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テーマ:日々自然観察(9879)
カテゴリ:植物礼賛
今までは、ただ漠然と眺めていることが多かったのですか、
今年はカメラを携えての探索となっていますので、 これまで気づかなかったような植物によく出会います。 (…というより、ただ気づかずに通り過ぎていただけです。) こちらも、そんな植物のひとつで、全く気づいていませんでした。 きつい角度のついた斜面に咲いていたツリバナ(ニシキギ科)の花を、真下から頑張って撮影してみました。 夕方近くで光が弱く、おまけに林内で陽も遮られ、挙句に逆光という三重苦の中、足場の悪い斜面にも苦労しながら、何とか見られる写真になりました。 崩れやすい斜面を歩きながらこの花を見つけた訳ですが、見たことがあるようで思い出せないもどかしさの中で、結局判別できたのはそれから数日後のことでした。 「どこかで見た」の「どこか」は、野鳥大好きさんのクイズの中でした。 せっかく見せていただいたのに、結局はその場で生かせませんでした。 ただ、頭の片隅には断片が残されていて、 少しは自分の知識の糧になっている、ということのようです。 そのような訳で、感謝していますよ、我が頭領殿。 ところで、ツリバナを漢字で表せば『吊花』となります。 右の写真でもお分かりのように、その名のとおり、葉腋から出た花序は垂れ下がるため、横に張り出した枝を上から眺めただけではその花を見ることは難しいですね。 私はその順序が逆になっていましたので、下向きの花に気づくことが出来ました。 ころころとした丸みのある花は、とても小さな可愛い花でした。 ただ、色味が地味で、葉に隠れているし、花も疎らなので、軽んじられそうな木ですね。 初めの写真は不鮮明でしたから、少し大きめの花の画像も用意してみましたので、どのような花か、じっくり眺めてみてください。 えっ、虫がジャマですか? これも自然の姿です。目くじら立てないでくださいね。 シワ、増えますよ。 見栄えのしないツリバナの花ですが、 マユミやニシキギなどの近縁の木と同様に、 秋に実る果実には特徴があるようですね。 実物を見たことがありませんので、 今年はこの場所に見に行きたいと思います。 ブログランキングに参加しています。応援のクリックはこちらからお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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