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【楽天ブックスならいつでも送料無料】大人のための読書の全技術 [ 齋藤孝(教育学) ] 齋藤孝「大人のための読書の全技術」 KADOKAWA/中経出版 2014年刊 ≪私は、正しい読書術を身につけて、 「誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、 すぐに仕事に応用できるようになる」ことこそが、 ただ一つの解決策だと考えています。≫ ≪私は、現代は「意識的に自分自身をデザインし、ブランド化していく時代だ」 と考えています。社会的に成功を収めている人々は、意識的に自分をデザイン しているのです。≫ 自分をブランド化していくために必要なことは、 1.自分をデザインするやり方を先人に学ぶこと。 2.強烈なモチベーションを持つこと。 つまり、精神力・思考力を身につけることにある。 ・・それは、本の世界にある。 過去の偉人は、人から学ぶことが上手く、学ぶ情熱に溢れている。 多くのヒントをもらえると同時に、モチベーションを与えてもらえる。 読書を通して、「精神力としての知性が、飛躍的に向上する」 ≪そうやって知性の経験値を身につけると、ストレスに立ち向かう力がついてきます。≫ ストレスに柔軟に対処する武器こそ、「精神力としての知性」である。 ≪読書というのは自己イノベーション(自己刷新)のいちばん重要な手段であり、 なおかつ意識自体を高めるものです。≫ そして、 ≪自分の世界の外側を知る努力を続けると、 刷新力が高まっていく≫ ≪読書によって得た情報や思考を、咀嚼し、自分の中で再構築していくのです。 その作業が、個々人の人間性に深み(奥行き)を培っていくことになります。≫ 本は読めば読むほど、速く、正確に読めるようになる。 なぜなら、 ≪本は知識で読んでいるものだからです。 それゆえ、読書においては、知識の積み重ねがそのまま実質的な意味を持っており、 量を重ねていくことで質的な変化を起こす・・いわゆる量質転化が起きるのです。≫ ≪読書というのは孤独な作業です。 しかしその孤独な時間を使って、偉大な著者の言葉に触れることで、 自分の思考力が高まり、強靭な精神力が鍛えられていきます。≫ 本を読む目的を明確にすることで、的確な読書ができるようになる。 たとえば、「今読んでいる本の内容を、誰かに説明するのだ」と決めることが大切です。 また、 読む前に、あらかじめ大事なキーワードを5個か6個決めておき、 そのキーワードを探しながら読む。「サーチライト方式」という。 ≪精読の技術というのはいくつかありますが、 たとえば「音読」は、精読のために欠かせない技術です。≫ ≪声に出して読むことにより、その言葉の意味が自分の内側に乗り移ってきます。≫ また、、 ≪できるだけ速く、正確に読むという「速音読」の訓練は、 速読力と直結しているのです。 そして、それと同時に頭がシャキッとしてきます。 まさに、「頭をよくするには、速音読に勝るものなし」なのです。≫ <目次> 序章 社会人にこそ、読書術が必要な理由 第1章 読書のライフスタイルを確立する 第2章 読書の量を増やす―速読の全技術 第3章 読書の質を上げる―精読の全技術 第4章 読書の幅を広げる―本選びの全技術 第5章 読書を武器にする―アウトプットの全技術 終章 社会人が読んでおくべき五〇冊リスト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.11.19 20:50:38
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