くり坊のひとりごと（blog版）

[OLD ASHIBA　製作事例＆トピックス] カテゴリの記事

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  OLD ASHIBA　折れ脚付き座卓　タイプＢ

  一見、以前ご紹介した折れ脚付卓袱台と同じようですが、ちょっとだけグレードアップしてます。ショップのお客様のご要望で、このような形になりました。前回のものは、OLD ASHIBAのフリー板の四隅に折れ脚をつけただけというシンプルな仕様でしたが、それなりに弱点もあります。ひとつは、天板が大きくなると、四隅の点で支えることに強度的な不安があること。二つ目は、折れ脚の金具が見えやすいという美観上の問題。この二つの弱点をカバーするため、このタイプは周囲に35ミリ角の材料を取り付けました。板の方向に直行する桟木は主に補強。板の方向と同じ方向につけた桟木は美観向上の役割を果たしています。裏側はこんな感じです。サイズもかなり自由に設定できるので、どんな風にＨＰに掲載したら分かりやすいかを、現在検討中。来年の新商品になると思います。それでは、本日もご訪問ありがとうございます。※価格は未定ですが、とりあえずの参考価格は14000円（税込み14700円）です。

  2011/12/21

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  OLD ASHIBA　フラップ扉付きボックス

  本日のご紹介は、「フラップ扉付きボックス」です。ベースは、ラックの長方形2型。お客様のご要望で4個同じものを作りました。こんな風に並べるのか、横一列に並べるのか、バラバラに並べるのかは不明ですが、バラバラだからこそ、いろんなアレンジができるのも事実ですね。フラップ扉というのは、上に跳ね上げるタイプの扉のことをいいます。写真のタイプは、上に跳ね上げてから奥に差し込めるタイプで、良く図書館などにある、ディスプエレイと収納を兼用した機能的なものです。本を立てかけたまま差し込めます。図書館などでは、最新号は手前にディスプレイして、中にバックナＢンバーを入れてあったりしますね。今回作ったものは結構大きいものでしたが、横長のものとか、もう少しコンパクトなものとか、いろんなバリエーションが考えられます。どんな風に商品ラインナップに加えようか、現在検討中。本日もご訪問ありがとうございます。※参考価格は、とりあえず、無塗装で11000円くらいです。

  2011/12/14

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  OLD ASHIBAの卓袱台

  最近時々ご要望をいただくのが、折れ脚つきの座卓、いわゆる卓袱台のようなものです。卓袱台といってもなかなか奥が深いのですが、本日は折れ脚用の金具をつかったシンプルなタイプをご紹介します。写真の卓袱台は550ミリ角で大きさとしてはかなり小さめですね。そのため、特別な補強もせずに四隅に脚だけを付けています。実は、お客様からご注文をいただいたものですが、色を間違えてしまい、作りなおしとなりました。そのため、これは、ショップにお嫁にいきます。もう少し大きなものになれば、裏面に補強を入れるなどの配慮が必要になるだろうとは思いますが、折りたためるというのは、なかなか機能的なものですね。本日もご訪問、ありがとうございます。

  2011/12/07

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  OLD ASHIBAの食器棚

  OLD ASHIBAで作った食器棚です。塗装は「屋内用薄茶」です。ショップで、Ｎ様からご注文をいただいたものですが、WOODPROでも初めて本格的に作った食器棚になりますね。下がパネルの開き戸、上がガラスの開き戸、その間に引き出し、というオーソドックスなスタイル。引き出しの深さや上下のバランスはお客様のご要望にあわせて作りました。デザインというのはあまりにシンプルですが、シンプルであることがデザインになるのも、OLD ASHIBAという素材の持ち味ですね。こういった大型の、通常の配送では困難な家具というのは、ネットショップだけの時代には販売が困難でしたが、リアルの店舗ができて、自社で運べる範囲内であればこそ対応も可能になりました。これからも、いろんな家具にチャレンジしていきたいですね。また、大型家具もそうですが、ちょっとした工事もできるというのも地元ならでは。DIYが苦手な方にとっては、棚をしっかり取り付ける、ということだけでも大仕事になったりしますので、そういうちょっとした取り付けのお手伝いもできますね。リアルショップの可能性、というのもあらためて実感する今日この頃です。本日もご訪問ありがとうございます。

  2011/11/28

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  OLD ASHIBA　リビングボード

  本日は、ショップでお買い上げいただいたリビングボードのご紹介です。ショップにも色んなOLD ASHIBA家具を置いてありますが、実際のご注文は「オーダー品」が多いですね。このリビングボードは、ショップ二階のトイレ横の「袖棚付きリビングボード」の袖棚のないタイプですが、ガラスは標準品を利用しつつ、扉の縁を広くして幅の調整をしています。無塗装ですが、これにワックスなどを塗って仕上がると、ぐっといい感じになります。こうして、お客様からご注文をいただいて、作ってみて、ひとつずつ実績とノウハウと自信を積み上げております。もともとが家具メーカーでもありませんし、家具作りの技術というのは、これまで長く家具を作ってこられたメーカーや職人さんには遠く及びません。これは率直な気持ちです。OLD ASHIBAの家具だから作れる、という面もあります。もともとこういったラフな素材ですから、家具屋さんのように「きっちり」と作ることの方が難しかったりします。寸分の隙間もなく、反りもなく、美しく仕上げるのが家具の作りの美学であるとすれば、この材料くらい扱いにくいものはありません。今は「カフェブーム」の真っ只中で、その流れでこういった家具や素材というものが脚光を浴びていますが、そういうブームが過ぎ去ったあとには、「暮らしのスタイル」として定着してくるのはないかと思っています。そのときが勝負なんですね。ブームが去ったとき、この家具に下される評価。だからこそ、「ブームだからこその値段」ではなく、「商品の持つ本質的な価値」で価格を決めるべきだと思います。同じ家具が青山の家具屋に並べば、きっと2倍以上の値段で売れるのでしょうね。流通業者さんというのは、売れるものを仕入れればいいわけなんですが、メーカーはそうはいきません。だからこそ、じっくりと育てていきたいと思います。本日もご訪問ありがとうございます。

  2011/11/25

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  OLD ASHIBA　カベカケタテカケ君

  やっぱり週末は雨のようですね。さて、本日は、近日発売予定で、既にショップにだけ置いてある「カベカケタテカケ君」のご紹介です。いえいえ、実は本名は「壁掛けレターラック」といいます。「カベカケタテカケ君」という早口言葉みたいなのは、今私が思いついただけですから、スタッフにも通用しませんよ。（笑）お値段、1890円（税込み）現在、壁掛けタイプの商品は「OLD ASHIBA　壁掛け飾り棚」だけでしたが、これで、少しバリエーションが増えます。壁掛け飾り棚は「小物を乗せる」ものですが、こちらは「薄いものを立てかける」ラックになります。お気に入りの絵葉書とか、ショップカードとか、写真とか・・・。押さえには細いアイアンの丸棒を使っていますので、ここに何かを引っ掛けて吊るすというようなこともできます。それから、もっとシンプルに、「棒」というものもご用意しました。これは、レターラックの下側に使っているフレームだけの商品です。両端に▲カンを付けられるように加工してあります。軽量のカードに適したものですので、こちらは細かくサイズバリエーションを設定して販売しようと思っています。こちらは「壁掛け飾り棒」（笑）。現在、思いのほかOLD ASHIBA商品のご注文が集中しまして、新商品の生産着手が遅れておりますが、12月に入りましたら発売する予定ですので、乞うご期待です。それにしても、いつも悩むのがネーミングですね。悩んだ結果、いつも「壁掛けレターラック」みたいな、「そのままやん」という名前に落ち着きます。たとえば「レターキング」とか「カベカケタテカケ君」とか「セリヌンティウス」とか、そういった名前を付けてしまえばいいのかもしれませんが、どうも社風に馴染まないのか、結局、直球勝負の名前になってしまいますね。本日もご訪問ありがとうございます。

  2011/11/18

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  薄型　扉付き収納で考える「バランス」

  どこのお宅にも、それぞれの事情があるので、家具についてのニーズは違います。基本的には、家具が先にあるのではなく、暮らしのスペースがあって、そこに家具が配置されるわけですから、ニーズとしては暮らしの数だけあるといってもいいでしょう。さて、最初の写真は、Ｎ様ご注文のOLD ASHIBAで作った薄型の扉付き収納です。ショップからの注文品ですが、洗面所に置いて、タオルなども入れておくためのもののようです。実は、私の思慮が浅く、ショップ内にあるその他の収納ボックスと同様に、35ミリのOLD ASHIBA材で扉を作るよう、工場に指示していました。が、いざ完成してみると開いたときに扉の重みで収納ボックスそのものが倒れてしまうということが判明しました。そこで、扉をハーフ（35ミリを半分にした材料）にして付け直した次第。結果的には、奥行きの狭いボックスの「有効容積」は増えたわけで、こちらがベターだったと思います。考えてみれば当たり前のことですね。ただ、こんな当たり前のことでも、実際に経験しないと気付けないことは多いです。こうして経験しながら、ベストな選択にできるだけ直線的に近づけるようになっていくことが学習なんですね。本日もご訪問ありがとうございます。

  2011/11/15

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  閉まらない下駄箱

  ショップがオープンしてから、連日、オーダー家具の見積もり依頼をいただいています。ショップのスタッフがお客様の要望を「見積もり依頼書」に記入して本社にFAXしてくるのですが、その頻度がだんだんと高まって、一日に何枚も来るようになりました。実物を見るとイメージが膨らんでくるのでしょうね。我が家のあの場所に、この家具があったら・・・・。と、実物を見るとシュミレーションがしやすいです。通常の見積もり依頼に加えて、ショップからの見積もり依頼が増え、私の仕事もだんだんとタイトな状況になってきました。このまま見積もりに忙殺されてしまうと、これからの商品展開とか、もろもろの打つ手が遅れてしまいます。見積もりというのは、単純に価格を出すだけじゃなくて、結局は「企画」を練ってるんですよね。だから、見積もりの中の作業部分と、クリエイティブな部分というのは分けて考えないといけません。作業はしっかりと合理化して、クリエイティブな部分は次なる商品企画の元にもなるので、しっかり検討しないといけないですね。そんなことは今回のブログのテーマではなくて、ショップから来たご注文品のご紹介でした。ご注文者は「Ｎ様」。扉が上からぶら下がった「下駄箱」です。普通は締まるように作りますが、お客様のご要望は「締まらないように作ってほしい」というものでした。扉を上でこんな風に吊ると、重心の関係で扉は微妙にボックスに当たらない位置で安定します。頻繁に開閉する下駄箱で、尚且つ、中の靴を見えるままにしておくのは抵抗がある、という場合にはとっても実用的です。なおかつ、扉の厚み分が斜めに外に出っ張っているので、中に棚の奥行きも有効に使えます。そして、こうしてショップの階段したなどのスペースに置いておくと、他のお客様の目にも止まって「これいいわね」なんてこんとになって、新たな見積もり依頼をいただいたりします。忙しいのですが、見積もりの方もがんばりますので、よろしくお願いいたします！ショップも少しずつクリスマスモードになってきました。本日もご訪問ありがとうございます。

  2011/11/11

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  OLD ASHIBA　オーダーキャビネット　

  写真は、WOODPRO Shop&Cafe　でお買い上げいただいた、オーダー品のキャビネットです。ガラス戸の上に引き出しを、というのもお客様のご要望です。インターネットでは、なかなか伝わらない商品の質感なども、リアルな店舗では実際に触って、じっくり見ていただけるのでいいですね。当初からの目的でもありますが、お店全体がWOODPROのショールームのようなものですから、商品の持つ雰囲気というのは伝わります。そのせいだと思いますが、こういったオーダー家具のご注文やお見積もりを沢山いただけるようになりました。規格サイズで間にあえば、生産も効率的に行なえるので、価格も抑えられます。が、それぞれのお宅には、それぞれの事情があり、棚ひとつでも置ける場所に制限があります。少し高くはなりますが、そういう場所にフィットする家具を作ることもWOODPROの使命だと思ってます。普通、オーダー家具というと、目ん玉が飛び出るくらいに高くなったりしますが、そこをできるだけ抑えて、目を大きく開いて、「思ったより安いね」と言っていただけるくらいで作れれば、と思っています。（笑）まあ、無垢材でしっかりとした家具を作れば、プリントの組み立て家具のような価格ではもちろんできませんが、ながーく使ってもらえる家具を作りたいな、と思っています。さて、この写真のキャビネットだって、ほんとにシンプル。こういうシンプルで無駄のないデザインというのは、きっと50年前にもありましたし、そして50年後だって陳腐にならないと思います。陳腐とは、ありふれていることですが、本当にシンプルなものというのは、陳腐にはなりません。下手にデザインをしようとするから陳腐になるんでようね。かといって、デザインされていないかというと、結構緻密にバランスが考慮されていたり、質感が際立っていたり、そういった控えめな主張というのが長ーく愛してもらえる秘訣だとも思います。ということで、お近くの方、そして、広島に来られた方はぜひ、ショップまで足を運んでいただけると嬉しいです。お店の階段壁面のディスプレイも、少しクリスマスバーションになりました。本日もご訪問、ありがとうございます。※追伸広島ローカルの情報番組「満点ママ」で紹介してもらった影響だと思いますが、昨日は、電話はなりっぱなしで、お客様も多く、スタッフは大変だったようです。リピーターになってもらえるような接客と店作りをしていかねば、と思います。

  2011/10/28

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  OLD ASHIBAのカウンターの下に引き出しを・・・。

  テレビボードの両脇のボックスを作ったことは、以前書きましたが、それと同時に、ダイニング脇のカウンターの下にも引き出しを作ってみました。ちなみに、カウンターを作ったのは1年あまり前で、そのときはただ棚があるだけでした。そのときの記事はこちら。1・2そこに引き出しをつけると、ぐーんとグレードアップ。取っ手は近日発売予定の、「アイアン取っ手　黒皮鉄　ハンドメイド　平タイプ　Ｍサイズ」ちょっと商品名は長いけど、ワックス仕上げでいい感じ。そして、もう一度、テレビボードＫモデルと、その両脇に「助さん・格さん」のごとく控える、扉付きボックス。こちらの取っ手は、Ｌサイズ。それでは、本日も、ご訪問、ありがとうございます。

  2011/10/11

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  合掌作りのラダーシェルフ

  去る10月1日の土曜日は、午後からショップへ。工場では中間決算のための棚卸し中。写真の什器は、OLD ASHIBAのラダーシェルフ（奥行きワイド）の5段タイプを2台あわせて作ったもの。オープン時にはすでにあったのですが、出来上がったタイミングが遅く、とりあえず奥の方に置かれていました。それが今回、ショップ二階の中央に進出。こうしてみると、なかなか素敵な存在感です。流石に、一般のお宅にこれを置くとなると難しいと思うのですが、脚さえあれば、5段くらいの高さというのもいいかも、なんて思い始めました。もうすぐ、「ラダーシェルフ5段タイプ」というのが発売されるかも・・・。本日もご訪問ありがとうございます。オープン時にはいただいた花が並んだいた階段ですが、今回少しリニューアルしました。

  2011/10/04

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  OLD ASHIBA　ソファ　の初納品です。

  6日火曜日の夕方、ショップのみの限定発売であるOLD ASHIBAソファの、記念すべき初納品に行ってきました。初納品ということは、初お買い上げでもあります。写真は、お客様にいただいたものでが、床の色ともよくあっていて、とってもしっくりきてました。布張りの丸椅子もリアルショップ限定発売中のもので、ソファの生地と同じ生地でそろえてます。写真では少し明るめに見えますが、床も落ち着いたダークブラウン。ソファは「鶯茶（うくいすちゃ）」という色で、私的には、イチオシです。ひとつ買うと、ついつい揃えたくなってしまうのがOLD ASHIBA家具の魅力でもありまして、次は、テレビボードか・・・・、なんて勝手に目論んでます。（笑）お買い上げいただいたのは、岩城英世さん。広島で創業57年のユニフォームを製造販売する、イワキ株式会社の社長です。奥様と二人でお店にこられて、特に、奥様にソファを気に入っていただきました！実は、ソファをお買い上げいただく前に、一度だけお会いしたことがありました。ＯＳＭＣ(オンラインショップマスターズクラブ）という、ネットショップを運営する会社の会員制の勉強会がありまして、そちらの勉強会です。去年の6月のことですが、そのときのテーマは「ipad」。ipadも、まだ発売間もない時期でしたが、既に購入しておられたのが印象的でした。おそらく、ネット販売を始められたのも、うちと同じくらいの時期で、広島ではかなり早い方であったと思いますし、もちろん、今も意欲的に活動されてます。ネットショップ名は「イワキユニフォーム」。ユニフォームのモデルは、確か、岩城社長のお嬢さんや、スタッフの方がされてます。事務服とか、ナース服とか、ちゃんと着て見せて売るところが、できる限りちゃんと伝えない、という会社の誠実さが感じられます。そうでないと、なかなか伝わらないですね。ということで、広島でも、結構早い時期からネットショップを立ち上げ、ともに頑張っている会社どうしということで、これからもよろしくお願いいたします。実は、納品時に、私も撮らせてもらったのですが、メモリーカードの不調でデータが消えてしまいました・・・。ということで、岩城さんに無理をお願いしまして、急遽写真をメールでお送りいただいた次第です。本日も、ご訪問ありがとうございます。

  2011/09/09

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  OLD ASHIBA　ラダーシェルフ　奥行きワイドタイプ

  ガーデニング用のラダーシェルフ「奥行きワイドタイプ」を3月に新発売しましたが、その販売が好調なのに気をよくして、OLD ASHIBAタイプにも「奥行きワイドタイプ」を追加することにしました。板の奥行きが広くなったので、飾り方にも奥行きが出せるし、低めの本なら置けちゃいます。スタッフの島田さんが現在ＨＰへのアップを準備中です。乞うご期待。さて、この商品のネーミングが「奥行きワイド」に決まるとき、いろいろ議論がありました。ワイドというのは幅のことで、通常横方向を現しますが、今回新たに加えたのは奥行き方向が深くなったタイプ。「奥行き深いタイプ」というのもゴロが悪いし、どうしようかと悩んだ結果、いつもながら安直な「奥行きワイドタイプ」に。これを英語にしたらどうなるのだろう？と考えてみたが、流石に「DEPTH WIDE TIPE」というのはどうかと思ったので、DEEP-TYPE にしてみました。奥行きのあるタイプ、という感じです。これで通じるのかどうか分かりません。

  2011/09/08

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  OLD ASHIBAの切れ端

  7月にオープンしたWOODPRO Shop&Cafe　で、数量的には一番売れているのは、足場板古材の切れ端です。5センチ～20センチくらいの切れ端をがさっと大きな入れ物に入れて、1個50円で販売しています。ただ、この売上のすべては東日本大震災の義援金として寄付しています。ショップも1ヶ月を経過して、いったいどれだけの金額になったか、ちょっと確認が取れていませんが、ネットショップでも始めようかと思っています。こうして、お気に入りの小物を置くだけで、なんとなく絵になる。使い方はお客様次第。我が家では、3つくらい積み上げて、カゴの台にしていたり。いずれにしても、普通はゴミとして処分されるものですから、これで儲けようなんて思いません。お買い上げの商品と一緒に、ちょっとだけお買い上げいただけると、嬉しいです。東日本大震災の後、会社としても義援金に協力しましたが、大事なことは、「継続」して応援すること。そのままでは捨てるしかない端切れの材料が、もう一度どこかで活用されて、さらに、被災地の応援にもなれば嬉しいです。スタッフと相談して、ネットでもお買い上げいただけるようにしたいと思います。本日もご訪問、ありがとうございます。※ちなみに、木の切り口に塗られたペンキは、建築現場に貸し出した杉足場板が、どこのものかを明確にするための識別色。リース会社によって、色が違います。そして、切り口に打ち込まれた波型の金具は「波釘」といいまして、板が割れるのを防ぐためのものです。OLD ASHIBAとして販売する際には、刃物を痛める可能性もあるので、切り落とされます。

  2011/09/05

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  もうすぐ・・・・OLD ASHIBA　ラダーシェルフ　奥行きワイド

  春のガーデニングシーズンに突入し、さらには、7月27日のショップのオープン。8月に入ってから、ガーデニング関係の商品は流石に受注に翳りがでていますが、OLD ASHIBA関係商品は季節要因が少ないこともあって、まずますの受注。いろいろと出したい新商品はあるのですが、少々発売も遅れ気味・・・。ということで、本日は、フライング気味に新商品の発売予告です。ガーデニング用のラダーシェルフ奥行きワイドタイプは、今年の3月に、ナーセリーボックスやベジタブルボックスと一緒に発売済。おかげさまでご好評をいただいています。それに気をよくして、というわけでもないのですが、OLD ASHIBAラダーシェルフにも、ワイドタイプを追加しようと思います。モノを置けるスペースが従来よりも広くなっているので、雑貨を置くにしても、靴を置くにしても使いやすい。本を置くこともできそう。インテリアとして、特に使いやすくなりそうです。9月の上旬あたりには発売したいな、と思って現在調整中です。発売の暁には、よろしくお願いいたします。本日もご訪問、ありがとうございます。

  2011/08/26

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  OLD ASHIBA　ネストテーブル

  本日は、近く発売を予定している、OLD ASHIBAネストテーブルです。ネストテーブルとは、入れ子式の組テーブルのことをいいます。収納時はコンパクトで、それぞれを出して使うこともでき、ディスプレイに使うと、高低差がでていい感じ。OLD ASHIBAの場合には、変形防止のために、背面に補強の板をつけたりしますが、それをすると、入れ子にしたときにその補強が邪魔になって、奥まで入りません。そこで、黒皮の鉄パイプを補強に使っています。収納時はこんな感じ。販売価格は現在検討中です。

  2011/08/03

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  OLD ASHIBA　furniture

  WOODPRO Shop&Cafe　の二階の奥に、OLD ASHIBA　家具コーナーがあります。ネットショップでも、OLD ASHIBAの家具の販売は行なっていますが、一定金額以上の家具をインターネットで購入するのは、なかなか勇気がいるものです。家具は、生活の中で、直接住む人の肌に触れますし、生活との密着度が極めて高い分、しっかり吟味もしたくなります。たとえば、このソファ。現在企画中の商品で、コストの計算などのツメを行なっている段階ですが、販売価格は8万～10万くらいになると思います。3万くらいのソファであれば、すわり心地とか、それほど気にせずに買ってしまえるかもしれませんが、10万近いものになれば、すわり心地や、素材感、重厚感、手触り・・・、五感を総動員して確認したくなります。そうすると、ソファをネットで販売するのはなかなか難しい。ということで、まずは、リアルショップ限定で販売をしようと考えております。家具というのは、検討から購入まで、結構長い時間がかかります。3件くらいの家具屋のハシゴは当たり前ですが、それを数回繰り返してやっと決まるケースも少なくありません。とにかく見ていただいて、座っていただいて、開いていただいて、触っていただいて・・・、そして、他の家具屋さんの家具と比べていただければと思います。決して、どこよりも自信がある、といいたいわけではありません。家具の良し悪しというのは、その単品の良し悪しよりも、使う人のライフスタイルや、好み、安らぎを感じる瞬間・・・、そういった生活を取り巻く環境に溶け込んでこそ価値を発揮します。それをイメージできればきっと後悔しなくて済みます。WOODPRO Shop&Cafe　のOLD ASHIBA家具コーナーでは、皆様のお越しをお待ちしております。と言っても、私はいませんが・・・・。本日もご訪問、ありがとうございます。

  2011/08/01

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  OLD ASHIBA のソファ

  本日、WOODPRO CAFE　用のソファのクッション部が届きました。これまでなかった、布とのコラボ商品です。ソファの命はなんといってもクッション。座り心地、生地の色合い、手触り・・・。これはネットショップではなかなかお伝えできません。そこで、OLD　ASHIBA のソファは、とりあえず、リアルショップ限定で販売しようと思っております。このソファは側面をマガジンラックにしていますが、黒皮鉄のパイプに紙が巻いたままで写真撮影となったことはご愛敬です。やわらかい雑誌や新聞だと、ちょっと不安定そうなので、パイプを二本にしようかと思案中。カフェがオープンしましたら、座り心地などもご確認いただけます。販売予定価格は、8万～10万の間になる予定ですが、現在、コスト試算中です。クッションの生地や硬さも選べるようにしようと思っています。本日も、ご訪問、ありがとうございます。

  2011/07/18

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  黒皮鉄の取っ手

  OLD ASHIBAという素材にあう取っ手というのを考えていくと、結論としては、「黒皮鉄」の取っ手になりました。黒皮というのは、鋼材を圧延するときに表面が酸化してできる皮膜のことです。基本的には、鉄を熱して圧力かけて伸ばしたりしれば、必ずできる自然なもの。普通はこれに錆止めと塗装をして使用します。でも、これに塗装をしてしまうと、やっぱり味わいが無くなってしまいそうですよね。5種類の取っ手の内、上の三つは、鉄の平板を叩いてアールを作ったもの。そのために、叩いた部分の黒皮は取れかかって、ちょっとまだらになっています。下の二つはプレスの機械で直角にまげて作っているので、叩いた跡はなく、比較的すっきりしたデザインになっています。店舗などに使われる場合は、この状態からわざわざ錆びさせて、古びた感を演出したり、あるいはわざわざ錆びて古びたような塗装をすることもあります。ただ、ここはあえて、そういった小細工はせずに、ありのままの鉄という素材に自然素材のワックスをかけて商品にすることにしました。ということで、現在、ＨＰへの掲載準備中です。本日も、ご訪問、ありがとうございました。

  2011/06/29

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  OLD ASHIBA　スリムボックス

  久しぶりにOLD ASHIBAです。今、縦長の箱を規格化して商品化しようと思ってます。縦長の箱を置いて、その間に板を渡せば「棚」になります。ボックスの上に天板を置けば、机になったり、カウンターになったりします。板の状態から完成した状態を想像するのは、かなりDIY好きの人でないと難しいのですが、箱と箱の組み合わせであれば、考える糸口があるので、DIYが苦手な奥様でも、「簡単に完成した状態＝自分の求める姿」をイメージできると思います。箱、板、金具・・・、その組み合わせとアイディア次第でいろんなアレンジが楽しめる、というのが、このボックスの開発コンセプトなのですが、実はもうひとつ大きなポイントがあります。それは、組み立て済で運べる限界サイズ。縦横とも大きいと、重くなるしかさばるので組み立て済では配送できなくなります。お客様の組み立て手間の軽減もありますし、工場も作りやすいのです。さらに、ボックスを規格化すると、さらにいろんなメリットが出てきます。たとえば、これだけボックスが並ぶと、扉くらい付けたくなりますね。箱が規格化されていれば、扉も簡単に規格化できます。パネル扉に、ガラス扉。なんだか、想像しただけでイメージが膨らんできませんか？それでは、商品化に乞うご期待です。本日も、ご訪問、ありがとうございます。

  2011/05/26

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  ひとつだけのプランターでござる。

  私の九州紀行が続いて、ちょっと飽きてこられたかと思いますので、ここらでちょっと変化球です。このプランターは、私のブログでも時々ご登場いただいている絵図屋さんが描いたもの。なぜかというのは、うちの社長のブログをご覧ください。イタリアの香りがしますよね。エーゲ海ですよ、やっぱり。ぱっと見た瞬間に気持ちが明るくなるようなやわらかい色調と、やわらかい線。今にも、軽やかな音楽が聞こえてきそうな気がします。それでいて、ちょっとノスタルジックな感じ。まあ、これも絵図屋さんの引き出しのひとつなのでしょうね。ちなみに、絵図屋さんのブログにも、このプランターのことが・・・。頭の中にイメージしたものを、こうして描き出せるって、いいですね。実物は、広島市中区堺町の「ＤＩＳＨ」の店頭でご覧ください。後で気付いたんですが、ボトルに「WOODPRO」と入ってますね。こういった遊び心も、絵図屋さんの得意とするところです。ちょっと、小刀か彫刻等で傷を付けたような跡もあり、細かなところにも、一手間かかってます。

  2011/05/10

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  OLD ASHIBAの家具

  足場板といえば、35ミリという厚みと素材感を生かした、重厚な感じが持ち味ですが、存在感を発揮しすぎるという弱点もあります。ということで、もう少しライトな感じで、かわいらしい部屋のインテリアにもあう家具をデザイン中です。まずは、第一弾が、こちらの机と丸椅子。足を細くすることで、重量も軽くし、見た目にもすっきりと仕上がったように思います。丸椅子には、座が四角いタイプもあります。DESK-S としましたが、仮称です。SLIM のＳ　くらいの意味です。ここのところ、OLD ASHIBAの家具について、いろいろ思案しています。ブログでも何度も書いたと思うのですが、杉という材料は必ずしも家具に適したものではありません。家具屋さんに行っても、杉の家具をいうのがほとんどないことでも明らかです。すぐれた家具用材というのは、「強いこと」「寸法安定性が高いこと」「木目、木肌の美しさ」が大きな条件となります。マホガニーとか、チーク、ナラ、ケヤキ、ブナ、サクラ・・・。優れた家具用材というのは、基本的に広葉樹で、堅く強く、木目が美しく、反りや狂いの出にくい材、あるいは、出にくい加工を持って作られます。そのため、やっぱり、結構なお値段もします。その代替として、出てきたのが、ゴムの木（ラバーウッド）というものです。堅さもそこそこあり、寸法の安定性もそこそこで、残念ながら木目はほとんどなく、ただ、導管といわれる小さな穴があるだけ。家具屋さんに行って、安なの家具だと、この材料が多いですね。カントリー家具に使われるパイン材というのも、本来は家具として最適なものではありません。傷もつきやすいですね。カントリー家具というのは、おそらく手軽にDIY的に作られたものがスタイルになったものだと思います。そのため、加工のしやすさや、簡単に手に入ること、安価なことが大きな要因となってパインが使われたのでしょう。ということで、杉材というのも、決して家具に適した材料ではありません。それでもなぜ杉足場板の家具なのか、というと、やっぱり、この木の味わいがいいんですよね。だから、高級家具にするつもりもなく、木のぬくもりが生活の中に、すーっと溶け込むようなシンプルで優しい家具を作りたいんです。きっと、50年たっても違和感なく、その場所にあり続けられる家具・・・。それが理想です。現在、発売準備中の商品のご紹介でした。ご訪問、ありがとうございます。

  2011/04/21

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  今日から家族の仲間入り～OLD ASHIBA　オーダーシェルフ

  土曜日、Ｎ野さん宅に、注文をもらっていた棚の納品に行ってきました。Ｎ野さんは、WOODPROの社員です。私がWOODPROに入社する前からいるベテランで、ネットショップを始めた当初は、「Ｙ平」という名前で窓口も担当していました。ここまで書いて、伏字にする必要もないのですが・・・・。それがかれこれ11年前。それから時は流れ、名前も「Ｙ平」から「Ｎ野」になりまして、今や、三人の子どものお母さんです。産休を挟みつつ、いまも会社のムードメーカーとして頑張ってます！さて、今回のご依頼は、いちばん上のお姉ちゃんが小学校に入学したのを記念して、、いろいろなものを片付けるために、完全オーダーで、OLD ASHIBA家具を作りたいというもの。設置予定場所の寸法を測り、入れたいものを設定し、引き出しや、キャスター付きの箱や、パイプハンガーも付けました。子どもの服も、成長とともに丈が変わってくるので、パイプハンガーのついた棚は可動式にしてあります。アクティブな次女と、シャイなおねえちゃんです。キャスター付きの箱は、撮影用にとりあえず「おもちゃ箱」にしてみましたが、実際には「おとうさんの部屋」として利用されるとのこと。お父さん憧れのプライベートスペース・・・。おとうさん、頑張れ！てなわけで、OLD ASHIBAのフルオーダーの棚が、Ｎ野家の一員となりました。これから、末永く、ご家族の成長を見守っていきたいと思いつつ、納品させていただきました。ちなみに、このサイズでの納品となりますと宅配は使えないので、配送費がとても高くつくので、ネットショップでの対応はできません。ご訪問、ありがとうございました。

  2011/04/12

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  OLD ASHIBA　の　座卓

  昨日は、最大で震度6強という余震が東北地方でありました。今から、と言うときにちょっと出鼻をくじかれた感じで、復興の厳しさが感じられました。いずれにしても、まだまだ長い道のりですね。原発事故も解決しないまま、まさかの東海地震なんて起きてしまうと、ほんとに戦後復興なみの困難な状況になりそうです。と、ネガティブなことはともかくとしても、ネットショップの売上の方は世の中の自粛ムードも反映してか、春らしい盛り上がりはいまひとつ。そこで、新商品をあれこれと思案しております。本日は、引き出し付きの座卓です。和風とはいえませんが、シンプルで、とてもいい感じ。瀬戸内の桜もそろそろ満開。東北地方はもう少し先になると思うのですが、被災地の方々にも、桜を愛でる余裕が出てくればと思います。私も、常に、応援する気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。とりあえず、気持ちばかりで、お役に立てず、心苦しいのですが・・・。

  2011/04/08

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  OLD ASHIBA　引き出し＆開き戸付ボックス

  いよいよ春ですね。春に向かって、いろんな新商品の検討を進めてきましたが、そちらもツメの段階に入ってきました。本格的なガーデニングシーズンを迎えてしまうと、生産が受注に追われてしまって、新商品の発売もそのまま秋まで持ち越し・・・・、なんてこともしばしば。今年の新商品発売にも、かなり巻きを入れていかねばという状況ですね。さて、本日は、新商品での発売を予定している商品の試作です。引き出し付きのボックスと、開き戸付のボックス。高さは、この上に天板を乗せると、ちょうどいい机の高さになるように設計しています。これで、天板の長さを変えれば、スペースにジャストフィットの机の出来上がり。リビングの窓際に配置すれば、パソコンデスクや、家事の合間の作業台、小物を飾る台にもなりますね。いかがでしょう？シリーズとして、扉も引き出しもない、ただのボックスや、ガラス戸の入ったもの、なんかも考えてます。脇に置いてあるキャスター付の引き出しは、この机の下にちょうど入る高さ。組み合わせ次第、いろいろアレンジできる、新商品でーす。現在、ツメの段階に入っていますので、乞うご期待。ではでは。

  2011/03/08

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  OLD ASHIBA　DESK 足場板の机（引き出し付き）

  足場板古材の机です。なかなかいい味わいではありますが、机としては、広葉樹の堅木の方が適しています。やわらかい木は傷が付きやすく、磨耗も早い。また、年輪があらく板目挽きの針葉樹は反りも出やすく、直接この上で文字を書くには適しません。そのため、テーブルや机、座卓などは堅い広葉樹で作られ、表面はできるだけ平滑に仕上げます。それでもあえて、足場板の古材でテーブルを作るのは、やっぱり、この味わいゆえですね。杉材というのは、軽く、まっすぐであることが特徴で、昔から力のかかる構造材ではなく、壁材や天井などの面積の広い場所に張る板や、建具、鴨居などの造作材に利用されてきました。軽い、ということは、木の中に沢山の空気を持っているということで、断熱効果もあり、体温を取られないので、触ったときにもに「冷たさ」を感じにくくなります。古びて、丸くなった角。傷の残る面。写真では分かりにくいけど、人が歩いていた板ですからね。100年前に作られた、オークのアンティーク家具のような重厚さはない代わりに、ぶつかるたびに自分の方を傷つけてきた優しさがあります。この机が置かれた空間が、なんとなく柔らかく、人の心まで和ませてくれるといいですね。

  2011/02/28

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  OLD ASHIBAの引き出し付きデスク

  引き出しの付いた奥行きの浅いデスクです。シンプルなデザインが、私も結構気に入ってます。勉強机というよりは、パソコンデスクの代わりであったり、窓辺において、飾り棚も兼用したりといった使い方に適しているように思います。引き出しが付くことで、機能的にもなり、また、家具としての表情にも変化がでましたね。取っ手は黒皮鉄をそのまま利用したものですが、OLD ASHIBAの雰囲気にはよくあってました。もうすぐ正式に発売予定です。（写真のテーブルは、お客様からのオーダー品です。）

  2011/02/10

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  OLD ASHIBA　可動棚付きシェルフ

  可動棚付きシェルフです。棚が可動であるということは、いろんなメリットがありますよね。置きたいものによって棚の位置を変えることができるというのは、使う側にとってはとても大きなメリットでしょう。でも、実は、作る側にとってのメリットというのもあるんです。棚の位置が変えられるということは、その棚が「汎用性」を持つということなので、同じ商品でそのまま使える人が増える、ということでもあります。ということは、「規格化」ができるということになります。規格化ができれば、まとめて作れます。まとめて作れれば、1台あたりの生産時間が短縮できます。生産時間が減れば、生産コストが下がります。生産コストが下がれば、値段も下げられます。値段を下げると、売れやすくなります。ということで、今考えているのは、加工の手間がかかる側面の板を標準化して、幅方向はイージーオーダーできるようにしようかな、と。新商品企画中です。

  2011/02/01

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  踏み台に棚が付くだけで・・・

   「30センチの高さの【OLD ASHIBA　踏み台】に棚をつけることができませんか？」という問い合わせを、Ｙ様からいただきました。できない話でもないので、オーダーでお受けして、製作、発送。そして、Ｙ様からいただいたのが、この写真です。40センチの踏み台には、最初から下に棚が付いています。これは、当初から、踏み台としてよりも、飾り棚として使われる可能性が高いと考えたからですが、30センチのものは低すぎて、棚を付けるということは全く考えていませんでした。が、お送りいただいた写真を見て、びっくり。大袈裟な表現ですが、目からウロコが落ちました。下に棚を付けることで、こんなにもかわいらしいアレンジができるとは・・・。・何かと置き場に困るリモコン置きを兼ねたサイドテーブル。・ちょっとお茶というときに、ミニ座卓の代わりに・上下二段のかわいらしい飾り棚に・・・・。「これはいい」とお写真を拝見した瞬間に、ポンと膝を叩きたい気持ちになりました。ということで、早速、棚付きタイプの商品化を検討しております。滋賀県在住のＹ様　素敵なアイディアとお写真をありがとうございます！ちなみに、座布団とか、コースター、雛人形のミニ座布団もＹ様の手作りとか・・・。道理で、とってもバランスがよくて、かわいらしいはずですね。

  2011/01/26

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  カフェな時間

  OLD ASHIBA　Ｈシリーズ　ダイニングテーブルを発売準備中です。この写真は、お客様のオーダーで製作したテーブル2台の内、狭いほうの1台。最近、本屋に立ち寄って雑誌を見てみても「カフェ」の特集って多いですね。「カフェ時間」とか、「カフェみたいな我が家」なんていうのも、結構流行っているようです。ただ、こういうときこそ、流行に惑わされず、本質を考えねば、と思うわけです。ここが、男のつまらないところでしょう。女性は、理屈なんてどうでもよくて、「かわいい」「すてき」「ほしい」と、極めて直感、直接的。カフェといえば、コーヒーを飲むところですよね。「お茶する？」のお茶するところ。まったりと、ゆっくりと、楽しく、ストレスから開放されて過ごす時間。それが、カフェな時間なんでしょうね。気の合う友人との会話。好きな音楽を聴きながら、好きな雑誌に目を通す・・・。そこに、コーヒーや紅茶の香りやが加わって、ストレスから開放されていくんでしょうね。そういったカフェの「ノンストレス」な状態を家にも持ち込みたい！という気持ちが「カフェみたいな我が家」ということになっていくのでしょう。OLD ASHIBAシリーズの素材である、中古の足場板という材料も、人気の発端はカフェ。使い込まれた木の味わいが、そういったカフェの時間の流れにあったのでしょうね。これは、やっぱり、木の力なんだと思うんです。「えー、でも、これまでだって、家にもいっぱい木が使われてましたけど」と皆さん思うでしょうね。確かに使われてきましたが、築100年以上の昔の家と、戦後の家の大きな違いは何かというと、それは「仕上げ」なんですよ。言い換えれば「表面ヅラ」。昔の建物は、そこに住まうことによって生まれた柱の傷とか、床の艶とか、角の丸みとかが「歴史」として「味わい」に昇華されていくんですね。だから古民家に行くと「いいなあ」と感じるのです。戦後の家というのは、とにかく、建てたときが100％で、そこからどんどん評価が下がっていく家ですね。ベニア板と、表面を取り繕うために張られた薄っぺらな板。あるいは紙。それを保護するためにしっかり塗られたウレタン塗料。「表面ヅラ」だけがいい人と長く話せば、底の浅さというのが見えたりしてしまいますが、そんな感じです。第一印象が一番良くて、時間の経過とともに評価が下がっていく・・。表面は似ていても厚さがない。厚さがないから、傷に弱い。傷の向こうに下地が見えれば、味わいどころではありません。話がそれましたが、「カフェな時間」とは、女性が直感的に「表面ヅラ」だけの現実にうんざりした結果、だというような気もします。そして、表面ヅラだけをまねた「カフェ」というのは、やっぱり淘汰されていくのでしょう。

  2011/01/21

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  森の足元-ブラウンエナジー

  置時計に続いて、OLD ASHIBAの掛け時計を発売準備中。発売に先駆けまして、以前、置時計に素敵なアレンジを加えていただいた絵図屋さんにプレゼントしたつもりが、グレードアップして帰ってきました。前回と同様、てんとう虫をモチーフにして、緑の葉をあしらってあります。表面には、Ｔ-5をカットして、時間が分かるように角度をあわせて貼ってありますが、下地の足場板の上に、一見ランダムにカットされて配置された文字盤が、私には秋の森を歩いたときの足元の様子に見えました。季節が秋だから、ということもあるんでしょうね。秋になると、森の木々が一斉に色付き、そして冬に備えて葉を落とします。落とした葉は、森の中に積み重なり、地面を覆い、長い冬を迎えるわけですが、きっと地中には、春になると出てくる虫達も眠っているのでしょう。その地面をやさしく守っているのも、積み重なった枯れ葉のなんですね。ということで、前回の置時計は「グリーンエナジー」と名づけましたが、今回の掛け時計は、「森の足元-ブラウンエナジー」。一見、すべてが枯れ果ててしまったかに見える晩秋の森ですが、落ち葉に覆われた地面の下には、すでに春に向かっての準備が始まっている、というイメージです。グリーンエナジーが目に見えるしたエナジーであれば、ブラウンエナジーは内に秘めたエナジー。そんな風に私には感じられました。。てんとう虫の時計の兄弟揃い踏み。ちなみに、この時計は、私がいただいたものではなくて、会社にいただいたものですが、撮影のため、一旦自宅に持ち帰りました。うちの奥様も感動していましたが、その分、私の作品との格差が目立つ結果となりました・・・。デザイン次第でどうにでもなる、という、いい例ですね。

  2010/11/30

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  OLD ASHIBA　キャスター付き本棚

  OLD ASHIBAで作ったキャスター付き本棚です。絵図屋さんからの注文品。納品すると、絵図屋さんが、お得意のペイントを施して、もうひとつ個性的な本棚になるんでしょうね。広島県三原市の「JAM」さん用とのこと。これからどうアレンジされるのか、楽しみです。片面が本棚、片面がマガジンラックになってます。

  2010/11/02

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  OLD ASHIBA タオル掛け

  今日は、OLD ASHIBA のタオル掛けのご紹介です。壁掛け飾棚に鉄パイプを付けただけのシンプルな構造。ただし、やっぱり、頻繁に使うものですし、力もかかるので三角カンでつりさげる、というわけにもいきません。しっかりと壁面にビスなどで固定する必要がありますが、ちょっとした小物や花も飾れる、シンプルで素敵なタオル掛けはいかがでしょう？ただいま、鉄パイプと足場板の古材を組み合わせた商品をいろいろ検討中です。

  2010/10/11

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  OLD ASHIBA　コーナー用テレビ台

  お客様のご要望で製作した、「Hシリーズ　コーナー用テレビ台」です。残念ながら、テレビがなくて花瓶ですが・・・・・。最近のテレビは薄型になり、さらに巨大化していることもあり平らな壁面に添って置くのが一般的。我が家も、テレビの買い替えと同時にテレビ台を製作し、そのようにリビングの配置変えを行ないました。ただ、考えてみれば、家族にとっては決していい配置ではありません。テレビが平らな壁面に配置されれば、テレビを見る人は必然的にその壁面と向き合うことになります。結果的に、家族全員が映画館のように横並びになってテレビを見なければとても見難い・・・。我が家のように、子どもも家をでて夫婦二人の家であれば問題ありませんが、4人家族ですと、団欒とは言いがたい形です。その点、コーナーにテレビを配置した場合は、それを見る人はコーナーに向かってＬ字に並ぶことになりますから、会話もしやすく、食後のひと時の一家団欒という絵も描きやすい。また、日本の住宅事情というのも重要ですね。窓も扉もない壁面というのは、家具を置いたり、絵を飾ったり、とても貴重な「面」ではありますが、意外に少ないものです。ドアの開閉スペースもありますし、その貴重なスペースに巨大化したテレビを配置すると、リビングの主役は完全にテレビになってしまいます。その意味でも、コーナーをうまく使ってテレビを置く、という方法はとても合理的。お客様のご要望で作ったものですが、受注を開始しようかなと思っております。なお、このテレビ台の下側には、10センチのスペースを空けました。これもお客様のご要望でしたが、なんと、お掃除ロボット用のスペースでした。時代は変わっていきますが、一家団欒は変わってほしくないものです。ということで、お客様からいただいたお写真もご覧ください。テレビの手前にいる家族のイメージが広がりますね。コーナーにあるからこそ、部屋のどこからでも、寝転んでも、座っていても、おもちゃで遊びながらでもテレビを見れる・・・・。そんな気がしませんか？お客様のブログでも紹介していただきました。

  2010/09/30

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  OLD ASHIBA　オープンラック

  本日は、先週製作した、OLD ASHIBAのラックをご紹介します。お客様まら、キッチンに使うラックを、ということで依頼されたものです。レギュラー商品化も意図して、シンプルな部材構成にしています。棚板は、天板・中棚・下段棚の3つで、上と下は固定棚ですが、中の棚は10センチ単位で高さが変えられます。キャスターをつけたり、天板にはタイルを組み込んだりといったオプションも考えられるかな、と現在思案中です。

  2010/09/16

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  OLD ASHIBA　の　デスク

    本日は、OLD ASHIBAのデスクをご紹介。 デスクタイプは、側面を塞いでいるので、使用する材料が多く、その分、少し価格が高めになりますが、その分、重厚感もあります。濃茶（こいちゃ）という色の影響も大きいでしょうね。 OLD ASHIBAなので、表面にはそれなりに凹凸もあり、学習机には適しませんが、ゆったりとした大人の時間を過ごすにはいいかも・・。 撮影のためにセットした椅子は、デスクの重厚さと比べるとちょっとバランスが悪いかな。   いつもこの場所を使って撮影してますが、これは会社の休憩室の奥の一角です。スポットライトもあって、ちょうどいいので、ついついここで撮影してしまいます。

  2010/09/06

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  OLD ASHIBA　テーブル　（屋内用透明）

  これから、もう少し、OLD ASHIBAを素材にした家具を商品化したいと思い、いろいろ考えています。使い古したOLD ASHIBAの素材感を生かしたものとなると、やっぱり、シンプルなものが基本。板の厚みも35ミリ。家具に使用する板の厚みとしては、ちょっと「無骨」。木目にも、広葉樹のような繊細さはなく、節もある。反りやすい板目材ばかりなので、かちっとしたものは作りにくい。家具用材としては、決して優れた素材ではありません。だからこそ、素材感をストレートに出して、木の表面に刻みついた歴史を楽しめるような家具にしたい。高級家具ではない。しかし、昔からそこにあったように馴染み、そして、いつまでも飽きの来ないもの・・・。ただいま、いろいろ検討中。会社の休憩室で、組み立て途中の様子・・・。

  2010/07/09

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  OLD ASHIBA　棚付きハイテーブル

  OLD ASHIBAのテーブルです。お客様からの注文品で、通常のテーブルよりは少し高めになっています。通常のテーブルや机の高さは70センチ程度ですが、このテーブルは1ｍの高さです。この台の上にガスオーブンを置かれるということで、作業しやすい高さというのがあるんでしょうね。イスを使うテーブルではないということで、下には棚を取り付けてあります。色は「灰白（はいしろ）」真っ白ではなく、ちょっとグレーとベージュの入った色合いです。

  2010/07/08

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  OLD ASHIBA　の　扉付きbox

  OLD ASHIBAの扉付きボックス。お客様からのご注文の品です。とってもシンプルな形。横長の四角形に、仕切りが二つで、空間が三つ。そこに扉がついただけ。シンプルだからこそ、いつまでも長く、飽きずに使ってもらえるのかな、なんて思います。OLD ASHIBA　扉付きボックス　無塗装

  2010/07/07

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  OLD ASHIBA　デッキボード

  初めて、OLD ASHIBAでデッキボードを製作しました。OLD ASHIBAは、すでに数年屋外で足場板として使用されてきた材料を使うので、基本的には屋外での使用には適しません。が、今回は、お客様が広島の方でもあり、テスト的にチャレンジしてみました。色は「屋外用　薄茶（うすちゃ）」です。隙間の不均一や、厚み違い、もありますが、素材が素材だけにほとんど気になりません。ただ、製作担当者はかなり苦労したようで、本格的に受注するとなると、もっと工夫が必要なようです。ということで、発売の見込みは立っていませんが、こんなこともできるというご紹介でした。ブルちゃんも嬉しそうにデッキの上を走り回っておりました。かわいいブルちゃんです。

  2009/09/17

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