スパ郎の旅日記

今日は、9月の椿丸に引き続き、まるかつさんの仕立てで、
清水港から幻のシロアマダイを探しに行ってきた。

生憎の雨スタートとなってしまったが、カッパを着込んで
6時に出船。お世話になったのは、『大宝丸』さん。



今日の釣り座は、事前のくじ引きで右舷ミヨシ。
今回も前回お隣だった、釣り名人かんこさんのお隣さんだ。

さて、後から思えば、長い長い一日の最初の一投目。

オモリをソフトに着底させ、船長の指示通り底から30cm
切って誘ってみると、お魚ちゃんからのシグナルが！

あまり強く引かないが、プルプル震える竿をお魚ちゃんを
怒らせないように巻き上げるのは『楽しぃ～』の一言。

そして上がってきたのは、かわいい塩焼きサイズのイトヨリちゃん。



幸先良くスタートしたが、クラカケトラギスなどのエサ取りが
うるさい。

誘えば喰うが、喰ってくるのは幼児虐待サイズのアマダイちゃん。。。

そんなこんなで、釣りをしているとようやく雨が上がり、
ちょっと青空が覗いたりというくらいにお天気が回復。

しかし、釣果は回復しないので、船長はあっちこっちポイントを
捜索してくれている。



しかし、小アマダイとミニサイズのレンコダイの一荷とか、
初めて見るお魚ちゃんとかが釣れてくるところをみると、
あんまり潮が流れていないようだ。



この見慣れないお魚ちゃん、まるかつ親分にチェックしてもらうと、
『チョウセンバカマ』というお魚で、おうちに帰って調べたら、
1科1属1種の珍魚のようだ。

流石まるかつ親分、『脂があるから焼くと旨いよ』と、魚名だけでなく、
食味までもご存じ。おみそれいたしやした。

さて、潮が動かないなか、トモのほうではそこそこイイサイズの
アマダイやら、カサゴなどが上がっているようだが、ミヨシ側は
芳しくない感じだ。



今日の富士山は雲に隠れてしまってこちらも芳しくないが
お天気がよければ素晴らしい景色なんだろうなぁ。

終盤戦、朝のポイントに戻って最後の粘りで頑張ると、
小魚の活性が上がっているようで、これなら大きな魚も
喰い気がでてきたか！？と集中する。

すると、誘い一発小魚の魚信、だが、もう一つ餌が残っていると
タイラバをイメージしてデッドスローで誘うと、更にデカイアタリ！

よっしゃビンゴ！イメージ通りに餌を動かして喰わせた感が強いので、
こういうアタリは嬉しい。

そして上がってきたのは、本命シロアマではないが、今日の貧果
の中では一番大きいイトヨリちゃん。

その後も船長はなんとか釣らせようと、移動を繰り返してくれたが、
薄暗くなってきて終了のゴング。

こうして、朝6時に出船して夕方5時まで11時間のロングラン、
『シロアマダイを求めて』は幕を閉じた。



うーん、まだまだ課題は多いが、帰りの車の中でまるかつ親分に
シーンごとの釣り方など、今後の為になる貴重なお話しを沢山
聞かせていただき、お魚以上に収穫のある釣行だった。

まるかつさん、ほかご同乗に皆様、本当にありがとうございました。