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テーマ:日々自然観察(9878)
カテゴリ:植物礼賛
太陽光が燦々と照りつける中、黄色の花が誇らしげに咲いていました。
少し前に、タンポポに似たキク科の花を幾つか並べてみましたが、こちらのジシバリの花も、慣れない方にはタンポポの花に見えてしまうのかもしれませんね。 今年初回の草刈りが完了した道端では、地を這うように繁殖するジシバリが刈り取られずに残されました。 その周囲には丈のある植物が繁茂していたのですが、それらが草刈りで消えて、日差しを独占できる状態になったため、ジシバリの花が一斉に咲き出したように見えます。 タンポポと比べれば貧弱な花ですが、一面を覆うように咲いたそのさまは、結構イカしていると私は思います。 花の大きさが客観的に理解出来るように、何度か登場しているモモブトカミキリモドキという昆虫と一緒に撮ってみました。 ちなみに、タンポポと同種を写した写真はこちらにありますので、ちょこっと覗いていただければ、ジシバリとタンポポの花の大きさの違いがお分かりになると思います。 全体的なジシバリの姿を表す写真をフォト蔵に保管しておきますので、 大きな画像で確認される場合には、下記の画像をクリックしていただければオッケーです。 ジシバリ全景 posted by (C)sasama_tea ジシバリが咲く周囲には、セイヨウタンポポ、ハルジオン、セイタカアワダチソウなどの 帰化植物が大量に繁殖していて、在来のジシバリを脅かしているようにも見えます。 実際のところがどうなのか、現状では掴み切れていません。 上記の帰化植物は派手で、しかもよく目立ちますから、 その傍若無人ぶりで、日本を乗っ取ってしまいそうなものです。 ただ、そんな状況とは裏腹に、地を這う貧弱そうなジシバリは、 不利な状況にも負けずに、絶えることなく花を見せてくれますよ。 通り過ぎるだけの道端に、無くなってしまって悲しくなるような花は、 あなたの心の中にはありますか? お願いですから、帰化植物にそのような思いを抱かないでくださいね。 悲し過ぎますよ。 せめて、『ヨモギ』とか仰っていただきたいです。 ブログランキングに参加しています。応援のクリックはこちらからお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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