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テーマ:今日聴いた音楽(73704)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題は佐藤博の「Awakening-覚醒-」。
1982年6/21にアルファレコードからリリースされた4枚目。(初CD化は1986年8月26日)2014年12月10日にデラックス・エディションがリリース(CDのフォーマットはBlu-spec2)、2019年11月3日にクリアブルー・ヴァイナル仕様でLPが再発している <背景> 佐藤博は鈴木茂のハックルバック(Baの田中章弘は水樹奈々のサポートメンバー)のKeyとして上京し、ハックルバック解散後の1976年にソロ1stをリリース。自分の作品世界をシンガーソングライターとして発表したかったがスタジオミュージシャンを中心とした活動に焦りを感じ、1979年に南佳孝のアルバム「Speak Shadow」(6/21リリース)のレコーディング参加後に渡米。渡米の動機を「まさに(ソロ・デビュー後)2、3年後からどんどん煮詰まり出したんです。一方、スタジオ・ミュージシャンとしてやる仕事のほとんどは、歌謡曲か歌謡ポップスのようなもので、僕はそういうものにはあまり関心が持てなかった。ギャラはだんだん良くなったけれど、来るのはそんな仕事ばかりで。このまま東京でスタジオ・ミュージシャンとしてやっていくのは耐えられないという理由でアメリカ移住を決めたんです」「自分はスタジオ・ミュージシャンをやるために東京に来たのでもないし、ましてや音楽を始めたのではない。アメリカへ行きたかったというよりは日本を出たいという方が大きかったですね」と振り返っている。 当初活動資金として当時の貨幣価値で1千万円用意していたものの、いざ生活の基盤をゼロから築きあげる為には、数年間過ごそうと思って蓄えたお金も生活費のみならず自家用車の購入などの費用も嵩み1年を持たずに資金が底をつきそうになったとの事。 この頃マリア・マルダーやエイモス・ギャレットといった現地のミュージシャンと知り合いセッションに参加するようになるそんな中、ちょうど1980年に(佐藤の恩人のひとり)アルファレコード社長の村井邦彦はYMOの売り出し以外にもA&Mレコードとの業務提携もあり、アルファレコードの現地法人であるアルファ・アメリカを設立していた。 そこで佐藤は村井に相談し、アルファ・アメリカの専属アーティスト兼プロデューサーとして働くことになったが本作のデモを携えて82年に帰国し、2月から本作の制作を開始し4/28日に録音を完了している。 <曲目(CD版)> 01. AWAKENING (覚醒) 02. YOU'RE MY BABY 03. BLUE AND MOODY MUSIC 04. ONLY A LOVE AFFAIR 05. LOVE AND PEACE 06. FROM ME TO YOU 07. I CAN'T WAIT 08. IT ISN'T EASY 09. AWAKENING 10. SAY GOODBYE 11. BLUE AND MOODY MUSIC (WENDY'S VERSION) *#11は初CD化の折、追加されたトラック。 <曲目(LP版)> SIDE1 1. AWAKENING(覚醒) 2. YOU’RE MY BABY 3. BLUE AND MOODY MUSIC 4. ONLY A LOVE AFFAIR 5. LOVE AND PEACE SIDE2 1. FROM ME TO YOU 2. I CAN’T WAIT 3. IT ISN’T EASY 4. AWAKENING 5. SAY GOODBYE *対応サブスク:Apple・Spotify(デラックスVer.も聞ける) ゲストミュージシャンに鳥山雄司、山下達郎、松木恒秀が参加 アメリカでデモを作っていたといいますがアメリカでもサンフランシスコとか西海岸地域、海が見える街にいる気分にさせてくれる曲がいいんですが、外人の女性ボーカル、佐藤本人の低めの声が心地よくさせてくれる。 佐藤博 / アウェイクニング スペシャル・エディション(Blu-specCD2) [CD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 17, 2021 09:44:00 PM
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