昨日の都議選
昨日は天気も良く、最近の政治不信に対して意思表示をしたい有権者が多かったためか、朝10時に、投票会場の中学校に着くと既にかなりのひとが列をなしていた。非常にローカルな話で恐縮だが、地元選挙区杉並は6名全員が当選と言う結果だった。氏名所属得票数%順位新現元門脇 ふみよし民主党37,133.0015.52%2現たなか 朝子無所属16,539.266.91%9新福士 敬子無所属21,078.008.81%6現安東 かん無所属1,743.000.73%10新まつば 多美子公明党26,798.0011.20%4現手塚 いづみ幸福実現党1,218.000.51%11新早坂 よしひろ自由民主党29,475.0012.32%3現木梨 もりよし自由民主党19,984.008.35%7新吉田 信夫日本共産党22,100.009.24%5現坪井 まり東京・生活者ネットワーク17,624.007.37%8新田中 良民主党45,551.7419.04%1現 合計239,243.00100.00%定数6政党得票率民主党34.6%自民党20.7%公明党11.2%共産党9.2% 上記の党別得票数比率は大体他の選挙区でも、同様でその結果1人区で民主が全勝した事が大きな差となった。民主党が選挙前の34議席から54議席へと20議席も大躍進し、初の第1党となった一方、自民党は48議席から38議席に10議席も減らし、44年ぶりに都議会第1党から転落した。公明党は与党への逆風の中、全員当選を果たし、23議席を獲得した。共産党は自公の批判票が民主党に集中し、13議席から8議席に後退した。 44年前は1965年(昭和40年)で、議長選挙をめぐる汚職事件で、都議15人が逮捕された黒い霧事件に伴う刷新選挙で社会党が第1党となり、45議席を獲得した。この時、自民は38議席だった。この時は落選した議員は自らの責任であったが、今回の自民党現職議員は然したる落ち度もなく、議員を務めていただけに政府・国会自民党の体たらくの影響をもろに受けて、在野せざるを得ない気の毒な結果となったが、政党政治なので仕方がない。