テーマ:ワイン大好き!(30429)
カテゴリ:ワイン日記
「ワインスクール考」などという仰々しいタイトルをつけてしまったけれど、それほど深い意味はない。いいタイトルが思い浮かばなかっただけなので、ご容赦を。(^^ゞ
わたしが最初にワインスクールに通ったのは約10年前にさかのぼる。通ったきっかけを少しばかり説明したい。 当時、家の近くにワインショップの「やまや」があり、千円以下のワインをよく買っていた。ワインだけが特別好きというわけではなく、アルコールの選択肢の一つとして飲んでいた。それで気になっていたのがワインの値段。シャブリというワインは知っていたけれど、千円のもあれば5千円のもある。またひとくちにシャブリと言っても種類が多い。 日本酒的感覚では「お酒の名前」=「蔵の名前」で、「ワイン名」=「地域名」というコンセプトを理解できなかったのだ。 それからより深くワインに興味を持つようになり、ワインの本や雑誌を読むようになっていった。とは言っても現在のようにワイン専門誌は無く、あったのはヴィノテークくらい。素人には敷居が高いので、もっぱら料理雑誌などのワイン特集を読んでいた。 そしてさらにのめり込むきっかけになったのが、1998年の春に発売されたBRUTUS伝説の3号連続ワイン特集。ワインを意識的に飲み始めたばかりということもあり、その内容にすっかりノックアウト。 伝説の3号連続ワイン特集。ぼろぼろになるまで読みました。 ![]() ![]() ![]() 当時飲んでいたワインは5百円から2千円くらい。いくら今よりワインが安いといっても、たいしたワインではない。BRUTUSに登場したようなワインは、どれも飲んだことがなかっただけに想像がふくらんだ。また葉山光太郎氏のワインバー特集も楽しかった。 当時のお気に入りはブルガリア産のこれ。 1992 Saint Triffon Cabernet Sauvignon Special Reserve 安くておいしかったのだけれど、いつの間にか輸入されなくなってしまった。 また会社の先輩にワインに詳しい人がいたことも大きい。その先輩と青山や麻布界隈で飲み歩くようになると、圧倒的な知識差・経験差を感じ、少しは追いつきたいと思うようになったのだ。 そこでワインを覚える手っ取り早い方法として考えたのが資格取得。このままふつうに飲んでいては、いつまでたっても追いつかない。飲むことは大切だけれど、胃袋的にも財布的にも限界はあるし、即効性は期待できない。なるべく即効性があり、効率のよいものが理想的。資格取得の勉強をすれば、少しは早く近づくと思ったのだ。 それで参考書を買い込み勉強を始めた。また地域や品種など、月ごとにテーマを決めてワインを飲むことにした。 ワインを飲む勉強は順調に進むのだけれど、学科の勉強は全然進まない(笑)。 とはいえ飲む勉強も順調だったわけではない。初めに困ったのはワインの購入。今月のテーマは「ローヌとロワール」などと選ぶのだけれど、当時のmax予算である2千円を超えるワインも出てきた。 何とかよい解決策はないかと調べたのがワインスクール。授業料は安くはないけれど、1人でたくさんのワインを買うことを考えればけっして高くはない。またワインエキスパートの受験締め切りの7月時点では、まったく勉強が進んでいなかったこともあり、秋からのワインスクールに申し込むことにした。 申し込んだのは会社からも近かった表参道のアカデミー・デュ・ヴァン。当時は今ほどワインスクールがないこともあり、あまり迷わなかったように記憶している。 少しだけ説明するはずが、イントロだけで燃料切れしてしまった。Part2へ続く。 気が向いたら投票お願いします→ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ぼんぼん0328さん、おはようございます。
>私の中のワインの先生的なbusuka-sanさんの過去が(笑)!かなり興味深いお話です。 >続きが楽しみです♪ 先生なんて大げさですよ。もっとシンプルに書くつもりが、長い話になってしまいました。最後まで持つかな(笑)。 (2008.06.01 08:02:39)
さすがbusuka-sanさん、ワインに対する姿勢が私とは違います(^^ゞ
私は難しい言葉が理解できなくて、仲間と飲みながら勉強する方を取ってしまいました。 今思うと、香りや味の表現の仕方ぐらいは勉強しておけば良かったかな? と、思ったりします(-_-;) もうスクールには通う歳ではないので、busuka-sanさんと飲む度に教えてもらおうと思いいます(^^ゞ 宜しくお願いします(^_^)v (2008.06.01 08:36:23)
BRUTUSのワイン特集3号、私も買いました。
懐かしく思い出しました。 ブースカさんのワインとの関わり興味津々です! つづきが楽しみです。 (*^^*) (2008.06.01 14:33:09)
Char@diaryさん、こんばんは。
>さすがbusuka-sanさん、ワインに対する姿勢が私とは違います(^^ゞ いやー、単に負けず嫌いで、うまいワインを飲みたかっただけですよ。 >私は難しい言葉が理解できなくて、仲間と飲みながら勉強する方を取ってしまいました。 そうなんですか。 >今思うと、香りや味の表現の仕方ぐらいは勉強しておけば良かったかな? >と、思ったりします(-_-;) このあたりの修行は、わたしもイマイチ自信は...。テイスティング専門のコースがたまにあったりするので、そういう講座には興味があります。 >もうスクールには通う歳ではないので、busuka-sanさんと飲む度に教えてもらおうと思いいます(^^ゞ >宜しくお願いします(^_^)v Charさんほどの方に教えるようなことは、できるかどうか。何かあれば。 (2008.06.01 19:04:03)
erieri☆さん、こんばんは。
>BRUTUSのワイン特集3号、私も買いました。 >懐かしく思い出しました。 erieri☆さんも買われましたか。当時はネットも一般的ではなく、今ほどワイン情報が無かったので、この号を含めBRUTUSのワイン特集はよく読みました。 >ブースカさんのワインとの関わり興味津々です! >つづきが楽しみです。 >(*^^*) どこまで書けるかわかりませんが、がんばります。 (2008.06.01 19:05:53)
そうですか…
努力していたんですねぇ~ 感心です。 私は85年位には5大シャトーとDRC各種を飲んでましたが、コンディション悪かったですからねえ。本当に美味しいと思ったのは90年位かな? オヤジです(苦笑) (2008.06.02 11:34:53)
ラ・ロマネさん、こんばんは。
>努力していたんですねぇ~ >感心です。 努力といよりは、飲みたいパワー&賢い買い物パワーで勉強した意味合いが強いです。受験勉強はちょっぴり大変でしたが、短期間しかしなかったので、今ではいい思い出です。 >私は85年位には5大シャトーとDRC各種を飲んでましたが、コンディション悪かったですからねえ。本当に美味しいと思ったのは90年位かな? >オヤジです(苦笑) そのころからワインを飲んでいた人はうらやましいですね。今の価格を考えれば、わたしもギリギリ間にあったクチですが。 DRCはEchezeaux 95を98/99年くらいに飲んで、若すぎで「しまった」と思ったのが最初の経験です。 (2008.06.02 19:41:00) |
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