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カテゴリ:政治あるいは自由論
「改革ファシズムを止めるブロガー同盟」に参加表明する。
政治的立場は若干違うものの、俺は「世に倦む日日」さんの呼びかけに参加することを決めた。 ■これでも少しは迷ったが、ふたつの危険を念頭に置いて、参加決断した。 ・ひとつは、これから4年間の「ネオリベ改革」において、政治暴力的犠牲者が確実に生じる危険(自殺者の増加、またある種の国家的戦闘犠牲者も出るかもしれない)。 ・いまひとつは(これが最大の懸念だが)、「平凡なる政治家」小泉(あるいは次期首相)の支持率が低下し始めたとき、思わぬ反動政治が待っている危険である。 ■昭和初期の問題は、昭和恐慌と大衆の政治不信が重なったことであった。 五・一五事件に対しては、当時の一般世論は加害者に同情的だったという。 これを逆に考えれば、政治家不信の世相が事件を後押ししていたとみることもできよう。 この頃を振り返って吉田茂は「変調をきたしていった時代」と評した。 こうした大きな反動が来ないように、多くの語られるべき言説を、しっかりと公的ディスコースにのせることが必要なように思う。 多くの意見が政治に届けられる道をつくらねばなるまい。 ■今、政府は情報操作をしている。 こうした運動(ムーブメント)が実効性を有すると思えるのは、言論活動の保障(つまり意思形成過程への参加)を政府に迫れる可能性があるからである。 現状、政府は、いくらかの点で世論操作(manipulate)している。 ・議席を減らさずに増税を行うために、「大増税」をまずアピールしている(後で、「これくらいならいいか」と思わせるため)。 ・アメリカの要請に応えて軍隊を派遣できるように、「無説明」に「改憲」の風潮を作り出そうとしている。 ・アメリカ利権を引き込むために、「改革」という美名で、国民の生活基盤の掘り崩しを行っている。 ■高支持率のうちはいい 平凡なる政治家が怖いのは、支持率を失い始めるときである。間違ったことを思い切ってやってしまう可能性がある。 ヒトラーがユダヤ人虐殺を始めたのは戦況が悪化しだしてからだった。大本営が嘘の発表をしだしたのは戦況が悪化しだしてからだった。 枠に嵌って本当のことを言えなくなったときが怖い。裸の王様化が怖い。 小泉でも、それを引き継いだ奴でも同じことだ。 言えることは、今からそのことを考えておかなければならないということだ。 しっかりと国民全体から、それぞれの生活基盤に根ざした言論を、公的な場に出すこと。 そのために、いま「大同団結」が求められている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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小泉が高支持率を続けているうちは,まだよい.支持率が落ちたときが本当の危機だというご指摘はまさに正鵠を射ていると思います.しかも,その日は必ず来ます.なぜなら失政の結果はいつか(それも速やかに)必ず現れるからです.
(2005.10.07 16:55:15)
馬場英治さん
>小泉が高支持率を続けているうちは,まだよい.支持率が落ちたときが本当の危機だというご指摘はまさに正鵠を射ていると思います.しかも,その日は必ず来ます.なぜなら失政の結果はいつか(それも速やかに)必ず現れるからです. ----- そうですね。歴史的に見れば必然じゃないかと思えるくらい、ポピュリズムの台頭と、何らかの経済的生活基盤の掘り崩しが同時に起こりますよね。 私見では、それでも大きな被害まで至らなかった国は、言論の自由が保障された国だったように思います。 (2005.10.07 18:47:07)
亭主さん
>私見では、それでも大きな被害まで至らなかった国は、言論の自由が保障された国だったように思います。 ----- 当たっていると思います.共謀罪がどれほど気狂いじみた企てか書いてますので,ぜひお読みください.http://exodus.exblog.jp/1379089/ (2005.10.11 20:31:51)
Wow, cool man, big thanks! <a href=http://hhnrhqjtvyngc.com >http://hhnrhqjtvyngc.com</a>
(2008.05.03 22:04:23)
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