湯浅誠氏からのメール 15
湯浅誠氏からのメールを転載いたします。 貧困等の問題に関し、現場における直接の意思表示を明確に行うとともに、それが(マスコミも含めて)多くの人に受け止められ、社会として「適切に対応していく」大きな動きにつなげていきたいものです。 (本日終了したものもありますが・・・)(1)【取材要請:マスコミ関係者へのお願い】 2月9日(火)11時より 「民主党有志の会 ヒアリング」取材のお願い 「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク(仮称)準備会 発起人 湯澤直美・山野良一・三輪ほう子 緊急課題「中学・高校生の卒業クライシス」について、2月9日(火)に、民主党有志の会主催のヒアリングが予定されています。これは、この問題に関する政府・与党の対応を左右する会合となるものと思われますので、ぜひ取材をお願いいたします。 ■民主党有志の会主催 ヒアリング 「子どもの貧困:中学・高校生の卒業クライシス」について 【日時】2月9日(火)11:00~12:00 【場所】国会議事堂内 第14控室 【予定】11:00~12:00 民主党有志の会 ヒアリング 当事者および教師の発言 + 大阪府立高校 定時制生徒1人、教師1人 発言 + 埼玉県立高校 定時制生徒2人、教師1人 発言 + あしなが育英会 大学奨学生1人 発言 12:00~13:00 長妻昭 厚生労働大臣との面会、文部科学省政務三役との面会も希望 【問い合わせ先】民主党・中根やすひろ議員 議員会館電話 03-3508-7527(2)日弁連院内学習会 イギリスの施策から考える子どもの貧困撲滅対策 現在、国会でも「児童貧困対策法」立案の動きが出ていますが、日本同様、子どもの貧困が深刻な状況にあるイギリスでは、1997年に誕生した労働党政権のブレア首相が「子どもの貧困を2010年にまでに半減させ,2020年までには根絶する」ことを国民に誓約。 実際、子どもが産まれてから社会に出るまでの総合的・継続的な施策を次々と実行に移してきました。その結果、1997年には340万人と推計された貧困にある子どもの数は2007年には270万人にまで減少しています。 また、イギリスでは、現在、「児童貧困法案」が国会で審議中であり、これが法制化されれば、子どもの貧困撲滅が、関係機関に法的に義務づけられることになります。 イギリスで労働党政権が誕生したときの状況が、我が国で政権交代がなされた現在の状況とよく似ていることにも着目し、日弁連「貧困と人権に関する委員会」では、2009年10月、そのイギリスの関係機関を視察し、イギリスの諸施策の実際、その諸施策を実行するに至った経緯、それを支える徹底した調査の技法、成果と課題について調査しました。 ぜひ、国会議員、市民のみなさんとともに、イギリス調査の報告を通じて日本における子どもの貧困対策の具体的な内容を考えたいと思います。 【日時】2010年2月16日(火)12:00~13:30 【場所】衆議院第二議員会館 第3会議室 【内容(予定)】 ○開会挨拶:足立勇人(日本弁護士連合会副会長) ○イギリス海外視察報告:岩重佳治 (日本弁護士連合会貧困と人権に関する委員会委員) ○会場での討議 ○閉会挨拶:竹下義樹(日本弁護士連合会 貧困と人権に関する委員会・副委員長) 参加ご希望の方は、 このメールに添付の申し込み用紙もしくは http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/100216.html から申込用紙をダウンロードしご記入の上,2月11日(木)までに日弁連事務局 人権第一課宛にお申し込みください。 【主催】日本弁護士連合会 【問い合わせ先】日弁連事務局人権第一課 TEL 03-3580-9857(3)特別講座 「社会にモノ言うはじめの一歩 活動家一丁あがり!」 ■ 2009年度受講生による卒業イベント 発表記者会見のご案内 2/17 ★【日時】2010年2月17日(水)19:00-21:00(予定) ★【場所】アジア太平洋資料センター(PARC)2F http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html ★【出席者】活動家一丁あがり受講生&実行委員 出席実行委員: ○湯浅誠(自立生活サポートセンター「もやい」事務局長 /反貧困ネットワーク事務局長) ○河添誠(首都圏青年ユニオン書記長) ○松元千枝(しんぶんワーカーズ・ユニオン/全国一般労働組合東京南部) ○赤石千衣子(ふぇみん婦人民主クラブ) ○池田一慶(ガテン系連帯共同代表) ○須田光照(全国一般東京東部労働組合) ○内田聖子(アジア太平洋資料センター事務局長) ○京野楽弥子(アジア太平洋資料センター事務局) 「活動家一丁あがり!」実行委員会(文末リスト参照)は、アジア太平洋資料センター(PARC)の開催する市民講座PARC自由学校の特別講座として、2009年5月より「活動家一丁あがり! 社会にモノいう初めの一歩」を開講してきました。 http://www.parc-jp.org/freeschool/2009/kouza/kouza_27.html この講座は、現在の格差社会・貧困化する社会に対して「何かモノを言いたい!」「変えるために何かしたい!」と思いつつも、そのノウハウがわからないという若者を対象に、「労働と貧困」の問題をテーマに、構造の把握や運動の歴史を学んだ上で、効果的な活動や運動の具体的なスキルやノウハウ、発信の方法について一緒に考え、動き出していくことをめざしてきました。 募集を開始してみると、定員をはるかに上回る応募者がありました。43名の受講生が約1年間、「労働と貧困」をテーマに具体的な活動のノウハウや活動の意義について、講義や合宿、議論など約20回の講座を通して学び、ネットワークや知見を広げてきました。 その成果としてこの春、受講生の「卒業イベント」が、都内を中心に次々と開催されます。講座を受けた受講生一人ひとりが自らの問題意識から企画し、会場手配や広報、その他準備をし、実現することになったイベントです。各イベントの詳細や企画の意図、思いを皆様にお伝えするための「合同記者会見」を下記の通り開催いたします。(・・・略・・・) ★2009年度受講生による卒業イベント(一部)★ 受講生によるイベント概要(2010年3-4月開催予定!)※当日は各イベントについての詳細を受講生自身が直接、皆様にお伝えします。〔表題のみ〕(1)トーク&座談会「会社にしがみつかない生き方」 (2)グッバイ、ダサい活動!映画祭(3)第三者の関わる生殖技術について考える会 立ち上げ集会(4)非正規キャラバン第一弾~全国縦断進路指導の旅 日本ブログ村と人気ブログランキングに参加しています ↑ ↑よろしければクリックして投票・応援いただけますか(一日でワンクリックが有効です)(教育問題に関する特集も含めてHP"しょう"のページにまとめています)