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今週のにっぽん歴史鑑定のお題は日露戦争。
日清戦争で勝利した日本は中国から遼東半島の租借権を得たが「三国干渉」で遼東半島を変換する羽目に。ロシアは南下政策の一環として中国にとどまり、旅順(リュイシュン)に軍事基地をって南下政策の足掛かりを作っていた。 日本はロシアに対抗するため日英同盟を結んだが、ここは触れられず。 今回のお題は実際の戦闘似附いてがメイン。 日本が旅順攻略をなぜ主眼に置いていたのかが番組の前半で、後半は日本海海戦を取り上げるという内容。 日本はロシアに対して宣戦布告を行ったが、日本の狙いは予算・軍事力で劣る自軍の予算が尽きないうちに早く終わらせてしまおうと考えていたからという思惑があったってのは初耳 旅順攻略戦は日本軍にとっては苦戦を強いられた戦い。最初旅順港の出入り口に古い船舶を沈めて封鎖しようとしたが失敗したので陸上戦に切り替えることに。陸軍の司令官は乃木希典が日清戦争の時の功績を買われて旅順攻略の司令官に抜擢されたが、日清戦争の時とは勝手が違っていて旅順は難攻不落の要塞と化しており、要塞近くまで塹壕を掘り進んで要塞を爆破しようとしたらロシア兵に阻止されて全滅・・・等失敗続き。国内では乃木に対するブーイングまで・・・ 起死回生策として旅順港が一望できる二〇三高地攻略に乗り出すが当初戦略的価値がなかった、一度付近を攻略しようとして負けを喫したことから消極的だったが、結局二〇三高地攻略戦に。日本が二〇三高地を攻略したことで旅順陥落に成功。余談ですが、終戦後に二〇三高地って髪型が登場してりする。 日本海海戦の裏が後半に登場。ロシア最強の艦隊相手にどのように勝利を収めたのかという裏が描かれている。 バルチック艦隊は数か月かけて日本海近くまで来たので消耗している。日本軍は補給のため寄港するだろうと踏んで待ち伏せることになったけど敵が来ないって事態に。偵察に出ていた船がバルチック艦隊を発見したことで状況が一転して逆転対馬海峡で待ち伏せし、圧勝。 バルチック艦隊が敗れたことで日本とロシアはアメリカの仲介で講和条約を結ぶことになるが両国ともにほんは予算の使い過ぎ、ロシアは帝政が揺らぐような事件(血の日曜日事件等)が起こって戦争どころではないって状況が裏にあった。 講和条約の裏が最後に登場。講和会議の折衝に当たったのは日英同盟も成功させた外務大臣の小村寿太郎。ロシア側の外交官は当初譲歩する気は一度もなかったが、小村の妥協案と皇帝・ニコライ2世の勅命を聞いて条約を結ぶ気に。結局日本は樺太の南半分、遼東半島(関東州)の租借権、東清鉄道の長春〜大連の支線、朝鮮半島の監督権を得たが賠償金が得られなかったため、条約の結果に不満を抱いた国民が暴動を起こした(日比谷焼き討ち事件)・・・って所で終わっている 近代史ってあんまり興味がないもとい、関連した書籍をあんまり読んでいなかったので今回のお題は興味を惹かれるお題でした。 【中古】 21世紀「坂の上の雲」読本 /文学・エッセイ・詩集(その他) 【中古】afb 【中古】 「坂の上の雲」に隠された歴史の真実 明治と昭和の虚像と実像 /福井雄三(著者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 13, 2020 06:53:23 PM
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