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つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

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エドガー・ライス・バロウズ

2017.04.06
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原題は『ターザンの伝説』。今までのターザン映画と違って、グレイストーク卿が英国にいる紳士服姿から登場するので、知らない人は違和感を覚えるかもしれない。が、バロウズファンにとっては何のことはない、第二作のコンセプトを映像化しただけの物語だ。

ケチをつけるのではない。映像は素晴らしいし、原作に対する敬意も十分に払われている。ただバロウズの原作は、映画だけを観て人が想像するよりももっと奥深い、と言いたいだけだ。

勿論、映画ならではの新機軸もある。
かつてハヤカワ文庫でターザン・シリーズに親しんだ方はお分かりだと思うが、ターザンの物語も実際の歴史と無関係なわけではない。『野獣王ターザン』は第一次世界大戦下の話だし、『勝利者ターザン』ではヒトラーと共産主義を揶揄している。だが確かに、本作に見られるような史実に基づく緻密な文明批評はなかった――ベルギー施政下のコンゴにおける奴隷売買とは。ジョージ・ワシントン・ウィリアムズという実在した人物を、架空の存在であるターザンやムボンガやマンガニたちと絡めてくるあたり、なかなかのものである。


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Last updated  2017.05.06 23:03:45
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2012.05.26
不具はあまり流行りの映画を観ない。観るとしてもたいていSFである。ことに洋画はそうだ。
スペクタクルへの期待からである。

本作の場合、アメリカ人なら誰でも知っているあのバロウズの原作をどう料理したのか興味があって映画館に行った。一日一度の上映だけあって館内の人影はまばらである。さもありなむ。今どきこんな田舎に、いにしえのスペース・オペラなぞ知っていて、その映画化作品を観ようなどという酔狂な輩がそうそういるものか。

配給はディズニー。見ようによっては『ラストサムライ』のSF版と言えなくもないが、バロウズファンとして一度観れば十分なB級作品。原作の登場人物や背景を借りながらあらすじはかなり違ったものになっているのも、惑星間移動の方法を陳腐なものにしないための設定だと考えればやむなし。


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Last updated  2017.05.06 19:46:49
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2012.01.18
という本を読みました。

夢の中で。

エドガー・ライス・バローズが書いたターザン・シリーズは大部分が邦訳されていますが、まだいくつか、翻訳されていないものがあります。

黄色いカバーでしたから、おそらくハヤカワ文庫SF特別版だったのでしょう。ただやはり夢らしく、左側から開いて読む形式でした。言語は日本語だったのですらすら読めましたが、惜しいことに目が覚めると同時にほとんど内容を忘れてしまったのが悔やまれます。

日本軍人が出てきたような記憶があるので、おそらくこれだったのだと思いますが…。

原書でもいいので、読めるものなら読みたいものです。


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Last updated  2012.02.01 00:48:53
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2010.08.20
この作品は、いまだ単行本として出版されていません。
ではどこから拾ってきたかというと…ここです。

はっきりいって、途中まで読んで結末がわかってしまうような筋書きですが、しかしその「お約束」が好きな読者にとっては垂涎の小説かもしれません。

ちなみに、本書にターザンは出てきませんが、ベンはジェーンを殺された『野獣王ターザン』の分身であると同時に、黄金の獅子ジャド・バル・ジャの親戚でもあります。…






Last updated  2010.08.20 21:00:44
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2009.07.06
『火星の古代帝国』はこれまでの火星シリーズの逸話や伝説を集大成して金星シリーズ第四巻風にまとめたもの。原題は『ガソールのラナ』で、ラナはコナンの恋人ではなく、ジョン・カーターの孫娘である。

第一部「古代の死者たち」では、伝説上の金髪碧眼の古代火星人が蘇る。第二部「火星のブラック・パイレーツ」で聞かされる火星の進化論は『火星の女神イサス』『火星の合成人間』についで三度目で、聞き飽きてしまった。第三部「火星の冷凍人間」は原始的な冷凍睡眠テーマのSF。第四部「火星の透明人間」では催眠術ではなく、正真正銘の透明人間になる丸薬が披露される。

『火星の巨人ジョーグ』はシリーズの掉尾を飾る作品であり、『火星の合成人間』の後日譚でもあるが、どうも次男の贋作らしい。そういう意味では、デジャー・ソリスが木星人にさらわれる『木星の骸骨人間』シリーズをもう少し読みたかった。


火星の古代帝国







Last updated  2009.07.11 19:30:32
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2009.07.05
『火星の交換頭脳』あたりから本シリーズはだんだんSFめいてくるが、その筆頭が『火星の秘密兵器』。金属溶解光線と不可視マントが大活躍するが、それを発明したフォル・タークはマントむなしくあの世行き。それにしても本編の主人公のなんとニブチンなこと!

『火星の透明人間』透明人間そのものは火星ではなく衛星のほうに住んでいて、しかもその実情たるや催眠術というのだからさて置こう。驚嘆すべきはファル・シヴァスの発明した人工頭脳で、まるで現代のさまざまな電化製品に内蔵されたコンピュータそのものである。1936年にこんなものを考え出した想像力こそがSF精神そのものだとはいわない。けれども、このシリーズがはじめて邦訳された時代には単なる絵空事だったのが、こうして21世紀になってみると予言的だったということ自体、バロウズの火星物語の不死性を象徴しているのかもしれない。

『火星の合成人間』は1940年。1913年の『モンスター13号』と同じ人造人間がモチーフになっており、『火星の交換頭脳』の続編でもある。ラス・サヴァスは相変わらず健在だが、いささか影が薄くなったようだ。できそこないの合成人間たちが増殖していくさまはまるで癌細胞のようである。願わくば万能細胞はかのようでなからんことを。












Last updated  2009.07.11 18:52:16
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2009.06.29
火星シリーズ合本版の最終巻に付録として載せられているが、もちろん火星とは何の関係もないので、先にこちらを単独で紹介する。

「フランケンシュタイン」「未来のイヴ」「モロー博士の島」など人造人間テーマのSFには古典的な傑作が多い。本書もまたそれらに伍す名作だ、というつもりはさらさらない。昔ハヤカワおよび創元推理文庫で読んだが、あまりにもバロウズ的というか、通俗的だからだ。ただし、テーマとしては興味深いものが提示されている。すなわち「魂のない高貴な人造人間と、魂のある悪鬼のような人間と、どちらが価値のある存在か?」という問題だ。

バロウズのファンならおなじみのように、これは石器時代シリーズターザンの物語と共通するテーマだ。さらに、この一種行動主義的人間観はハインラインにも引き継がれていくのだが、アシモフのロボットもの諸作品に通じるものでもある。ロボット三原則にその行動を制限された人工の存在と、生まれながらに自由な悪人と、いったいどちらが知的存在として好ましいか?

バロウズはやはり、真面目で娯楽的なエンターテイメントSFの方向性を位置付けたアメリカSFの祖かもしれない。






Last updated  2009.07.05 16:42:54
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2009.06.26
『火星の幻兵団』『火星のチェス人間』『火星の交換頭脳』を収録。いずれも秘境もので、カーターの息子、娘、第二の地球人が活躍する。この手法はターザンやペルシダーにもみられる、バロウズの十八番である。

幻兵団は観念の実体化と催眠術によるショック死がリアルだし、チェス人間に出てくる秘境バントゥームに住むカルデーンの理想はデュマレスト・サーガのサイクランを連想させ、交換頭脳は邪教退治とラス・サヴァスの脳移植手術のくだりが興味深い。とくに『交換頭脳』はあのガーンズバックが自分の雑誌に掲載を認めたもので、いかに先見的なものであったかは、昨今の臓器移植問題を見ればわかるとおりだ。


火星の幻兵団






Last updated  2009.07.04 17:12:44
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2009.06.23
昔の単行本ではなく、合本版の第一集。『火星のプリンセス』『火星の女神イサス』『火星の大元帥カーター』の三部作を収める。基本的構造はターザンの第一作および第二作の筋立てと同じで、ただこちらの主人公がバージニアの紳士ジョン・カーターというだけのことである。

人種でいえば『プリンセス』で緑色人と赤色人が、『イサス』で白色人と黒色人が、そして『大元帥』で黄色人が登場し、火星全土をカーターが大元帥として束ねるというところで大円団となる。

シリーズを通して読んだのは不具がまだ10代の頃だった。卵生の火星人と哺乳類の地球人との間に子供が生まれるのか、とか、寒いはずの南極がなぜ暖かいのか、など突っ込みどころはたくさんあるが、全体を流れる独特の情感にはやはり、魅力がある。あらためてバロウズの翻訳は厚木淳、挿絵は武部本一郎に限る、と思ってしまった。


火星のプリンセス






Last updated  2009.07.04 17:11:57
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2009.02.25
本書の第一部のあとに『石器時代から来た男』が執筆され、悲恋が終わったところで第二部が書き継がれたという作品。そのせいか主人公の妹の新しい恋のお相手が暗示されているのが少しさびしい気がします。なおこの手のトリックはアンソニー・ホープの『ゼンダ城の虜』や、ハインラインの『ダブル・スター』が有名ですが、個人的には『王子と乞食』が最高峰だと思います。

「彼は自分がレオポルトだとは一度も言わなかった。その代わり、自分が国王にふさわしいことを行動で証明したのだ」






Last updated  2009.03.01 18:01:45
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