機械式時計と煙草でブログ！

　先日購入したラットレー「イヤーパイプ2017」の慣らしが終わったので、いよいよ本格的に使ってみます。今回の喫煙で使用する煙草は、いつもの通りラールセン「ファイン＆エレガント」です。
　着火して最初に感じたのは、煙が割りとドライで雑味がないという事でした。煙を冷やし、余分な湿気を吸い取るパイプとしての性能が良い事を示しています。味の方向性としては、着香分の味と香りは少し控え目で、円やかなコクが前に出ているように感じます。この味のバランスは、なかなか良いと思います。

　マウスピースの噛み心地は良いです。さほど薄さを感じるという訳でもありませんが、裏表共にフラットですし、幅も十分ですので、咥えた時に安定感があります。

　手に伝わる熱の量は普通だと思います。直ぐに熱くなる訳でもなく、火種の状態が分からないほど熱が伝わり難い訳でもなく、丁度良いレベルだと思います。

　一方、煙道口が底に近い良い位置にあるのですが、最後の燃え残りは少々出ます。ただ私自身、最後までしつこく燃やし尽くす事を最近は意識しなくなったので、燃え残りはそれで発生しているのだと思います。燃え残りの葉がジュースで特にベトベトに湿気ているという事はありません。

　煙の冷却性能は喫煙中に明確に落ちてくるような事もなく、最後までドライな煙を楽しむ事が出来ました。
　という事で、喫煙終了。

　トータルで見て、量産メーカーの限定モデルという位置付けになっている今回のパイプでしたが、パイプとしての基本性能はなかなか良いようです。限定モデルなので、特に注意深く作られている可能性はありますが、パイプ本体のブランドとしてのラットレーはなかなかの実力があるようです。
　良いパイプでした。


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