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カテゴリ:釣り
釣ったお魚さんをいかに美味しく戴くか。
これはワタシが常に考えている永遠のテーマなので、いつも ネットなどから料理法やら下処理の方法やらを調べている。 そこで見つけたのが『津本式の究極の血抜き』だ。 今までは自己流で、釣ったお魚さんは船上で血抜きして持ち帰り、 家で三枚に下ろしたときに、百均で仕入れた注射器で動脈の血や 神経を抜き、歯ブラシであばら骨の内側を掃除して熟成させていた。 所謂『なんちゃって津本式』だ。 うちのキッチンは水栓の形状からホースを取り付けることができないので 津本式は諦めていたのだが、同じような環境の方が『簡易式ポンプ』を 作ったというので、早速パーツを仕入れて作ってみた。 まず、本体は『蓄圧式噴霧器』だ。 これで圧縮した水圧を確保できる。 そして、ホースの先端をカットして取り付けるのが『ニードルロケット ダスター』というパーツだ。 取り付けに必要なパーツは『片口ジョイント』と『ホースバンド』。 これで津本式血抜きで必須のノズルのを組み立てる。 そして完成品がこちら。 早速使いたくて、土曜日に保田沖でプカプカしていたら、幸運にも 食べごろサイズの真鯛様が捕獲できたので、船上で脳天絞めして 血抜き。 そして、念のため用意した神経締めで骨髄をグリグリしてお持ち帰り。 家に帰ったら共用の水道についているホースでエラ側から水圧をかけて 血抜きして、キッチンで仕上げ。 この後、あばらの内側の血合いや汚れを竹串を束ねた『竹串ブラシ』で お掃除したら、魚を立てて少し脱水。 そして、初めてなので究極の血抜きが完璧に行えていないと思われたので 4日後の水曜日の夜、解体してみた。 お目目は綺麗に透き通っていて、状態はいいようだが、下ろしてみると、、、。 ありゃま、毛細血管の血液が抜け切れていない。 でも、腐敗臭がするほど酷い状態ではなかったので、三枚おろしに してみると、個体としては脂が乗っていていい感じ。 そして、早速お造りにしてつまんでみた。 うーん、もっちりしていて甘みは感じられるが、これで完璧という わけではないので、もう少し経験を積む必要があるな。 ともあれ、なんちゃって津本式からすこしだけステップアップしたかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月18日 19時40分38秒
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