ネットサービスランキング
=========================