テーマ:パイプたばこを吸おう(1810)
カテゴリ:パイプ喫煙
先日個人輸入したウィンズロウのグレードDのパイプの慣らしが終わりましたので、いよいよ本格的に使用テストをしたいと思います。今回のテストで吸う煙草は、いつものラールセン「ファイン&エレガント」です。
煙草をパイプに詰める段階で感じたのですが、このパイプのボウル容量は、やっぱり少し小さいです。内径20mmで深さが30mm程しかありません。これだと、特に着香系を吸うには物足りないのではないかと予想します。 で、実際に着火して吸い始めますと、・・・う~む、ベースの煙草のコクや旨味が先行して、着香分の喫味が一歩下がったような味わいに感じます。吸ってる煙草がポットに入れて長期間ストックしている物なので、やや着香が抜け気味になっているとは言え、明らかにベースの味と着香の味とのバランスが違っています。これならこれで美味しく吸えるのですが、やはり着香をメインで楽しむには、煙が葉の間を通過する距離を長くして、煙に含まれる着香成分の量を増やす ≒ ボウル容量を大きくする方が良さそうです。 煙の冷え方については、これで十分だと思います。シャンクはそこそこの長さがありますし、何と言っても9mmフィルター入りですから、それで煙の冷却性能は確保出来ているようです。マウスピースは、いつものウィンズロウ・パイプと同様、そこそこの薄さで、フラットな作りなので、自分としては咥えやすいと思います。また、ボウルサイズの割りに本体の厚みがあるので、手に伝わる熱は少なめだと思います。 喫煙中盤になると、早くも着香分の喫味がかなり薄れてきます。やはりボウル容量が少ない感じです。この容量を考えると、一般的なラフカットの着香煙草よりは、非着香のフレイク物とかの方が楽しめそうです。 喫煙終盤になると、着香分はほぼ完全に消え、ベースの煙草の味だけになります。と思っていたら、直ぐに喫煙終了。やはり容量が少ないだけあって、喫煙時間も短くなりました。 全体的に見て、容量の事を除けば、いつものウィンズロウ・パイプらしく、味の良い優れたパイプだったと思います。で、容量の事を考えると、非着香フレイクの煙草に適している気がします。 という事で、このパイプはフレイク専用のラインアップに入れたいと思います。 [優れた煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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