カテゴリ:書評・読書メモ
夢中の法則 佐々木正悟「夢中の法則 集中力がアップするしくみ」(マイコミ新書) 2007年刊 人間は、大人も子供も、退屈する。 人間は、ネオフィリア・・「新しもの好き」 大人が退屈するのは、多くの事柄が記憶・理解済みだから。 子供が退屈するのは、多くの事柄に理解が及ばないから。 つまり、人間が「新しもの好き」になれることは、 理解できる範囲の中で「自分にとっては新しい」経験にある。 覚醒時の脳・・アミン系(ドーパミン・ノルアドレナリンなど)が優位 見当識 睡眠時の脳・・コリン系(アセチルコリンなど)が優位 不見当識、夢見、「夢中」の状態 「予測が十分できる世界の予測できない事態」 この状態を意識して作りだすことで、 夢中になれ、記憶力を増すことができる。 ○大人の退屈の正体 ・馴化 ・般化 ・・似た刺激は同一とみなす ・飽和 ・共飽和 ・・類似の作業に対する飽和を増進する ○夢中になる法 ・ぼんやりする ・間を空ける ・スパイスを使う ・脱馴化 ・学習消去 ・「自分の好きな分野」の範囲をできるだけ拡げる ・フィクションを自分で作り出す <目次> 第1章 退屈と夢中の間 第2章 夢中になるとはどういうことか? 第3章 虫のいい望み 第4章 人はなぜ退屈するのか? 第5章 夢中になる方法 第6章 夢中になると記憶する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.23 20:16:04
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