宮島の見える丘陵 大造成中 開発なのか、破壊なのか?
世界遺産宮島を有する廿日市市が現在、丘陵地を大開発中です。冒頭の写真は、山陽自動車道 宮島SA 下りにある展望台からの景色です。右側に見える島が「宮島」。宮島SA直下の丘陵地が大きく削られています。ちなみに、こちら、近いアングルから 2015年の雪の日に撮った写真です。手前の小さな山が削られているのが分かります。宮島SA下りは、やや遠いながらも瀬戸内海が見え、宮島も望めることから、かなりの人気スポットです。大鳥居を模した小鳥居をくぐると、展望スポット。そして、現在、その直下が大造成中で、SAを訪れた方も、結構びっくりされてます。こちら、展望台から東寄りの風景。こちらも大きく削られていて、かなり広範囲の開発です。宮島SA下りの展望台から見える風景はぐるりとこんな感じ。「なに作るのかね?」と見ている人たちも気になる様子。その答えは、こちら。⇒廿日市市 新機能都市開発事業の概要山陽自動車道から、国道2号線に至る70ヘクタールが事業エリア。こちらは俯瞰図。左上に書いてあるのが、宮島SAです。その下に作られる予定なのが、宮島への観光客を狙った温泉、宿泊リゾート施設です。一部には、利権問題などもささやかれたりしていますが、どうなのでしょう?また、最近全国ニュースでも取り上げられた「市街地に熊出没」のニュースは、この開発地の下側での出来事です。私の母校である廿日市高校に熊が入って、学校も休校になったりしました。地元では、開発の影響では?と噂されてます。街の活性化を狙った大きなプロジェクトですが、これが市民のためなのか、あるいは、自然破壊なのか?とはいえ、私の住む団地だって、私が子供のころには山だったわけで、「自然破壊だ!」と一方的に責めるわけにもいかないですね。難しい問題です。ところで、話が変わりますが、現在、宮島SAの下りには「ピクミンテラス」なるものができてます。グッズショップにも行列ができてました。子供たちに人気のようです。