ふう。出来るだけ書くぞ。～岩手からですけど。

昨日からのつづきです。

先週、遠野駅からＳＬ銀河に乗って、
花巻駅まで向かいました。

今回は、通常の乗車ではなく、
「ＳＬ銀河で行く宮沢賢治にふれる旅」
という岩手朝日テレビの企画で乗りました。

発車して間もなく、



弁当とサイダーが配られます。
ところがテーブルのない客車。
参加者の皆さんは膝の上に置いて食べていましたが、
自分は太ももが太いので、弁当傾きます。
隣の席の女性は、
「家に持って帰ろう」
といって、座席上の網棚に置きましたが、
自分は持ち帰るのが面倒くさいと感じて、
車両先頭にあった空いてたソファーに置いて、
弁当食べてました。

弁当が出るのは聞いてたけど、
まさか仕出し弁当とは。

ただ、これには理由があるらしく、
宮澤賢治は、天ぷらやコロッケが好物だったらしく、
しっかりとおかずとして入ってました。

そして、賢治の出身地の花巻サイダー。
サイダーは、賢治が花巻の老舗蕎麦屋、
「やぶ屋」に行くといつも、
天ぷらそばとサイダーを注文してたことから、
花巻サイダーが出されたようです。

駅弁が出るかと思って、
このデカい弁当もらった時には、
とても残念に思いましたが、
まぁ、さすがに美味しかったです。

もっとも、これに乗る前に、
ビールたらふく飲んでたので、
物凄く腹一杯になりましたけど。

さて、食べてたら、
目の前に女性アナウンサー来まして、
マイク持って、今回の企画の案内始めました。

その脇でウソ、マジって思いながら、
急いで完食して席に戻ります。



飲みきれなかったサイダー持って席に戻ると、
女性アナウンサーが声掛けてきて、
小冊子とメモ帳をくれました。
そしてまたマイクを持って、
「賢治の世界を巡る旅」について説明始めます。
ページの後ろには問題があり、
解答用紙と鉛筆が挟まっていました。

そしてこれからクイズ大会始まりますと。

15分程の時間内に10問の問題を解いて、
正解者上位の人には賞品でますと。

アナウンサーの大きな声で始まったクイズ大会。



腹一杯で飲みきれない花巻サイダー。

　すると、隣の女性が声掛けて来まして、
「なんか狭いですよね。
後ろの席が空席になってるので、
私、そこに座りますね。
ごゆっくりどうぞ」
と、笑顔で席移動。

解答用紙に答えを書いてたら、
解答時間終了の合図。
テレビスタッフが用紙回収していきます。

そしてアナウンサーより、
次の停車駅宮守駅手前のめがね橋の下では、
横断幕持って歓迎してくれると案内。



トンネル抜けてすぐ橋に架かって、
下を望むと、みんな手を振ってくれてます。

雨の中、ありがとうございます。

宮守駅を出発してから、
最初にもらった「花巻ブルー」
と書かれたメモ帳について説明し始めました。

花巻ブルーとは、
花巻産りんどうのことで、ただいまキャンペーン中とのこと。
花巻に着いたら、ホームでりんどうの鉢を
プレゼントという事でした。

そして、クイズ大会の結果発表です。
答え合わせをして、３等まで賞品でるようです。
そして自分は、



７問正解で３等でした。
テレビ局の封筒を笑顔のアナウンサーからもらうと
賞品は、「雨ニモマケズ」の書いてある目録。
長い和紙に詩が書かれていました。

そしてもう一つ参加賞。
ＳＬ銀河のマスキングテープ。

もらったのはいいけど、
どうしよう。

まぁ、いいや、帰ったら考えよう。

そしてテレビの企画が終了して、
アナウンサーが笑顔で挨拶していなくなると、
しばらくしてっ終着駅花巻へ。



ホームでは、岩手朝日テレビのマスコット、
ゴエティが短い手を振ってお出迎え。

奥の方では、花巻のマスコット、
フラワーロール（そのまんまじゃん）が
子供たちに囲まれていました。



そして「花巻りんどういわて乙女」を
一鉢頂きました。



ということで、花巻駅で降りた自分は、
隣のホームに移動して、
盛岡行きの普通電車に乗って帰りました。

ＳＬ銀河はこのあと、
ディーゼルエンジン付きの客車に引っ張られて、
バックしながら２時間かけて、
盛岡駅の検修庫（車庫）に戻るのでした。

また時間見つけて、
ＳＬ銀河に乗車したいと思います。

のんびりとしたＳＬ機関車の旅、
なかなかいいものですよ。


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