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テーマ:今日聴いた音楽(73798)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題はYMOの「テクノデリック」
1981年11/21にアルファレコードからリリース。先行シングルはなく「体操」がシングルカットされた。 アルバムタイトルは「テクノ+サイケデリック」を合わせた造語。ミニマル・ミュージックを取り入れ、サンプラーを本格導入した最初期の作品で「BGM」と共にYMOの最高傑作と言われている。 <制作の裏> ・「BGM」はではデジタル録音だったが、デジタル特有のエラーノイズ、編集効率の問題から「体操」以外はアナログ録音に戻されている。他のYMOのアルバム同様本作のマスターは破棄されたと思われたが、高橋幸宏が「ONE MORE YMO」を監修した折、各所に散らばったマスターテープを探していたらマスターテープのメーカーが保管してたことがわかったが「体操」だけはなぜか見つからなかったという。 ・アルバムジャケットは2種類あり、通常版と再発CDで使用されているのはコルホーズで働く女性。レコード会社から「メンバーの顔が写っていない」ということで3人の写真が使われたものが作られ、初回版のジャケットとなっている。 <曲目> 1.(A-1) PURE JAM-ジャム- 2.(A-2)NEUE TANZ- 新舞踊- 3.(A-3) STAIRS-階段- 4. (A-4)SEOUL MUSIC-京城音楽- 5.(A-5)LIGHT IN DARKNESS-灯- 6. (B-1)体操 7. (B-2)GRADATED GREY-灰色の段階- 8. (B-3)KEY-手掛かり- 9. (B-4)PROLOGUE-前奏- 10. (B-5)EPILOGUE-後奏- *対応サブスク:Apple・spotify #2インドネシア舞踊のケチャがモチーフ。そのため仮タイトルは「ケチャ」だった。「東風」同様エキゾチックさが漂う。 #3レコーディング開始になっても誰も作業しなかったため高橋さんが作り始めた曲。電気グルーヴの砂原良徳がYMOの曲の中で好きな曲と評してる。「BGM」収録の「BALLET」に通じるダークな曲。 #4は教授は韓国旅行に言ったときのことをインスパイアして作った曲。#2同様オリエンタルな曲。タイトルの「京城」は日本統治下のソウルの名称。 #5は大豆油の缶を叩いた音がサンプリングされている #6は最初に録音された曲でPVではメンバーが体操のパフォーマンスをしている。PVに出てくる女性は高橋さんの当時のマネージャー。 1981年のコンサートツアーで演奏されたとき教授が拡声器を持って叫ぶパフォーマンスを行った。三回公演だった新宿コマ劇場公演の最終日では二回演奏され、二回目の演奏では体操着姿のダンサーによるパフォーマンスが行われた。本作の曲の中では一番ポップかも。 #7は前作では不調だった教授。本作では韓国旅行をきっかけに元気になったが、逆に細野さんが不調になり、その状態を表している #8はアップテンポなナンバー。教授いわく「YMO版ハイスクールララバイ」。 #9#10はインダストリアル色の強い作品。 【中古】テクノデリック/YMOCDアルバム/邦楽 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 3, 2020 06:29:30 AM
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