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テーマ:アニメあれこれ(26137)
カテゴリ:ガンダム
Abemaで「水星の魔女」(1期)の見逃し一挙配信がされていたので、「プロローグ」を改めて見た。(TVerでも見逃し配信はされていたが、「プロローグ」はなく、代わりにダイジェストが配信されていた)
<あらすじ> 「GUNDフォーマット」を開発しているヴァナディース機関のラボでは、ガンダム・ルブリスの稼働実験が行われていた。テストパイロット、エルノラ・サマヤはMS開発評議会から課された条件をクリア出来ない事に焦燥感を募らせる。だがその日は彼女の娘エリクト・サマヤが4歳を迎える誕生日だった。 しかしその頃、MS開発評議会のデリング・レンブランは人道的に問題があるであろうガンダムに対して武力行使に打って出ようとしていた・・・ 「水星の魔女」はアナザーガンダムで今での宇宙世紀・アナザーとは違って謎多すぎな作品となったので見返したが、結論は謎が読めない。 1期を見た後プロローグを見返して気づいたこと等 ・「水星の魔女」ではスペースノイドとアースノイドの確執は描かれているが同じアナザーの「X」「鉄血」のように過去に大きな戦争があった…という描写がない。そもそも今までのシリーズのように地球の描写は全くといいほど描かれていない。ファーストやZでは任務のために1クール目で地球に降り立って…って展開だったのに全くの逆。 ファーストではスペースノイドの独立運動を推し進めるカリスマとしてジオン・ズム・ダイクンが登場し「すべての人々は宇宙に住むべき」という考えと共に「人類は宇宙に進出することで認識能力が拡大し、肉体的、精神的にあらゆる物事を理解する事が出来、それが全人類に広がった時、かつてない相互理解が可能となる。それは、新しい宇宙空間という生活圏で生活するために人類がとり得た進化という形である」と説いたが「水星~」では地球の地位向上運動・独立運動のカリスマが登場していない。 またZでは連邦に地球至上主義が蔓延して「ティターンズ」の結成、その結果として「30バンチ事件」が起こり、連邦の親スペースノイド派で構成されたエゥーゴができた…という混乱も書いてたよな。 ・GUNDフォーマットは元々ヴァナディース機関が人類が宇宙で生活する際に生じる健康被害を補う身体拡張技術。それをオックス・アース社がヴァナディースを買収して軍事技術として発展したが、欠陥が発生。18mのMSと人間とリンクすることから最悪死ぬってことが発覚。 GUND技術のビデオに全身義体化した人が出てたが、「人類総ニュータイプ化」的な事を機械でやろうとしてるのか?カルド博士は「GUND技術は希望を生み出すもの」と考えてはいるが、欠陥のことは知ってたのか? ・エリクトをルブリスに乗せるカルド博士。ユニコーン同様生体認証システムがあったのか。 ・グラスレー等スペースノイドはガンダムタイプの危険性(最悪の場合死ぬ)を取り上げガンダムタイプの開発凍結を宣言したが(オックス・アース社関係者を意図的に参加させない上で)グラスレーの代表・サリウスには内緒でデリングは武力でヴァナディースのラボを制圧。「兵器ってのはあくまで人殺しの道具でガンダムタイプは相手だけじゃなく乗り手も死ぬからそれは認められん」「GAND技術は希望なんかじゃなくて呪いだ」ってのがデリングの持論みたいだが前者はわかる。兵器は所詮人殺しの道具でしかないってのは。けどガンダムタイプの欠陥を直そうとしなかったオックス・アース社にも問題があるような気がするし。(単純に資金不足のため欠陥を直せなかったってのも推察できるが) スペースノイドの各企業もオックス・アース社抜きでガンダム開発の凍結を宣言かつ実力行使はひどい。企業のお偉いさんが「地球の企業が力を持つことは許せん」的な発言してるし。Z2話でシャアは(連邦がスペースノイドに対して無関心なのについて)「連邦軍はいつになったら、ここが地球と地続きでないってことがわかるんだ!?」と言ってるけど、本作のスペーシアンはアーシアンのことを搾取の対象としか見てない? ・ラボから逃げることになったエルノラとエリクト。ルブリスがエリクトを認証して起動。カルド博士はエリクトには生体認証させてエルノラにはしなかったのは疑問。大人ではルブリスの起動が無理だったのは最初から? エリクトの操縦でドミニコス隊のMSを3機撃破。エリクトはナディムやウェンディとは違ってパーメットとリンクした際、赤ではなく青い痣が出てたが青い痣は完全にパーメットとリンクしてる結果?パーメットと完全にシンクロしてるってことはニュータイプ的なものなのか? スレッタとエリクトとは同一人物ではないってほぼ明確になった今、エリクトは最終的にはパーメットの結晶になってルブリスの一部になったのか?(UC最終話で”バンシィ”と協力してコロニーレーザーを止めたユニコーンだが、ユニコーンのサイコフレームが結晶のように膨張してたし、バナージも意識がユニコーンの中に入ってしまう。リディの「俺がミネバを取っちまうぞ」の一言でもとに戻ったが)ナディム操縦のルブリス量産試作型がスコア4で特攻した際、パーメットスコア発動時のように機体自体に痣のようなのが出てたので 2期放送前に「閃光のハサウェイ」「サンダーボルト(第1部)」「NT」テレビ再編版が放送されたが、これって「水星の魔女」に通じるところがあるから放送したんだよな。 ・「サンダーボルト」のサイコザクに組み込まれた「リユース・サイコ・デバイス」は義手や義足などを通し、脳の思考によるMSの操作を可能にした技術でダリルは上の命令で唯一残った生身の腕を切り落とさなければならなくなる…という描写があったし。 ・「閃光のハサウェイ」ではアースノイドとスペースノイドの確執はまだ根強く残っていて連邦は地球に住む不法居住者を強制移民で宇宙に送ってて摘発にはMSを使うこともいとわないという背景が描かれていた。 ・「NT」は小説「UC」外伝「不死鳥狩り」がベース。サイコフレームとは何なのかという事を描いてて、ラスト、ネオ・ジオング2号機を止めるためヨナはフェネクスに乗り込むが、彼が探していたリタは既に死んでて魂は”フェネクス”に入ってた…とある。ってことはエリクトは本当に肉体を失い魂はエアリアルの中に入ってしまったのか?けど「ゆりかごの星」でエアリアルは「僕」と言ってるのでつじつまが合わないか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 16, 2023 03:35:47 PM
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