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カテゴリ:虫たちの宴
花も咲かなくなってしまった今更ですが、去年の間に撮り貯めたハナグモの写真です。
ハナグモというからには、花を見ていればどこかで会えるだろうと思いましたが、いかんせん、なかなか会えないものですね。 どの花にどれくらいの頻度で見られるのかの統計を取ろうとしましたが、結局、今回紹介できる分しかハナグモとの出会いはありませんでした。 さらに、意外に警戒心が強く、人というか、大きな存在が近づくと逃げるような行動を取るようで、写真が撮りづらく、中には逃げられてしまった個体もありました。 写真に残せた中で、左の写真の個体が最も「らしく」写せたものです。 見事に威嚇の態勢を取ってくれました。 ちなみに、この個体のように全体に茶色の濃いものが♂で、透き通った緑色の個体が♀のようです。 【上左・中:ワレモコウ、上右:ツルボ、下左:ノハラアザミ、下右:ユウガギク】 【下左のみ♂、それ以外は♀】 ハナグモの名前どおり、花の中にいる彼らをいろいろと記念撮影したものです。 背中に表れる模様も個体差があり、 中には○ッキーマウス(気のせい)のような模様のものもあったりして、 見ていても飽きないですね。 ただ、一般的な蜘蛛の印象といえば、 「キモい」 「きしょい」 「うざい」 …と、まぁ、いい印象は殆どないのでしょう。 私も蜘蛛は全般的に好きではありませんが、 ハエトリグモとハナグモの仲間は好きですね。 ぴょんぴょん飛び回るハエトリグモと、花の一部と化したハナグモは、 なんか、憎めないです。 そして、それらの蜘蛛は巣を張らないということも、 嫌いにならない要因でもあります。 【左:タカトウダイ、右:ユウガギク】 ただ、この写真のように、「蜘蛛の巣」とまではいかないまでも、時折、花に細い糸を絡み付けている状況が見られます。 獲物を捕らえたときに、勢い余って花にまで糸を絡ませたというような雰囲気ではなく、敢えて初めから花に糸を絡み付けているような感じです。 ハナグモに四六時中張り付いて観察すれば、その意味も判明するのでしょうが、そこまでは出来ないので、それが意図するものは分かりません。 見た目は違えど、やはり「蜘蛛の巣」なのでしょうか。 [楽天市場より] ところで、ハナグモの仲間はその姿がカニに似ているということで 『カニグモ科』という名称で分類されていますが、 その近縁種の名称は『エビグモ科』という冗談のようなほんとの話で、 さらにそのエビクモ科は『シャコグモ属』『ヤドカリグモ属』という名称で分類されています。 【参考:Wikipedia カニグモ科】 これらを分類した学者さんの趣味のようですが、 なかなかイカした感覚の持ち主ではないでしょうか。 こういうことをきっかけにして好きになる人もおられるのでしょうかね。 …っと、ここで時間が無くなってしまいましたので、 残りのハナグモの写真は明日掲載します。 大したものではありませんので、期待はしないでください。 ブログランキングに参加しています。応援のクリックはこちらからお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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