カテゴリ:哲学・思想
朝3分間のデカルト [ 小川仁志 ] 小川仁志「朝3分間のデカルト」 (PHP文庫) 2016年刊 「良識はこの世で もっとも公平に分け与えられているものである」 ≪いくら頭がよくても仕方ない。 いかに使うかがすべて≫ 「良い精神を持っているだけでは十分でなく、 大切なのはそれを良く用いることだからだ」 イノベーションは急がば回れ・・ 現在、なぜイノベーションが求められているのか? それは、あらゆる分野で、「行き詰まり」があるから。 「制度疲労」が生じている。 しかし問題は、イノベーションが必要といいながら、 決まったやり方がない。 困った時は、基本に変えること。 デカルト曰く、 「人間が認識しうるすべてのことがらは、同じやり方でつながっている、 真でないいかなるものも真として受け入れることなく、 一つのことから他のことを演繹するのに必要な順序をつねに守りさえすれば、 どんなに遠く離れたものにも結局は到達できるし、どんなに隠れたものでも 発見できる、と」(『方法序説』) ・・演繹法! では、どこから始めればいいのか? 「どれから始めるべきかを探すのに、わたしはたいして苦労しなかった。 もっとも単純で、もっとも認識しやすいものから始めるべきだと、 すでに知っていたからだ」(『方法序説』) <目次> 「世界という名の大きな書物に目を向けよ」(『方法序説』) 「自分の物差しを持て」(『省察』) 「意志力だけは万能」(『省察』) 「言葉を磨け」(『哲学原理』) 「感情は人生のエンジン」(『情念論』) 「愛を飼いならせ」(『情念論』) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.16 12:49:09
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