Windows Phone7シリーズ発表
マイクロソフトが新モバイルプラットフォーム Windows Phone 7 Seriesを発表した。最大の特徴は、ルック&フィールから中身のコードまで、これまでのWindows Mobile とはまったく違う新しいスマートフォンOSへと変化したこと。スタート画面はタイルベースのアプリアイコンやコンタクトショートカット、ウィジェットが縦に並ぶホームスクリーンになり、画面遷移やシンプルなメニューなどは Zune HDと非常に良く似たデザインが採用されています。ソーシャルネットワーク関連の強化や Xbox LIVEの統合もうわさされていたとおり。また従来のWindows Mobile と異なり、ハードウェアとソフトウェアがより強く結びついた垂直モデルを採用しているのも特徴です。マイクロソフトは具体的な採用CPU や速度・メモリー容量などを含む要求仕様を設定しており、またソフトウェアでも キャリア・メーカー独自のUI (たとえば Sense UI や TouchWizなど) は採用できないことになっています。タッチスクリーン以外に必須のボタンは戻る・スタート (Windows)・検索 (Bing)の3つ。Windows Phone 7 Seriesの端末を提供するキャリアパートナーとしては、AT&T, Deutsche Telekom AG, Orange, SFR, Sprint, Telecom Italia, Telefónica, Telstra, T-Mobile USA, Verizon Wireless, Vodafoneが挙げられています。ハードウェアパートナーはDell, Garmin-Asus, HTC, HP, LG, Samsung, Sony Ericsson, 東芝, Qualcomm など。写真:http://japanese.engadget.com/photos/windows-phone-series-7-1/スペインのバルセロナで開催のMobile World Congress(MWC)の基調講演: