COLONYの裏側

今回のお題はTMNの「EXPO」。
TM NETWORKが「TMN」に改名してから発表したアルバムの第2弾で1991年リリース。
1曲1曲が「博覧会のパビリオン」としての意味を持ち、裏テーマは「月とピアノ」（ジャケットにも描かれている）。
フォークソング、クラブミュージック、ハードロック、ホサノヴァ、プログレなどの要素が入っている。このアルバムが発売になる前にリリースされた「WILD HEAVEN」は本作のテーマにはそぐわないということで収録を見送られた。
昔CDを持ってたものの、処分（売った）して手元にないんですが、今回「Spotify」無料会員になったので「Spotify」で改めて視聴。

＜曲目＞
１．EXPO（インストゥルメンタル）
２．We Love The Earth (Ooh, Ah, Ah, Mix)
３．Love Train
４．Just Like Paradise
５．Jean Was Lonely
６．Crazy For You
７．月の河 / I Hate Folk
８．あの夏を忘れない
９．大地の物語
１０．月はピアノに誘われて
１１．Tomorrow Made New
１２．Think Of Earth

＃2は「LOVE Train」のC/W曲で「カメリアダイヤモンド」のイメージソングに採用された。
オリジナルと比較するとハウスミュージックの要素が強い
＃3も「カメリアダイヤモンド」のイメージソングでオリジナルのまま収録。
「カメリアダイヤモンド」のイメージソングと言えばB'zレジェンドの始まりだった「太陽のkomachi Angel」もそうでしたよね。
＃４もディスコ・クラブミュージックの要素が強い
＃5は「passenger」「Don't Let Me Cry」、「All-Right All-Night (No Tears No Blood)」同様早口ソングでラテン調のメロディが絡む曲。20周年ベスト「Welcome To The FANKS」にも収録されている。
＃6はウツが女の子とデートしているさまを描いたような歌で「ロックスターと普通の女の子の密会」をテーマにしたとのこと。楽曲全体にわたって、サンプリングされた伊集院光の笑い声やトークが使われている。
＃7は木根さん作詞/作曲の「月の河」とウツ作詞/作曲の「I Hate Folk」が合体した歌でフォークソングの合間にHM風の音楽が割り込んでくる内容。
＃9も「カメリアダイヤモンド」のイメージソングでこの歌をCMで聞いたことがあり、CDでこの歌を聞いた時にいい歌やなぁ～と思いましたよ。
＃10はフォークソングの要素の強いバラード。後で木根さんはこの歌と同じ題名の小説を書いている。
＃11はハードロック色が強い歌。タイトルの頭を取ると「TMN」になる。歌詞に裏テーマである「月とピアノ」が盛り込まれている。
＃12はプログレの要素がある曲で4分ほどの前奏があり、リードボーカルは小室さん。これを最初に聞いた時はプログレなど知らなかったから気怠い印象を受けた。

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