カテゴリ:自然と四季の彩りを楽しむ
![]() 写真は、我が家で3年目を迎えたマレーシアシャクナゲ(ビレア)の園芸種、シンブサンセットです。 花びらに濃く鮮やかなオレンジの縁取りを配し、南国の太陽を連想させる黄色が魅力です。 高温多湿は苦手な花ですから花つきは少なかったものの、今年の猛暑にも負けず何とか咲いてくれました。 シャクナゲは、植物分類学ではツツジ科に属します。 ツツジ科はおよそ30属に分かれますが、その一つにツツジ属があり、そのツツジ属はだけでも1000種類以上あるといわれ、シャクナゲにも350種ぐらいの種類があるといわれます。また、生育範囲がとても広く、北半球の亜寒帯からニューギニアなどの熱帯の山地まで分布します。 とくに、ヒマラヤ地方から中国北西部には沢山の種類が分布していて、野生でも変種や自然交配が豊富に見られます。 そんなシャクナゲの中でも、トロピカルな雰囲気で異彩を放つのがマレーシアシャクナゲ群です。 シャクナゲの栽培は難しくはありませんが、もともと山地の涼しい場所を好むものが多く、風通しの悪い高温多湿な場所を嫌う傾向があるので、暖地での植栽は工夫が必要です。 いよいよ明後日は仲秋の月。 すっきりと晴れるとイイですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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