波があって、韓国語ばかりに気が向いているときもありますが、最近はオンライン英会話がきっかけで、関心はぐぐっと英語に向いています。そんなわけでいろんな英語関連のサイトを見たり、他の人のブログを読んだりしています。
その中で英語関連の本の紹介があると、つい読んでみたくなり、注文してしまいました(古本でね
)
1冊目は、「知的な英語、好かれる英語」です。
田村明子著 生活人新書
英語には日本語のような敬語はないと思われがちですが、丁寧な表現というのはちゃんとあって、人から好感をもたれるときはやはり言葉づかいが大切なことが書いてありました。
学校で習うような表現は、時代遅れ的だったり、現地で使われていないと思っていたら、さにあらん。テレビドラマや映画で若者が話す言葉は、あくまで仲間内の若者言葉で、きちんとした大人なら、きちんとした話し方・・・教科書で習ったような表現が大人としての教養だそうです。
”What's up!”や、”I wanna...”などのネイティブ的な話し方に憧れていましたが、今の私の年齢でそんな言葉を使ったら、『何、この人…』とまともに相手にしてもらえないことでしょうね。
ずっと以前ですが、職場の幼稚園に英語の先生が来てくださったことがあります。何人かのネイティブの先生と出会いましたが、民間の語学講師をしていた先生の話す日本語がくだけていて、違和感を感じたことを思い出します。悪い人ではなかったのですが、予定された日に待っていても来なくて、後で「ごめん、行けなくなった」と電話が入ることが何回かあったりして、いい加減な人に見えてしまいました。
そのあと、ALTとして来日している先生とも知り合いましたが、押し並べてその先生たちは感じがよく、誠実で、片言話す日本語も丁寧な言葉で、人柄の良さを感じました。(もちろん、どちらもそれがすべてというのではなくて、あくまで私が出会った中でということですが・・・)
「冬のソナタ」の吹き替えで、ミニョンさんやユジンさんが話す日本語が丁寧で美しかったことが、ドラマの品性をより高めていたようなことを聞きましたが、話す言葉によって受ける印象は随分違うものになったと思います。美しい言葉を話す人はやはり素敵な人柄が感じられるもの…
英語であっても同じなんですね。教科書的な模範的な表現も捨てたもんじゃなく、やはり基本は大切だと思いました。