|
テーマ:読書日記(1675)
カテゴリ:読書感想
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) [ 東野 圭吾 ] 東野圭吾の加賀恭一郎シリーズは ほとんど読んでいるがストーリーに出てくるのは 父親との確執です。 今回は、加賀恭一郎の母親が描かれている。 彼の母親は、家を出てどのように暮らしたのか? そして母親の最後はどうだったのか? 加賀恭一郎が知りたかった母親の存在がこの本を 読めば明らかになる。 そして、加賀恭一郎の母親と知り合った男性にも 家族があった。 彼の家族にも隠したい秘密があった。 それは、ある女性の遺体発見によって 事件となり捜査が始まる。 その難問事件を加賀恭一郎が少しずつ 明らかにしていく。 母親の死とこの事件とがどのように結びついていくのか? ラストは、読者として思わず驚嘆の声をあげたくなる。 日本橋と原発・・・東野圭吾らしいストーリー展開に 久しぶりに読みごたえがあった。 吉川英治文学賞を受賞した作品だけあって かなりおもしろい。 ただし、加賀恭一郎作品をはじめて読む人には 父親との確執や父親が亡くなった時の恭一郎の行動 登場人物などこの物語から理解できない部分もあるかもしれない。 加賀恭一郎シリーズを読んだ人には是非 読んでほしい1冊です。 東野圭吾の得意なゲレンデサスペンス こちらもなかなかおもしろい! 雪煙チェイス にほんブログ村 にほんブログ村 日帰り温泉に出かけるのが大好きな私は このタオルを買ってみた。 温泉気分UP! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.23 15:39:22
コメント(0) | コメントを書く
[読書感想] カテゴリの最新記事
|