テーマ:煙管で煙草!(84)
カテゴリ:パイプ喫煙
屋外の共同使用の喫煙所でキセルを一服しておりますと、人に話しかけられる事が良くあります。特に、ご老人が話しかけて下さる事が多いです。
今日も、見知らぬご老人に話しかけられました。曰く、 「あんたがキセルで吸ってるのは、刻みってやつかい? あんたがキセルを使ってるのを見て、自分もキセルに切り替える事を思いついたんだが、何処で売ってるのかい? それは一つで、どれくらい持つのかい?」 キセルが廃れてから、既に何十年も経っています。良く聞く話は、今のご老人の世代が若い頃に吸っていたというのではなく、今のご老人のそのまたお爺さん・お婆さんが吸っていたのを覚えているという話です。私の世代から言えば、曽祖父の世代です。曽祖父が現役バリバリだった時代と言うと、ザックリ言って100年前です。キセルが当たり前だった時代は、もうそんなに昔なのです。 それでもまだ、遠い記憶の中にキセルのある風景を覚えていらっしゃる方が、まだまだ沢山いらっしゃる訳です。書籍やデータでの「記録」ではなく、人々の「記憶」に残っている内なら、キセルが再び脚光を浴びる事ができるかも知れません。 キセル喫煙も、伝統的な日本文化の一部です。できるだけそのままの形で、これからも長く伝えていきたいものです。 [現役バリバリの煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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