システムエンジニアの晴耕雨読

メディアパルムックのんびりほこほこ温泉へ行こう　2012【RCPsuper1206】 価格：780円（税込、送料別）

のんびりほこほこ　温泉へ行こう２０１２ (メディアパルムック)

メディア・パル

２０１２年刊




　梅雨が明けたら、山歩きのシーズン。

　歩いた後は、もちろん温泉ですヽ(^o^)丿


　これまで泉質に興味なかったのですが、
　ちょっとこだわってみても面白いかもしれません。



温泉旅がもたらす５つの美容力・・

１．温熱作用　～物理的作用

　温かいお湯に浸かることで、体が温められ、
　血行が良くなり、代謝をサポートする。

　熱いお湯に浸かると、気分がリフレッシュし、
　ぬるめのお湯に浸かると、リラックスする作用がある。


２．水圧作用　～物理的作用

　温泉に浸かることで、体に水圧がかかる。
　この水圧によるマッサージ作用により、身体のリンパの流れが
　促進され、むくみやだるさが楽になる。
　湯船の中で、身体を動かして、水圧によるマッサージを作用を高めることができる。


３．浮力作用　～物理的作用

　温泉やプールで感じるフワッと浮かぶような感覚を味わうことができる。
　身体を浮力にまかせて温泉に浮かべてみると、筋肉や関節などの力が抜けて
　リラックスすることができる。


４．転地作用

　日常の世界から、温泉街や自然の非日常の世界へ行くことで、
　気分転換をすることができる。
　その土地の美味しいものを食べ、家族や仲間と語らうことで、
　日ごろのストレスから解放されてリフレッシュすることができる。


５．化学的作用　～薬理作用

　温泉に溶け込んでいる成分が、身体に作用すること。
　温泉には、ひとつとして同じものがないほど、いろいろな成分がカクテルのように
　複合して含まれている。
　その成分の特徴を活かして、デトックス作用、美肌作用、クレンジング作用など
　さまざまな美容法に活用することができる。




美容力で探す泉質・・

１．炭酸水素塩泉

　美肌の湯。スベスベな肌になる。
　肌の表面の皮脂を乳化させ、表面の古い角質や汚れを落とす石鹸のような働きをする。
　

２．アルカリ性の温泉

　ｐｈ7.5以上の温泉。
　肌にヌルヌルとまとわりつくような感触の湯もある。
　まるで石鹸のようなクレンジング作用があり、肌の角質や汚れを落としてくれる。


３．塩化物泉

　塩が主成分の温泉。
　塩分が肌の表面をうすいヴェールのように包み込むことで、水分や熱が逃げにくくなるので、
　保湿性と保温性どちらにも優れている。
　つまり美肌にも冷え性にもいい働きがある。
　さらに、湯上りのポカポカ感が長続きするので、エネルギーの消費量があがり、
　ダイエットサポートにもなる。


４．硫酸塩泉

　傷や動脈硬化に適応する温泉。
　含まれるミネラル成分により、大きく３つに分けられるが、
　特に、ナトリウム、硫酸塩泉に含まれる成分は、美肌力を活き活きとさせてくれる。
　ハリのある肌になる。


５．二酸化炭素泉

　二酸化炭素泉を含む温泉。
　炭酸ガスの働きにより、血行を促進させる。
　血のめぐりがよくなることで、全身をマッサージしたような作用が期待できる。
　むくみ対策にもなる。


６．硫黄泉
　
　血行を促進する硫黄成分を含む温泉。
　湧きたては透明でも、空気にふれることで硫黄の沈殿物ができ、
　にごり湯になるタイプの温泉もある。
　毛細血管を拡張する働きがあり、血のめぐりがよくなる。


７．単純温泉

　マイルドで肌にやさしい刺激の少ない湯が特徴。
　単純温泉といいながら、さまざまな成分を含んでいる。


８．放射能泉

　ラドン温泉、ラジウム温泉とも呼ばれる温泉。
　自律神経のバランスを整えたり、身体を活性化してくれたりする。
　ストレスを抱えてバランスが崩れているなと感じた時に、
　ゆっくりと深呼吸しながらじっくりと浸かり、身体を温めるとよい。


９．酸性泉・含アルミニウム泉
　
　刺激が強く、殺菌作用に優れた、火山の多い日本ならではの温泉。
　その刺激の強さから、肌表面の角質を落とすピーリング作用がある。


１０．含鉄泉・含銅鉄泉
　
　湧きたては透明ですが、酸素にふれると赤褐色へと変色する湯。
　飲泉することで、鉄分を補給できるため、疲れが取れにくい酸欠体質の方や、
　血色にすぐれず顔色が悪い方にお薦めしたい温泉。