COLONYの裏側

今日の無双の進行状況は・・・如水（官兵衛）編をクリア。
・如水は妖術で戦うキャラ。妖気の玉を増やす特殊技を使っておけはチャージの威力は上がるが、単発だとなかなかダメージを与えにくいみたい。
・某ＳＦ小説の参謀殿を思わせる性格と容姿の如水だが、元就編やセリフの端々で秀吉に対する忠誠はちゃんとあるし、悪人ではないことが判明。如水は冷血漢だが悪人というよりは嫌われ役ってだけなのだが。知性のかけらも無い上に幽閉されたエピソードだけを使って囚人のような格好にした挙句かませ犬にされた鉄球男よりはマシだ。
・ムービー「中国大返し」では「御運が開かれましたな」という逸話が登場。
・ラストは大坂。史実での如水は大坂の陣の年には亡くなっていたが息子の長政のことを踏まえたのか（その長政も大坂冬の陣では江戸に留め置かれたため参戦していない）
・EDは清正に後ろから斬られて相打ち・・というシリアスエンド。自分も結局は火種の一つだったかと呟いて死んでいくんだが、容姿はアレでもやっぱ悪人じゃなかったな。
・次回は息子の長政を参戦させてほしいですね。有名な変わり兜を二つ所用していたことで知られてるし、関が原本戦に参戦しているし。

＜如水にまつわる逸話＞
・荒木村重謀反の時、信長は翻意するよう説得に向かった如水が帰ってこないのは、主家の政職と共に村重方に寝返ったからだと判断し、小寺家の人質として預けられていた松寿丸（後の黒田長政）を殺害するように命じた。しかし竹中重治（半兵衛）は密かに松寿丸を匿った。重治への感謝の気持を忘れないために、黒田家は家紋に竹中家の家紋を用いた（この家紋とは黒餅の事を指す。黒餅とは「石持ち」の意味があり石高の加増を願う家紋である）。
・如水はキリシタンとして知られ”ドン・シメオン”という洗礼名を持っていた。高山右近の勧めでキリシタンになったが1587年の「伴天連追放令」が出ると棄教している。
・如水も築城の名手として知られており、大坂城、中津城、福岡城、肥前名護屋城などの築城に関与している。
・小早川隆景とは仲が良かったらしく、隆景は如水に対し「貴殿はあまりに頭が良く、物事を即断即決してしまうことから、後悔することも多いだろう。私は貴殿ほどの切れ者ではないから、十分に時間をかけたうえで判断するので、後悔することが少ない」と指摘した。如水は隆景の訃報に接し、「これで日本に賢人はいなくなった」と嘆じたという
・秀吉が家臣に「わしに代わって、次に天下を治めるのは誰だ」と尋ねると、家臣達は徳川家康や前田利家の名前を挙げたが、秀吉は黒田官兵衛（孝高）を挙げ、「官兵衛がその気になれば、わしが生きている間にも天下を取るだろう」と言った。側近は「官兵衛殿は10万石程度の大名に過ぎませんが」と聞き返したところ、秀吉は「お前達は奴の本当の力量を分かっていない。奴に100万石を与えたら途端に天下を奪ってしまう」と言った。これを伝え聞いた官兵衛は、働き盛りの44歳の年齢で隠居し長政に家督を譲った
・関が原では長政共々東軍に付いた如水。関ヶ原本戦に参戦していた長政が「内府殿（家康）に誉められた」と如水に報告すると如水は「その時握っていた腕はどちらか」と聞き、「右手です」と長政が答えると如水は「その時左手は何をしていた（何故家康を刺さなかったのか）？」と言ったとされている。