|
テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:タコ サラリーマン期
「おい、タコ君!行くぞ。」
豪州アジア課の杉田副課長が業後間もなくこう行った。「行くぞ」というのは、今晩は赤坂か、六本木に飲みに行くぞ、という意味だった。チョンガーの私は二つ返事でスタンバイ。 建設機械メーカーの海外営業部にいた1980年代初めの頃の話だ。 「タコ君、うちの部の半期の交際費7,000万円、まだまだ余ってんだよ。使い切らないと来期は減額だからな。仕事と思って使い切ること!」 杉田福課長、真面目なコメントをしているようで、顔がニヤけている。 赤坂で行くところは大体決まっている。「ニュー・ラテンクォーター」だった。グランドキャバレーが姿を消す最後の頃の話で、私は会社のおかげで十分と恩恵にあずからせていただいた。 「吸わない?」 ラテンで横についた美由紀さんがパーラメントをすすめてくれた。 「タコ君、、だめだよそんなの吸っちゃ、はっか系はあっちが役立たずになるぞ。だいいち、今までタバコ吸わなかったんだから、30前にして今更覚える ことないんだよ。」 先輩の前川さんがそう諭してくれた。おかげで、タバコは吸わずの人生が続いている。 「じゃ、踊りましょう!」 タバコを吸うのをやめて、美由紀さんとチークダンスを踊り始めた。 「前川さんのパーラメントの話ね、あれ嘘だからね、大丈夫なのよ、、、、、」 といいながら美由紀さんがぐっと手を握り締めてきた。 「それにしてもタコ社長は元気なのかな、たまにはラテンクウォーターで過ごした日々を思い出して下され。」 昔のように日記を更新していないので、シドニーのお友達がが励ましの一曲とお言葉を送られてきた。気分は赤坂、、、、、 http://www.youtube.com/watch?v=5sISS5zEtWU&feature=youtu.be 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タコ サラリーマン期] カテゴリの最新記事
|