テーマ:パイプたばこを吸おう(1810)
カテゴリ:パイプ喫煙
イボタ蝋によるパイプの艶出し作業の結果です。 上の写真で、ボウルの向って左側は作業前、右側が艶出し後です。違いが分かりますでしょうか。 作業の方法は非常に簡単です。 イボタ蝋の塊を直接パイプに擦り付けます。この時、イボタ蝋は柔らかいので、軽く当てるようにします。そうしないと、砕けた塊がボウルにこびり付き、後で拭く時に少し面倒になります。パステルカラーを薄く乗せていくような感じです。力の入れ具合は、カルナバよりも遥かに軽い方が良く、また、その分カルナバよりも楽な作業になります。で、その後、乾いた綺麗なタオルで拭きます。 イボタ蝋の白い粉がボウルに付いているような場合、軽く拭いただけでは、蝋の塊がそのままボウル表面に残り、蝋による凸凹ができたりしますが、ゴシゴシ拭けば取れます。 この、擦って拭いてを小まめに繰り返すことによって、やがて鏡面に近い艶を得ることができました。作業時間は、パイプ1本で2時間位でしょうか。まぁ、飽きるほどやれば、良い艶になる感じです。 下の写真は、ボウル全面にイボタ蝋で艶出し作業を行った結果です。どうです? なかなか良い艶だと思いませんか? ついでに、ラスティックの表面にも試してみたのですが、イボタ蝋がボロボロと粉になっていくだけで、艶出し効果はカルナバよりも悪かったです。けれども、彫りの浅いサンドブラスト程度であれば、カルナバと同様、結構使えるかもしれません。 艶の耐久性については、やはりカルナバよりも少し劣る感じです。一番上の写真の艶だと、凡そ喫煙2~3回位で元に戻るような感じです。カルナバだと、もう少し持つイメージがあります。 喫煙中に蝋が融けて、手がベタつくということはありませんでしたので、カルナバよりサラッとしている感じです。 と、いうことで、カルナバを選ぶかイボタを選ぶかは微妙な線ではあります。艶の質はどちらも甲乙付けがたい良さがありますので、作業性を取るか耐久性を取るかという部分での選択になろうかと思います。 [艶やかな煙草ブログはこちら Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.07 12:27:12
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