|
テーマ:アニメあれこれ(26131)
カテゴリ:アニメ
今回見た映画は「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」。
1984年2/11に公開(配給先は東宝)。同時上映は吉川晃司主演の「すかんぴんウォーク」。 昭和版のディレクター・押井守が前作「オンリー・ユー」に続いて監督に就任した作品。興収は前作より下回ったものの、ビデオソフト売上で「スリラー」「レイダース/失われた聖櫃」「風の谷のナウシカ」に次ぐ売上を記録し、当時の「キネマ旬報」に於いて読者選出ベスト10で7位(邦画)に選ばれるなど評価は高かった <あらすじ> 学園祭を明日に控えた友引高校は上を下への大騒ぎ。あたる(古川登志夫)やラム(平野文)達は連日学校に泊まり込み、学園祭の準備に大忙しだった。そんな中、あたるたちの担任・温泉マーク(池光通洋)と養護教員のサクラ(鷲尾真知子)は、学園祭の前日が延々と繰り返されていることに気付き、全員に帰宅を命じる。しかし、友引町はすでに異常事態に陥っていた。真相究明委員会を結成したあたる達が、面堂(神谷明)のハリアーに乗り込み宇宙から町を見下ろすと…!友引町だけが巨大のカメの上に存在していたのだ。その日から町の様子は一変。あたる達のサバイバル生活が始まった。 ・学園祭の準備に追われるあたるら。学校に出没するモブにゴジラ・ウルトラマン・キングギドラ、X星人が… ・メガネが考えた喫茶店「第3帝国」はミリヲタにはたまらない内容。 ・やっぱ昭和版キャストの方が安心して見られる。千葉繁扮するメガネの長台詞とか神谷明扮する面堂の「暗いよ~狭いよ~」のセリフとか… ・学園祭前の時間を繰り返す原因を作ってた夢邪鬼と遭遇する一行。サクラからは「夢を操り、人々に邪悪の種を植えては悦に入る悪しき鬼」としてアドルフ・ヒトラー、ネロ、ユダ、ゴータマ・シッダールタなどを例に指摘。ここんとこ難しすぎるんだけど。夢邪鬼が今回の騒動を起こしたのはラムの純粋さ(「今の生活をずっと続けていたい」)に惹かれて…とのことだが周囲の人からすれば迷惑? 初見の感想ははっきり言って「意味不明」。前作「オンリー・ユー」があたるとエルの結婚をぶっ潰す目的でラムちゃん達がドタバタを繰り広げる…というわかり易い内容だったのでその落差が激しいからだと思う。高橋さんは平井和正とのインタビューで「(本作は)押井さんの「うる星やつら」です」とコメントしてるが、ドタバタラブコメ要素がなく作家性を強調してるから? 学園祭の準備を何度も繰り返す・・という本作の展開は所謂「ループもの」の元祖として知られ、いろんな業界人やアニメにも影響を与えたほどとはいえ。 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー【Blu-ray】 [ 平野文 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 30, 2024 07:51:28 PM
コメント(0) | コメントを書く
[アニメ] カテゴリの最新記事
|
|