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テーマ:今日聴いた音楽(73740)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題はF.O.Eの「FRIEND or F.O.E?」。
YMOの細野晴臣がYMO散開(解散)後に出した「S-F-X」の流れを汲む作品で細野のソロプロジェクト・F.O.E(フレンド・オブ・アース)の1st。 メンバーは流動的だったが、細野の他は野中英紀、西村麻聡(当時は昌敏)、越美晴などが参加していた オリジナルは1985年にテイチクのノン・スタンダードレーベルからリリース。2001年に再発されている。 <曲目> 1.World Fomous Techno POP 2.RETURN OF BODY SNATCHERS 3.STRANGE LOVE 4.OTT MANIFEST(OTT Mix) 5.DANCE HALL 6.AGRICULT 7.LUNAR GROOM 8.DECLINE OF THE CITY 9.SEX MASCHINE 10.RIGHT PLACE WRONG TIME 11.IN MY JUNGLE 12.DON'T WANNA LOOSE MY SOUL *対応サブスク:Apple/Spotify 聞いたのは再発盤の方で、オリジナルは#1-4まで収録。#5-8は「DECLINE OF OTT」から、#9-12は「SEX ENERGY STAR」からの曲で殆どベスト盤のような構成になっている。#9はサブスクでは聞けない。 #2と#3は「S-F-X」収録曲のリミックス。#2はオリジナルでは日本語の歌詞だったのに対し、英語に直されており、イントロ部分も若干異なる。 #6のボーカルは西村さん、ベースは細野さんが担当。ボーカルは加工されているのか、言われなければ西村さんの声だと気づかない。やっぱハードロック向けの声じゃないんだよなぁ #8は西村さん作曲。西村さんは後に”MAT-c”の別名義でリミックスなどに関わってるが、その片鱗が伺える。 日本のトランス・ラップ・クラブミュージックの原型と言える曲が揃っていて「ど」ストライクな作品でした。 (本作には関わっていないが)西村さんが関わっていた・・ということで聞いたF.O.E。ギター雑誌のインタビューで「バンド(FOD)を始めた頃の麻聡はテクノ小僧でしたから(大意)」(by北島さん)とあったのだが、FODは同じコンセプトを持っていたB'zとは違いデジロック路線を捨てなかったが(その一方でハードロック路線のアルバムも発表している)、本作を聞いてFODがデジロック路線まで捨てなかった理由が分かるような気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 15, 2020 10:00:03 AM
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