テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:カミサン推薦ネタ
私が子供の頃、カマキリはクワガタやカブトムシに次ぐあこがれの昆虫で、よく近所の草むら(というものが世田谷にもありました)に「虫捕り」に通ったものです。実際獲れるのはバッタばかりでしたが、それでもクワガタやカブトムシに比べれば、捕まえられる確率のはるかに高い、比較的身近な昆虫でした。 そのカマキリに関して、↓このような生態があることを知ったのは、齢50を過ぎてからです。ネットは偉大ですね。 カマキリを入水自殺させる「寄生虫」の驚きの生態 ハリガネムシという寄生虫が、カマキリに寄生して、ある種の脳内物質を出すことで、本体をコントロールして、水辺に向かわせ、溺れさせるという、ある種ホラーのような話です。 言われてみれば、私が子供の頃にも、腹からハリガネのような生き物が出てきたことがあったような、かすかな記憶が残っています。 はたしてどのくらいのカマキリが、ハリガネムシに寄生されているのかと調べてみると、、 カマキリに寄生虫ハリガネムシがいる確率 ハリガネムシのカマキリへの寄生率とその後の生活 諸説あるようですが、概ね7〜8割程度、地域や種によっては9割以上という高確率のようです。 寄生されたカマキリは生殖力を無くすそうなので、こんなに寄生率が高いと絶滅してしまうのでは、と心配になりますが、食物連鎖において上位に位置するカマキリの場合、それくらい間引かれた方がが適正数なのかもしれません。一回の産卵でたくさん生まれますからね。 地域によっては、ハリガネムシによって水に落ちるカマキリやカマドウマがそのエリアの魚たちの重要な食物になっているというデータもあるそうです。このような摩訶不思議な寄生生物が、生態系の一部としての役割を担っているのも面白いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年10月20日 20時01分04秒
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