「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」展を見てきました。
5月31日。広島県立美術館に「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」を見に行ってきました。会期の最終日に駆け込み鑑賞でしたが、行けてよかったです。といっても、私自身芸術に詳しいわけでもなく、ロートレックもミシャも、名前は聞いたことがあり、絵も見たことがあるような気がする、という程度です。関心を持った一つの大きな理由が「ポスター」であるということ。ポスターというのは、人に見てもらうことが大前提で、かつ、見た人に興味を持ってもらう必要があります。その意味で、普通の絵画よりも分かりやすいですね。展示会のポスターにもなっている赤いマフラーの男。伝説の歌手アリスティード・ブリュアンを描いたものだとか。コンサートの告知ポスター、といったところでしょうね。写真OKというのもうれしいです。「パリ時代の10年」とは、1891年から1900年。日本では、1889年に大日本帝国憲法が発布され、初めての選挙、第一回帝国議会が行われたのが1890年。そんな時代です。こちら、ロートレックのモノグラム。鳥居が歩いているように見えますが、HとTとLを組み合わせたものとのこと。Henri de Toulouse-Lautrec(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック)の頭文字です。当たり前と言えば当たり前のことですが、130年前の「ポスター」というのは、版画だったんですね。それがよく分かり展示がこちら。右から刷りが重ねられ完成していきます。ロートレックの絵は、なんとも言えない味わいがあっていいですね。今回の展覧会のもう一人の主役がミュシャ。ミュシャの絵は、本当に繊細で美しいです。ミュシャのジャンヌダルク。「ジスモンダ」という演劇のポスター繊細で美しいです。ということで、展覧会は5月31日で終わってしまいましたが、行ってよかったです。ロートレックの「ジャンヌアヴリル」有名なムーランルージュのダンサーとのこと。アートって、いいですね。