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カテゴリ:テレビ番組
本日は池上彰がMCを務める「池上彰の現代史を歩く」を視聴。
今回のお題は日本初のハイジャック事件「よど号ハイジャック事件」。 1960年代末は学生運動が盛んになり、その中でも過激な組織だったのは暴力革命・帝国主義・資本主義排除を掲げた赤軍派。1970年羽田空港発板付空港(現・福岡空港)行きの日本航空351便(ボーイング727-89型機、愛称「よど号」)が赤軍派を名乗る9人(以下、犯人グループ)によってハイジャックされた。犯人グループは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ亡命する意思を示し、同国に向かうよう要求した。よど号は福岡空港と韓国の金浦国際空港での2回の着陸を経たあと、4月3日に北朝鮮の美林飛行場に到着。犯人グループはそのまま亡命。日本初のハイジャック事件として知られており、この事件を機にテロ・ハイジャック対策が強化されるようになる。 ・冒頭は日本で起こったハイジャック事件を軽く紹介してからよど号ハイジャック事件を紹介。事件は再現ドラマを交えて紹介。 当時飛行機に乗れるのはある程度お金を持ってる人しか乗れず、初任給が3万円台に対し、飛行機代は1万円少々とお給料の1/3ほど飛ぶほど高価だった。 犯人グループは事件を起こす前に「われわれは明日、羽田を発(た)たんとしている。われわれは如何なる闘争の前にも、これほどまでに自信と勇気と確信が内から湧き上がってきた事を知らない。……最後に確認しよう。われわれは明日のジョーである」と言った 実行犯は有名大学出身のエリート。学生運動・安保闘争に参加した学生も有名大学出身のエリートだったからなぁ ・赤軍の目的は暴力革命を成功させた暁には国会議事堂乗っ取りを企んでおり、その前に北朝鮮で軍事訓練を受け、訓練が終われば日本へ帰って暴力革命を実行するつもりだった。 ・今のテロ・ハイジャック対策はどうなっているのかを紹介。今ではX線で中身を確認する際、カラーでなおかつケースに入っているものさえも見えるという風になっていた。飛行機に乗りたいと思わないが最新の防犯システムがどうなっているのかってのは面白かった話題 ・まんまと北朝鮮の亡命に成功した犯人グループ。北朝鮮にたどり着いた直後の秘蔵写真を紹介されていた。 ・犯人グループは北朝鮮に亡命したあとどうしているのかってことで直撃取材。犯人グループは平壌外れの日本人村で生活しており、本当なら禁止されている外国(特に日本)のニュースやHp閲覧を許されている、日本の食事ができるとある程度の待遇を受けていた。本人らは国際指名手配されているが帰国を望んでるとのこと。共産主義がほぼ全滅しているのに今更帰ってもなぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 28, 2019 06:31:52 AM
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